固くなった炭酸などのペットボトルのキャップって、滑ってなかなかあかないとめちゃくちゃ焦りますね。
とくに女性や子供、高齢者の方は成人男性と比べて握力が弱いですし、中学生や高校生でも部活などで疲れたときには開けにくかったりします。
実はしっかりと握っているつもりでも、もしかしたら力が出にくい、開けにくいやり方かもしれませんね。
今回は、ペットボトルキャップが開けられない原因や握力をあげる握り方などを紹介します。
これはペットボトルのキャップから瓶のフタ、栓抜きなど色々なものに使えるので、家に1つあると便利ですね。
ペットボトルのキャップがあかない!開けられない原因は?
ペットボトルのキャップが開けられないのにはいくつか原因があります。
製造過程でキャップのズレ
数mlのズレが生じただけで、開けられないキャップになることが稀にあります。
ペットボトルのフタは、上部分と下の部分を回して引き離すのですが製造過程で少しズレると大人でも開けにくくなるのです。
炭酸のペットボトルは、フタが開きにくいと見たことがある人もいると思います。
しかし、中身に関わらず全てのペットボトルは開けやすくなっており炭酸だけ開けにくいということは考えにくいです。
油や水がついている
油や水が大量に手へついていると、キャップを回すことができずに開けられません。
例えば、ハンバーグをこねて肉の油が大量についた手だと回すタイプの蛇口をひねることが難しいと想像できると思います。
このように、油が大量についているとペットボトルのフタも同様に開けにくくなるのです。
少量ならば、開けられるのですが大量に油や水がついていると滑ってしまいペットボトルのフタが開けにくくなります。
筋力が低下している
ペットボトルのフタを開けるのに、筋力が関係しているとは思えませんよね。
しかし、ペットボトルのフタを開けようとすると握力が20キロほどないと開けにくいなと感じるようになります。
全身の筋力が衰えているサインは、ペットボトルのフタをが開けられないのも一つです。
だんだん、ペットボトルのフタを開けにくくなっているなと感じた人は日常で運動することを心がけてみてください。
余談ではありますが、ペットボトルのフタを開けられないほど筋力の低下がみられる人は脳卒中などの病気が発症しやすくなるようです。
固くなったペットボトルのキャップが開かないときの開け方
誰かに開けて欲しいと頼めないこともあると思うので、家にあるモノでキャップを開けられる方法を紹介します。
タオルを使う
お家に絶対ある、タオルを使ってください。
水で濡らしたタオルを使うとキャップをガッシリと握れるので、フタが開けられます。
この時、注意する点はしっかりと水気を絞ることです。
タオルに水が残り過ぎると、滑ってしまい開けられなくなりますよ。
乾いたタオルでも、開けられることもあるのですが摩擦が少ないので水を含ませると開けやすくなると思います。
ゴム製品を使う
キャップを開けやすくするには、摩擦がキーワードです。
輪ゴムやゴム手袋を使って摩擦を多くすると、比較的キャップを簡単に開けられますよ。
輪ゴムをキャップ部分に巻き付けてから、キャップを回すと開けられます。
もし、開けられない場合は輪ゴムを増やしていき挑戦してみてください。
次に、掃除や水仕事などに使うゴム手袋を使ってキャップを回すととても簡単に開けることが可能です。
ゴム手袋を手にはめると、すぐに開けられるので輪ゴムより簡単かもしれません。
摩擦を味方にして、キャップを開けてみてくださいね。
女性や子供、高齢者でも開けられるアイテム
アイテムを持っていると、簡単に開けられるので持っていても損はないと思います。
100円均一でも売っているので、手に入りやすいですよ。
多用途オープナーが100円均一で、マグネット付で販売されているので大きさや使いやすさで選んでみてください。
どれも、ペットボトルのフタ以外にもビンのフタやプルトップを開けられるので利用してみてくださいね。
ネイルをして力任せにプルトップを開けると欠けたりするので、持っていると便利だと思います。
小さいと、外出中にも使えるので一つ持っていると損はしないのでオススメですよ。
こちらもペットボトルのキャップから瓶のフタ、栓抜きなど色々なものに使えるので、家に1つあると便利ですね。
握力を上げる握り方
お家にあるモノで簡単にキャップを開ける方法を紹介しましたが、自力で開けることへ挑戦したい気持ちもあると思います。
そんな時は、紹介する方法を一度試してみてもいいかもしれません。
まず、指をグーパーにしたり、手首を伸ばしたり、回したりなど繰り返して、準備運動を行いケガをしないようにしてください。
次に、姿勢を正してペットボトルを体に近づけて一気に力を入れてキャップを開けるイメージをします。
この時、ペットボトル部分を持つ手は底の方を持つようにして、キャップ部分を強く回すのではなく、ペットボトル部分を回すことを意識してくださいね。
息を吸い、声を出しながら一気に力をペットボトル部分にこめて開けてください。
ペットボトル部分が変形するほど握ってしまうと、開栓した時に中身がでてしまうので力加減には気をつけてくださいね。
ペットボトルのキャップがあかない原因まとめ
ペットボトルキャップが開かない原因と、開ける方法を紹介しました。
そもそもの製造過程でのズレ、フタの外的な要因、力が出ていないなどがあります。
製造過程で、どうにもできない時もありますし、握力が低下して健康のバロメーターにもできることがわかりましたね。
多機能のオープナーも、100円均一に売っているので一つ持っていても損はないかなと思います。
ぜひ、自分の生活スタイルにあった方法やアイテムを使って開けにくいペットボトルのキャップを開けてみてくださいね。