加齢と共に艶がなくなってツヤが欲しいとき、艶出しの方法があれば試したいと思いますよね。
もしかしたら、髪がパサつくことを日々行っていて加齢だけが原因ではなく髪が乾燥しているのかもしれません。
乾燥している髪は、日々のケアにひと手間加えたり艶を出すための方法を取ると艶のある髪へと近づくことが可能です。
また、髪のお手入れだけではなく、普段の食生活も影響しているかもしれませんね。
今回は、髪がパサつく原因や艶を出す簡単な方法、艶を出すアイテムや食べ物などを紹介するので参考してにしてください。
髪がパサつくのはなぜ?
第一印象に重要な髪がパサつくのは、なぜか気になりますよね。
パサつくには、加齢の他にも原因があるのです。
乾燥
エアコンや日焼け、空気の乾燥などで髪内部の栄養や水分がなくなり髪がパサつきます。
空気が乾燥していと髪がパサつき、寝具で髪が擦れてさらにパサつきへと拍車がかかってしまうのです。
毛先が一番乾燥するので、髪のダメージが酷くなる前に保湿して正しいヘアケアを行ってください。
摩擦
強い力でシャンプーをしたりゴシゴシとタオルドライすると、髪同士が擦れ摩擦が起こりキューティクル(毛の外側にあるうろこ状の組織)が剥がれてパサつく原因となります。
絡まった髪を無理矢理ブラッシングすると、髪へ負荷と摩擦が起きてしまいますよ。
酷く絡まった髪の時は、水で濡らし乾かしてから優しくブラッシングすることがオススメです。
髪は、思ったよりデリケートなので優しく扱って艶のある髪になってくださいね。
間違ったシャンプー
ヘアケアをしていても、パサつきが気になる人はシャンプーを替えてみてください。
もしかしたら、シャンプーの洗浄力が強すぎるのかもしれません。
必要な油分や水分なども流しているかもしれないので、頭皮や髪に優しいものへ変更することをオススメします。
他にも、熱湯で髪を洗ったりガシガシと爪をたてて頭皮を洗うと髪や頭皮にダメージを与えるので気をつけてください。
髪に艶を出す簡単な方法
パサつく原因は、理解できたと思います。
では、髪に艶を出す方法を紹介するので実践してみてください。
髪が濡れている時は優しく扱う
濡れている時は、キューティクルが開いているので髪が傷みやすい状態です。
水分を含んでいる時のシャンプーは、ゴシゴシ強く髪同士を擦り合わせてはいけません。
他にも、お風呂上がりには優しくタオルドライしてからドライヤーで乾かしてください。
疲れていても、髪を自然乾燥することは絶対にしてはいけません。
キューティクルが開いている状態で、髪同士や枕などで摩擦が起きると髪が傷つきます。
さらに、内側の水分も抜けきってしまいパサつく原因になるのです。
乾燥は油分でカバーする
空気が乾燥してお肌がカサカサになるよのと一緒で、乾燥すると髪も乾燥しています。
なので、洗い流さないトリートメントのケア用品を使い髪へ油分を入れて髪の乾燥をカバーしてください。
<洗い流さないトリートメントの正しい方法>
①お風呂上がり、優しくしっかりタオルドライをする
ゴシゴシと拭くのではなく、タオルを二つに折り髪を包み込み軽く圧をかけ水分を出来るだけ取ります。
タオルドライの後、キッチンタオルやティッシュなどで拭き取る人がいるほど水分は髪にとって大敵です。
②手に洗い流さないトリートメントをとる
髪の長さにあった適量を手に取り、手の平と指の間に馴染ませ体温で洗い流さないトリートメントを温めます。
指の間にもつけておくと、ムラなく髪の毛につけることができますよ。
洗い流さないトリートメントを温めると、髪に浸透しやすくなります。
③中間~毛先まで塗り込む
乾燥しやすい毛先から塗り、髪の中間まで手櫛で優しく塗りこんでください。
頭皮トラブルになるので、頭皮には洗い流さないトリートメントはつけてはいけません。
④コームで梳かす
ムラなく均等に洗い流さないトリートメントをつけるため、コームで梳かしてください。
優しく根本から毛先へ向かって、コームで梳かします。
⑤ドライヤーで髪を乾かす
下向きにしたドライヤーで根本から毛先へ向かって、髪を乾かしてください。
毛先まで乾いてきたら洗い流さないトリートメントを少量塗り、コームで梳かすとさらに艶ができます。
