安いアクセサリーを自分で買ったり、金メッキのアクセサリーをプレゼントしてもらうとたくさん溜まっていきます。
よく身につけるときはもちろん、しばらくつけないでいても緑色や黒、赤色に変色したりするんですよね。
気に入っているアクセサリーも黒ずんでしまったらすごくショックです。
私もしばらく放置していていざつけようとしたら黒ずんでいて、結局その日は別のアクセサリーをつけて出かけた記憶があります。
せっかく買ったアクセサリーを黒ずみだけで処分してしまうのはもったいない!変色を戻す方法があるといいですよね。
今回は、金メッキの黒ずみの原因や落とし方、変色しないようにする対策など、金メッキの黒ずみや汚れについて紹介していきたいと思います。
変色を戻す!金メッキの黒ずみの落とし方
傷がついてしまうと、くすみや変色してしまった部分を戻すことが難しくなるので注意が必要です。
しかし、酸化による変色はお手入れをすることで、色を戻すことができますよ。
また、金メッキのアクセサリーが長期間使わないで変色してしまったときや、日頃身につけていて黒ずんだときは元に戻す方法がいくつかあります。
今回は家にあるもので手軽に落とせる方法を紹介します。
クエン酸やお酢
- 耐熱容器にアクセサリーを入れる
- クエン酸かお酢を小さじ1杯入れる
- アクセサリーが全部つかるまでお湯を入れる
- クエン酸が粉末の場合は混ぜて溶かす
- 1時間ほど放置
- 水ですすぐ
- ブラシで汚れている部分を磨く
- 洗い流して拭く
重曹とアルミホイル
家の掃除で活躍してくれる重曹は、アクセサリーのお手入れにもオススメです。
- 重曹 小さじ1
- アルミホイル
- 容器(紙コップなどでOK)
- お湯(80℃くらい)
- 容器にアルミホイルを敷いて、重曹を入れます。
- お湯を容器に入れて重曹をよくかき混ぜます。
- アクセサリーを入れて5分程度置いておきます。
- 変色した部分がキレイになっていたら取り出してよく水ですすぎます。
重曹とアルミホイルが化学反応を起こして、金メッキの変色や黒ずみがキレイに落ちるんです。
汚れがひどいときは重曹をペースト状にして金メッキに直接塗っても傷がつかないのでいいですね。
中性洗剤
食器用洗剤は必ず家にあるものなので、思いついたときにでも簡単にお手入れができますよ。
- 中性洗剤(食器用洗剤)
- 容器
- お湯(80℃くらい)
- 容器にお湯を入れます。
- 中性洗剤を入れて混ぜます。
- アクセサリーを入れて30分程度つけ置きします。
- よくすすいで水分をしっかり拭き取ります。
重曹に比べると時間はかかりますが、思いついたときにできるのがうれしいですね。
錆びてしまった黒ずみを緑青といいますが、その場合も同じようなお手入れ方法で元に戻りますよ。
家にあるものではありませんが、私は100均の磨きクロスを常備してちょこちょこ磨いています。
ピアスや指輪などの小さいアクセサリーにはとてもオススメですよ。
安いアクセサリーの金メッキが黒ずみや緑に変色する原因や正体
ショップを覗いてみると、100~300円でも安くてかわいいアクセサリーってたくさんありますよね。
安いからついつい衝動買いしてしまって、しばらく放置してつけようとしたら、変色しているなんてことも多いかと思います。
金メッキは剝がれやすい性質を持っているんですね。
メッキの加工方法にもよりますが、金メッキが剥がれたり緑や黒に変色してしまう原因はいくつか紹介します。
皮脂や汗による酸化
アクセサリーは肌に直接触れるものなので、どうしても皮脂や汗が付着してしまいます。
皮脂や汗が酸化することによって錆びる原因になり、変色してしまったり、メッキがはがれやすくなったりするんです。
湿度や温度
金メッキは高い湿度や温度に弱い性質を持っています。
洗い物をするときにブレスレットやリングをつけたままだったり、お風呂にネックレスをつけっぱなしで入ったりすると濡れてしまい変色する原因になります。
空気に触れる
金メッキのアクセサリーは身につけていなくても、空気中にある硫化水素に反応してしまう性質を持ってるので、空気に触れるだけでも変色してしまいます。
こすれる
アクセサリー同士が触れて傷がついた部分から変色なんてこともあります。
また、外したときにアクセサリーを乱暴に置いたりしても剝がれやすい原因になるんですね。
金メッキは放置していても変色しますし、身につけていても黒ずみの原因になるんですね。
アクセサリーをつけたいときに変色してしまったという前に日ごろからお手入れをしておくことをオススメします。
サビや汚れの正体
原因は大体共通していますが、素材によってサビ方、汚れ方が変わってきます。
緑色は緑青
よく見られるのが緑色に変色する緑青(ロクショウ)。
湿気が多いところで、酸素や二酸化炭素と結びついたときに発生する結晶で、銅が酸化してサビになっちゃうんですね。
黒ずみは硫化銀
黒ずみは、銀の原子と硫黄の原子が結びついて硫化反応を起こした硫化銀なんですね。
銀→アクセサリー。
硫黄→人間のタンパク質(髪の毛や皮膚)。
黒サビとも言われてサビにくくられることもありますが、厳密にはサビではなく、金属内部に浸食することもありません。
赤サビは厄介
シルバー素材には発生しませんが、メッキの場合は剥がれるとそこから赤サビになる可能性があります。
とくに赤サビは広がりやすいので、早めの対応が大事ですね。
汚れない、変色しないにする対策
黒ずみ汚れの落とし方を紹介しましたが、金メッキのアクセサリーを汚れないように扱い方や対策も大事ですね。
濡れたままにしない
金メッキのアクセサリーは湿気に弱く、変色しやすくなります。
お風呂に入るときなどは、ついつけっぱなしで入ってしまうこともありますよね。
そんな時は、濡れたままにせず、キレイに拭いて水分をよく取ってあげましょう。
コーティング剤を使う
アクセサリー専用のコーティング剤も販売されています。
長期間つけずに箱の中に直しておくと、変色せずにキレイなまま保管できますし、日頃身につけていても数か月は変色しません。
お気に入りのアクセサリーはコーティング剤を使うといいですね。
注意してほしいのは、歯磨き粉など研磨剤が入っているもので磨くと、傷がついてしまいます。
金メッキは傷がつきやすいので、研磨剤を使うのはオススメしません。
金メッキの黒ずみの落とし方や変色を戻す方法まとめ
身につけようとしたアクセサリーが変色していると、とてもショックですよね。
剥がれ自体は直せませんが、そこからの変色は直すことが出来るかもしれませんね。
一度、紹介した方法を試してみて下さい。
また、日頃から変色しないように対策をとったり、変色したときにお手入れをしてあげるのもいいですね。
自分でお手入れをして長く使うことで愛着も湧いてきます。
家にあるもので、買ったときの輝きを取り戻しておしゃれを楽しんでくださいね。
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