ミントの栽培でゴキブリが寄ってこなくなる?室内の置き場所や初心者の育て方

料理に使ったり、香りにリラックス効果があるミントですが、インテリアとして室内で栽培しているという人も多いですよね。

夏にミントの香りがふわっとすると、気分も癒され私にとってはとても好きな香りです。

他にもハーブに虫よけ効果があるのは知っている人も多いと思いますが、ミントの香りはゴキブリにとって最も苦手な香りといわれています。

今回は、ミントの特徴や、効果のあるミントの種類、プランターでの育て方、ミント爆弾のやばいところについて紹介していきたいと思います。

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ミントを栽培するとゴキブリは寄ってこなくなる?

ゴキブリはバジルやハーブの香りを嫌うといわれています。

清涼感のあるミントは特に苦手なので、自宅で栽培すると忌避効果があります。

最近はゴキブリを寄せ付けない忌避剤にミントの香りがするものがたくさん売られていますよね。

ただ、駆除する効果はありません。

あくまで、寄せ付けないための予防策として効果があるので、そこを理解して栽培しましょう。

また、ネズミに関しても効果があります。

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ミントの基本的な特徴や効果

ミントは初心者でも育てやすいハーブです。

ゴキブリを寄せ付けない効果だけでなく、基本的には美容や健康にも効果が期待できます。

ミントに含まれるメントールは整腸作用があり、腸内環境を改善してくれる効果があります。

また、ミントはビタミンCを多く含み、美白効果やむくみ防止などの美容効果、ストレスの緩和にもいいといわれています。

ミントは繁殖力が高い植物なので、増えすぎてしまうと育てるのも大変ですよね。

そういう場合は、プランターなどで栽培するのをオススメします。

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室内での置き場所や置き方

ミントは、育てやすいハーブですが、日当たりがあまり良すぎると葉が焼けてしまって枯れてしまったり、香りが弱くなる原因にもなりますので、半日陰で風通しのいい場所に置いておくのがオススメです。

日陰過ぎても葉の色や香りが弱くなりますので、日なたくらいの環境で育てるといいでしょう。

ミントは、暑さや寒さに強い植物なので屋外でも家の中でも育てることができます。

ミントテロがやばい?注意点

ミントの繁殖力は勢いが良く、「ミントテロ」と言われるほど。

ミントテロとは、庭に植えてしまうとどんどん繁殖していき、そのうち庭中がミントだらけになった!というケースも少なくありません。

また、ミントにアブラムシやアオムシなどがつくと、駆除が困難になり回避できなくなるといわれます。

しかも引っこ抜くのも大変なほど根が強いです。

ミントの繁殖力を知らずについ地植えしてしまったら、あとが大変なことになってしまいますので、なるべくプランターで育てることをオススメします。

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初心者向けプランターでの育て方

ミントテロにならないためにもプランターで育てるといいですね。

ミントの種まきの時期は、3月〜5月か、9月〜11月の2回タイミングがあります。

 

準備するもの

  • プランター(排水機能があるもの、なければ軽石も必要)
  • スコップ
  • ミントの苗
  • ハーブ専用土か培養土(肥料が入っているもの)
  1. プランターに土を入れる(八の上から3センチ程度まで)
  2. 植える位置を決めてポットから苗を出す
  3. スコップで植える位置を掘って苗を崩さないように水平に入れる
  4. 土をかぶせて軽く押さえる
  5. プランターの底から水が出るまでたっぷり水をかける

ミントは丈夫な植物なので、育てやすいですが、水のやりすぎには注意しましょう。

根が腐ってしまう原因になります。

水やりの回数は決めずに、土が乾いたらたっぷりお水をあげます。

 

また、成長が早いため葉がどんどん茂ってきます。

アブラムシやアオムシが大量に発生してしまいますので、殺虫剤で駆除します。

食用に使おうと思っている人には、殺虫剤をかけることに抵抗がありますよね。

市販で売られている野菜用の殺虫剤は食べるには安全な成分ですので、野菜用の殺虫剤を使用しましょう。

ゴキブリに効果のあるミントの種類

ミントの種類もいろいろあります。

ゴキブリに効果のあるミントを調べてみました。

ニホンハッカ

ニホンハッカはミントの種類の中でも最もメントールの含有量が70%~80%のハーブの一種です。

ミントの種類の中でも香りが強いので、ゴキブリの忌避効果が高いです。

ニホンハッカを育てる場合、日陰だと育ちが悪く、香りも弱くなってしまいますので、ある程度日当たりのいい場所に置いておくのをオススメします。

しかし、あまり日当たりが良すぎると葉が焼けてしまうので、日中は半日陰の風通しのいい場所に置いておきましょう。

ペパーミント

ペパーミントのメントール含有量は50%~60%とニホンハッカに比べると少し香りも弱いので、ゴキブリの忌避効果は若干劣りますが、ほかのミントと比べると効果はかなりあります。

ペパーミントの育て方は、ニホンハッカと同じ要領で、ある程度日当たりのいい場所に置いておきましょう。

こちらも葉が焼けないように日中は半日陰の風通しのいい場所に置いておきます。

スペアミント

スペアミントはニホンハッカやペパーミントのような強い香りはなく、メントールも含まれていません。

防虫剤などに使われるカルボンという成分が50%~60%含まれていますので、どちらかと言えば清涼感のある甘い香りがします。

スペアミントもゴキブリ除けになります。

ミントの強い香りが苦手だという人には、スペアミントを栽培するのをオススメします。

育てやすさはニホンハッカやペパーミントとさほど変わりませんが、暑さに強いほうではないので、夏は日中日陰に置いてあげるようにしましょう。

 

ミントはハーブの中でも育てやすいと思います。

繁殖力が強く、肥料も特に必要なく手入れも簡単なので初心者にもオススメです。

ただ、乾燥には弱いので、土の表面が乾いたらたっぷり水をあげるようにします。

また、アブラムシやアオムシなどには忌避効果がありません。

寄ってくると葉を食べられてしまいますので、見つけたら除去すようにしましょう。

ミントの栽培はゴキブリに効果的かまとめ

ミントは、ゴキブリを寄せ付けないようにするにはオススメのハーブです。

ゴキブリを駆除するのであれば、殺虫効果のあるスプレー置き型のものが即効性があります。

即効性はないものの、ミントでゴキブリを寄せ付けないようにすると家の中でも安心に使うことができますね。

日ごろから駆除対策をして、より効果的な対策としてミントでゴキブリを寄せ付けないようにしておくのはオススメですよ。

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