年間休日105日の求人はきついししんどい?月何日休み?後悔した声

「就職したけど年間休日が105日だった」「求人票の年間休日105日ってどうなの?」と就職後のギャップや転職中で気になってる方も多いですね。

ホワイト企業の120日や125日休みを見ると、105日ってきついししんどいのかな?と考えちゃいます。

最近では年間休日が105日以下という会社の求人票はそこまで見かけなくなりましたが、それでもまだ休日が少ない企業も多いです。

今回は、年間休日が105日は月何日休みなのか、後悔口コミなどを紹介していきたいと思います。

 

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年間休日105日の求人の内訳は?月何日休みか

年間休日105日が月何日休みかは、長期連休によって変わってきます。

1週間の労働時間が40時間となっているので、1日8時間働くと5日出勤で週休2日の計算になります。

そうなると、ゴールデンウイークや年末年始などの長期休暇はないということになりますね。

 

105日休みなのに長期の休みや祝日が休日になる企業は、長期連休に休みを移動させた分、土曜出勤になる可能性が高くなると考えられます。

業種にもよりますが、よくみられるのは、

 

  • 基本土日休み
  • 年末年始、ゴールデンウィーク、お盆休みは長め
  • 月1回土曜出勤
  • 長期休みの中にある祝日以外の祝日は出勤

 

125日の休日から、土曜出勤や祝日出勤を引いていくと105日前後になりますね。

これはほんの一部の例で、業種によっても変わってきます。

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時間に換算して計算

労働基準法では、

 

  • 1週間に1日は休みを与える
  • 1週間の労働時間は40時間以内

 

1日に8時間働く労働者に対して、年間休日を最低限105日付与しなければならないと定められています。

計算してみると、1週間の労働時間が40時間となっているので、1年を週に変えると約52週です。

 

年間で40時間×52週=2080時間 となります。

 

年間の労働時間から、年間の労働日数を出します。

1日8時間労働で、

 

2080時間÷8時間=260日

 

260日が1年の労働日数となります。

1年が365日なので、

 

365日ー260日=105日
(うるう年は366日)

 

労働日数を引くと、年間休日105日となるわけです。

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年間休日105日はきついししんどい?後悔した口コミ

年間休日105日だと十分な休日がなくプライベートを有意義に過ごすことができないんじゃないか、としんどい思いをするかもしれません。

年間休日が105日の会社で勤務する人の口コミを調べてみました。

 

後悔した口コミ

  • 最低ラインの休日はかなりきついしホワイトとはいえない
  • 週休3日制の企業も増えているのに、昔のスタイルのままだと長く続かない
  • 年間休日が少ないので、休日が多い会社の人たちに比べると、たくさん働いているような気になる
  • 同じ年収で年間休日が多い企業と比べると、時給が少なくなる

 

年間休日が多い企業に比べて休みが少ないと感じる人が多いようですね。

固定給の企業で働く場合は、休日は少ないのに給料は同じだとバカらしく感じる人もいるのではないでしょうか。

 

問題ないという口コミ

  • 休日が少ないぶん、労働時間が短い
  • 年間休日が多くても、休日出勤が多い会社よりもしっかりと105日休めるので文句はない
  • たいていの会社は暦通りにしか休めないので、気にはならない
  • 有給休暇があれば特に問題はない
  • 休日出勤等で実質105日より少ない企業もあるので、ホワイトともブラックともいえない

 

休日が少なくても、残業や休日出勤がないのであれば大丈夫という声が多かったです。

休日が多くても、毎日残業したり、休日に出勤して仕事をしなければならないのであれば休みの意味がないかもしれませんね。

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105日以下は違法?求人票より下回ることは?

労働基準法の35条では、「使用者は、労働者に対して、毎週少なくとも1回、または4週間に4回の法定休日を与えなければならない」と定めれています。

企業がこれに応じて毎週1日の休日を設けたとすれば、年間休日の日数は約52日になりますよね。

そうなると、年間休日の105日にはもっとたくさんの休日を設けなければならないということになります。

なので、多くの企業は法定外休日を設けて年間休日を105日にしているのです。

 

1日の労働時間が短い

また、労働基準法の36条では、「1日8時間、週40時間」という労働時間の定めがあります。

例えば、労働時間が1日6時間だとすれば、1週間に6日労働しても週に36時間労働となり、週に1回の休日があり、労働時間をオーバーしなければ労働基準法の範囲内なので違法になりません。

 

36協定の時間外

また、会社側と社員で時間外、休日労働に関する協定届である「36協定」を締結していると、時間労働の上限が月45時間、年間360時間となります。

企業側が法定労働時間を超えて時間外労働させることができますので、この範囲内では年間休日の日数が少なくなっても違法にはなりません。

建設業や運送会社などは36協定を締結している企業が多く、年間休日が105日となっていても実際105日よりも下回る企業も多いのではないでしょうか。

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年間120日の内訳

最近では年間休日120日という企業も多くなってきましたね。

例年、1年間で土日祝日を数えてみると120日前後あります。

カレンダー通りでみますと、完全週休2日制+祝日が休みでちょうど年間休日120日前後になります。

 

しかし、ゴールデンウイークや年末年始などの長期休暇が休日になる企業が多いですね。

そこで、一部の祝日や土曜日が出勤になる場合もあるということがあります。

自動車関係でしたら、

  • 土日休み
  • 祝日は基本的に出勤
  • 年末年始、ゴールデンウィーク、お盆休みは長期連休

というパターンが多いですね。

 

2021年の平均休日が110.5日と言われていますので、年間休日が120日は多い方だと思いますよ。

 

年間休日105日はきついししんどいのかまとめ

年間休日が105日だと、休日が少ないと思う人も多いかと思います。

長期休暇がある企業がほとんどなので、それを考えると完全週休2日とはなりませんね。

興味のあるやりたい仕事であれば、年間休日にこだわらなくてもいいのですが・・・。笑

 

個人的には、朝出勤するときは「世間はお休みムードなのに出勤」という雰囲気が少しイヤでした。

しかし、「通勤中空いている」「オフィスや工場はいつもより人が少ない」と特別感があって少しワクワクしていましたね。

 

また、働いた分だけ給料に反映されるのであれば、休日が少ない分いただく給与が多くなりますので、年間休日105日の企業で働くのもいいですよ。

自分の生活に見合った企業を探して、楽しく仕事ができる環境の職場を見つけてくださいね。

 

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