完全に乾かし終わった後は、冷風で髪を冷やしてキューティクルを閉じて完成です。
規則正しい生活
髪に関係ないと思うかもしれませんが、早寝早起き栄養バランスのとれた食事は髪の艶へ繋がります。
質の良い睡眠を取ると、髪や頭皮にも良いので艶髪へ近づけますよ。
さらに、食事内容も気をつけると髪に必要な栄養素が行き渡るのでバランスの良いものを食べてください。
日焼け対策
肌と一緒で、頭皮や髪も同じで日焼けをします。
日焼け対策をしていない状態で髪に紫外線を受けると、髪内部の水分や栄養が抜けてパサつくので日焼け対策をしてください。
日傘や帽子も効果的な日焼け対策ですし、日焼け止めのスプレーも効果的です。
スプレーの中には、保湿成分があったり全身に使えたり艶の低下防止成分が配合されたスプレーなど様々な特徴を持っているものがあります。
用途や生活スタイルに合う日焼け止めを、選んでくださいね。
専門家を頼る
もし、ヘアケアをしても髪に艶が戻らない時は美容室を頼ってみてもいいと思います。
市販のヘアケア商品ではなく、プロの商品でケアして髪へ艶を取り戻してみてください。
美容師へ髪の悩みを相談して、商品を選んでもらってもいいと思いますよ。
髪に艶を出すオススメのアイテム
髪の艶を出すために、必要なオススメのアイテムを紹介するので導入してヘアケアを試してみてください。
①ヘアブラシやコーム
ヘアブラシで梳かすことで、頭皮の血行が良くなります。
さらに、シャンプー前にすることで埃や髪同士の絡まり、頭皮の余分な皮脂を浮かせるのでシャンプーの効果が発揮できますよ。
②洗い流さないトリートメント
洗い流さないトリートメントは、補修・保湿だけ記載された商品では艶のある髪にはなれません。
補修・保湿の他に、「保護効果」と記載されている洗い流さないトリートメントを購入するのがいいですね。
保護効果とは、髪のうるおいを維持するので艶のある髪に必要なものです。
③日焼け止め
保湿成分が配合された髪用の日焼け止めだと、毛先までうるおいを持続させることができます。
窓から差し込む日差しでも肌が焼けるように、髪も焼けるので生活スタイルを考慮して日焼け止めのSPF・PAを選んでください。
日焼け止めをこまめに塗り直したり、SPF・PAの高い商品を選ぶなどして日焼けによる乾燥を防いでくださいね。
髪に艶を出す食べ物
ヘアケアも大切ですが、口から入り栄養となる食べ物で髪に艶を出すことが可能です。
艶を出すための、食生活を気にしてみてください。
たんぱく質
髪の毛は、主に「ケラチン」といわれる成分で作られています。
この数種類のアミノ酸で結合したたんぱく質ケラチンは、髪の基本成分なのでしっかり摂取してください。
アミノ酸を豊富に含んだ食べ物は、髪だけでなく肌にもいいので取り入れると美肌にも近づけます。
食べ物:卵・大豆製品・魚介類・肉・乳製品など |
ミネラル
細胞を正常に働かせるためミネラルは、欠かせない栄養素です。
髪を成長させ、艶を出すことへの期待ができるヨウ素とたんぱく質を合成させるため必要な亜鉛を取ってください。
ヨウ素は、成長を促し髪も成長するので艶がでる効果を期待できます。
さらに、亜鉛には髪へ栄養分を運ぶ役割を担っており抜け毛予防の手助けをしてくれますよ。
食べ物:海藻類・貝類・緑茶・抹茶など |
ビタミン
たんぱく質を体に留めておくために、ビタミンは重要な栄養素です。
- 健康的な髪を作るビタミンB6
- 健康的な髪を保つビタミンA
- 血行を良くし栄養素や酸素を頭皮に与えるビタミンE
これらを、意識的に摂取すると髪へ艶を出すことに繋がります。
食べ物:緑黄色野菜・まぐろ・青魚・牛肉・レバー・オリーブオイル・ごま油・うなぎ・豆類 |
髪に艶を出す簡単な方法まとめ
髪のパサつく原因は乾燥や摩擦、間違ったシャンプーを使っていることが理由かもしれません。
簡単に艶を出す方法としては、5つありますよ。
- 髪が濡れている時は優しく扱う
- 乾燥は油分でカバーする
- 規則正しい生活
- 日焼け対策
- 専門家を頼る
たんぱく質やミネラル、ビタミンを中心にバランスのとれた食事を意識できると艶のある髪へ近づけます。
日々のケアにひと手間加えて、髪に艶を出して健康的な髪を取り戻してくださいね。