これまでお世話になったご近所さんやこれから新生活を始める住まいのご近所さんになる方に挨拶をするのは、一般的なマナーだと言われています。
私の幼少期は引っ越しの挨拶や気持ちの手土産などで、ご近所さんとの関係性を築いていたように感じます。
しかし、最近では挨拶をしない人も増えてきていますよね。
また、挨拶をしても断られたことや手土産を受け取ってくれない、それどころか怒られたということも…。
今回は、引っ越しの挨拶を断られた場合や粗品はいらないかについてまとめてみました。
引っ越しの挨拶を断られたり返されたのはなぜ？
新生活を始めるために手土産を持って挨拶に行ったのに、いざ訪ねてみると「結構です」と断られたことがある方もいます。
挨拶をしている側からすると、基本的なマナーとして礼儀を果たしているのに失礼だと思ってしまって戸惑いますよね。
こころよく挨拶してもらえればなんてことはないのですが、そういうのは必要がないと思っている人もいるのです。
また、手土産を受け取ってもらえない場合もあります。
使わないからという人もいますが、頂いてお付き合いするのが面倒だという人の意見が圧倒的に多いようです。
そういう人もいるんだな、と割り切って今後も当たり触らず距離をおいておけばいいのです。
無理強いをして余計に面倒だと思われると、これから先の新生活も憂鬱になってきますよね。
また、もしかしたら（挨拶以外での）行動が気持ち悪いと思われたのかもしれません。
しかし世の中にはいろんな考え方の人がいるということなので、断られたりしても気にする必要はありません。
なぜか怒られた
引っ越しの挨拶に訪ねただけなのに、断られたどころか怒られた！という声もよく聞きます。
人間は理由もなしに怒ったりはしないものですが、いろんな人柄がありますからね。
もしかしたら、自分に何か怒らせるような非があったのかもしれませんし、相手の人の人間性によるものかもしれません。
自分に非があった場合
- 引っ越しの際、ご近所さんの迷惑になるようなことがあった
- 挨拶する順番が違っていた
- 手土産を持って行かなかった
- 荷物を入れているときに会ったのに挨拶もしなかった
- 忘れてたから遅れた
引っ越しの荷物を搬入しているときに、ご近所さんの迷惑になる時間帯や、通り道を塞ぐといったことがあれば、いい気はしませんよね。
こんなことがないように、荷物を入れる前に一言挨拶をすませておいたほうがいいでしょう。
また、手土産も断る人もいますが、そうでない人もいますので、受け取りやすいくらいの粗品を準備しておいた方がいいですね。
自分に心当たりがない
- 態度が気に食わない
- 手土産の粗品が気に入らない
単にその人が気に食わないだけで怒る人、どこにでもいますよね。
とても理不尽な理由ですが、これからの生活を考えてその場は上手に挨拶しておいて、今後は付き合いをしないと思って接すればいいのではないでしょうか。
せっかくウキウキした気持ちで新生活を送ろうとしているのに、ご近所さんのそういった態度を気にして先が思いやられるのは絶対避けたいですよね。
その場でイヤな思いをしてもこちらが大人の対応をして、あまり気にしないようにしましょう。
引っ越しの挨拶はしないもの？
引っ越しの挨拶は一般的にはしておいた方がいいのではないでしょうか。
これから先、ご近所さんと良好な関係を築くためにはとても重要なことです。
しかし、挨拶をしない人も増えているのが実情です。
するときとしないときの違いはどんな場合なのか調べてみました。
挨拶をするとき
- 自分の持ち家（一軒家やマンションを購入した）
- 家族がいる
- 会社の社宅
自分の家を購入してこれから長いお付き合いになるという場合は挨拶をするという意見が多かったです。
また、家族がいると子供が騒いだりして迷惑をかけることもありますよね。
ご近所に挨拶をして一言伝えておくだけでも違ってきます。
会社の社宅などは、同僚や上司がいる場合ですので、挨拶は礼儀としてされています。
挨拶しないとき
- 若い世代（大学進学や新社会人が初めて一人で生活する）
- 時間とタイミングが合わない
- 今まで引っ越しの経験があるがしてこなかった
- 余計な人間関係を作りたくない
若い世代で、挨拶をしないのが普通になってきている傾向があります。
ひと昔前だったらこういう考えはなかったように思いますが、時代の流れなのでしょうか。
個人的な意見を言えば少し寂しい気もしますね。
粗品はいらない？
挨拶に伺う際、初対面の人にいきなり高額なものを頂くとなれば受け取りにくいですが、粗品程度のものを持って行った方がいいでしょう。
消耗品などでしたら、相手も気兼ねなく使うことができます。
粗品程度の品物を紹介します。
- お菓子
- 洗剤
- タオル
- ゴミ袋
- ラップ
お菓子のほか、生活必需品など初対面の相手でも困らないものを手土産に持っていくのがオススメです。
引っ越しの挨拶を断られた理由まとめ
新生活を始めるとき、最初はその地域のマナーなど全くわからない状態で始まります。
ご近所付き合いが少なくなっている今の時代でも、引っ越しの際の挨拶はしておいたほうがいいですね。
挨拶なんて必要ないと思っている人もいますが、新しい環境で気持ちよく生活するためには、一言挨拶をするのとしないのとでは違います。
もしかすると、迷惑をかけることがあったり、助けてもらうこともあるかもしれません。
そういうことも含めて、挨拶はしないよりしたほうが後々良い関係を築けたり助かったりします。
