卒業式シーズンになると、母親の服装は着物かスーツか・・・何を着ていくか悩むところですよね。
大体は幼稚園、小学校、中学校に参加なので、30代~40代が多いと思います。
また「めんどう」「恥ずかしい」「目立って浮く」という気持ちから、フォーマル服やスーツを着ている人がほとんどですよね。
ここでは母親が着物を着た時に子供から見てどう思うか、またおかしいと思われないようなポイントや注意点など詳しくご紹介していきますね。
40代母親が卒業式の服装で着物は恥ずかしい?浮く?
実際に子供から見てどう思われているのか、声を集めてみました。
- すごく恥ずかしいからやめてほしい。やめてほしいと言っているのに拒否される。
- フォーマル服やスーツ派の人が多いので目立つから辞めてほしい。
- 今の時代、子供も卒業式で袴を着る子もいるので、母親が着物を着たところで目立つことはないから良いと思う。
- 着物は日本の正装であるから素敵だと思う。
- 友達に「お母さん着物着ててカッコ良かったね。」と言われて嬉しかった。
着てほしくない子もいれば、着てほしい子もいました。
たしかに卒業式で袴を着る子供も増えてきていますが、小学校によっては制服があるところは制服で卒業式に出ることになるので、意見が分かれるところになりますね。
恥ずかしいからやめてほしいと思っているお子さんは、髪の毛も奇抜で「私すごいでしょ?」みたいなアピールをしている着物を着ている場合のようです。
着物の人はどれぐらいいる?
私が参加したときの雰囲気では全体の1割~2割ぐらいでしょうか。
やはり、着物を着るにしても着付けやヘアセットが大変になってきますよね。
それに一番の主役は子供ですから、子供より目立ってはいけないと考えます。
成人式のような柄が大きく入った着物を着ていくのはどうかと思いますが、シンプルな色合いの訪問着を着ることで上品さがでますよね。
卒業式に着ていくときのポイントや注意点
せっかく着物を着ていくなら、おかしいと思われないようにしっかり着こなすようにしたいですね。
色は無地の落ち着いた色
卒業式は別れの場所でもあり、祝福する場所でもあります。
先生方に感謝の意を表すのにも、無地の落ち着いたグレーや濃紺、水色などの色だと目立った印象にならなくておススメですよ。
着物と帯のバランス
着物と帯の似たような色合いではなくて違ったものを合わせるにします。
そうすることで、バランスが良くなりますね。
帯の結びは二重太鼓結び
一般的な結び方は、袋帯の二重太鼓結びになりますね。
二重太鼓結びは帯が重なるため、「喜びも重なる」という意味が込められてます。
革製のカバン
いろいろな種類の鞄がありますが、卒業式ではカッチリとした革製のバッグがおススメですよ。
大きさは30㎝くらいで、横長のバックだと綺麗に見えますね。
ヘアスタイル
1つにまとめた髪型が一番良いでしょう。
華美な髪飾りにも気をつけたいですね。
なかなか着物を着る機会が少ないと、自分用の着物を持っている人は少ないですよね。
呉服店やレンタルブティックなので、レンタルする人が多いのではないでしょうか。
着終われば、そのまま返すだけなので簡単ですよ。
明るい、派手な色や柄は避ける
上記でも言いましたが、あくまで卒業式の主役は子供ですので、明るい派手な色や柄は避けるようにします。
子供と一緒に選ぶのも良いかもしれませんね。
卒業式だけに限らず、着物を着る時は最低限のマナーを頭に入れることで素敵に着こなせれると思いますよ。
40代の母親が卒業式の服装で着物は恥ずかしいのかまとめ
卒業式で着物を着る人は、全体のごく一部の方になってきます。
フォーマル服やスーツがお手軽に着れますが、子供の晴れ姿を見守る大事な卒業式であるからこそ、着物を着て綺麗にしたい親はたくさんいますよ。
ただ着る時には着物のマナーを理解しておくことがとても大事になってきます。
卒業式の主役はあくまで子供ですよね。
子供よりも目立っては、周りからの目も気になりますし子供も嫌な気持ちになってしまうかもしれません。
とはいえ、着物を着る機会なんて滅多にないので、たまには着たいですよね。笑
上品は色合いの着物・帯を身に付ければ、良い意味で目立ちすぎることはなく、でも着物を着ている人は少ないからオシャレに見えますよね。
着物を着ることは、日本文化でもあり素晴らしい風習です。
着物についていろんな知識を学べば、卒業式で着物を着る方が増えるかもしれませんね。