入学祝いのお返しがいらないときは?兄弟や親戚の場合や、忘れてたときの対応

小中高、大学などの入学のお祝いをいただくと、お返しのことを考えますよね。

基本的にはお返しは不要とされていますが、家庭によっては「入学内祝い」という形でお返しをお渡しすることが多いようです。

そこで、お返しがいらないパターンや忘れてた場合についてもお話ししていいきます。

 

他にも、お返しをお渡しする時の地域での違いや、兄弟や親戚、貰った方別の相場などについても詳しくお話ししていきますね。

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入学祝いのお返しはいらない?

入学祝いのお返しは基本的には必要ありません

なぜなら入学祝いを受け取るのは子どもだからです。

子どもがもらったものなので、お返しは不要だという考えがあるようです。

 

ただ、最近では「入学内祝い」という形で何かしら渡すことが増えているようです。

お返しというよりも、幸せをお裾分けするという形で気持ちを表しているんですね。

 

家庭によってはお返しを兼ねた「入学内祝い」を必ず贈ることがマナーとされているところもあります。

分からない場合は、親戚や周囲の人に聞いたりして地域や家庭の習わしに従うほうがいいでしょう。

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不要なパターン

入学祝いのお返しが不要だと言えるパターンは、ちょっとした文房具や図書カードなどの少額なお祝いの時です。

相手からいただいたものが「ほんの気持ち」としていただいたものだとしたら、お返しを渡すのは逆に気を遣わせてしまうかもしれません。

 

また、相手から予め「お返しは不要」と言われている場合には、贈らなくても大丈夫です。

 

ただし、どちらにしてもいただいたことへのお礼は必要です。

すぐに電話やお礼状を出すと相手にも喜ばれるでしょう。

時間がたってからするよりも、「早め」を心がけた方がベターです。

 

関東や関西など地域での違いは?

入学祝いのお返しについて、地域での違いは特にありません

強いて言えば西日本において、お祝いごとの時に奮発する傾向があるところです。

お祝いの金額が大きければ、必然的にお返しする金額も高くなりますよね。

その点が違いと言えるでしょう。

 

しかし、金額は関係性でも変わってくるので一概には言えません

やはり、親戚同士の決め事などがあることも多いので、周囲の人に確認することが一番迷わなくてよいかと思います。

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お返しを忘れていた場合

入学祝いのお返しを忘れていた場合は、気づいた時点でできるだけ早く渡すようにしましょう。

基本的にはお祝いをいただいてから、1ヶ月を目処にお返しの品を渡すのがマナーです。

 

しかし、我が子の入学準備でバタバタとしてついうっかりお返しを忘れてしまうこともあるでしょう。

そんな時は気づいたらすぐにお返しを渡すのが一番です。

もし、タイミングを気にする場合は、暑中お見舞いやお中元の時期に合わせて贈るという方法もあります

一言遅くなった旨を伝え、お返しの品を贈れば大丈夫ですよ。

 

学年別のお返しの相場

お返しの相場についてお話しします。

基本的には貰ったお祝いの3分の1から半分がお返しの目安です。

貰ったのが品物の場合は、ある程度の値段を調べた上でお返しの金額を決めましょう。

学年別にそれぞれお話ししますね。

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小学生

小学生で貰うお祝いとしては、名前入りの文房具や学習机が多いようです。

小学生自身がお返しを選ぶのはまだ難しいので、親がメインで選ぶことになるでしょう。

日持ちのするお菓子やカタログギフトでもいいですね。

その際も金額に合わせて、3分の1から半分を目安にして大丈夫ですよ。

遠方の場合は一緒にお子さんの書いた絵や手紙を同封すると喜ばれそうです。

 

中学生・高校生

中高生になると部活を始めるお子さんも多く、必要なものも増えます。

そのため、現金をいただくことも多いですね。

中高生であれば、一緒に相談して品物を決めることもできます

金額に合わせたものを一緒に選び、その旨を相手に伝えればお子さんの成長もより感じてもらえることでしょう。

 

大学・専門学生

大学や専門学生になると、1人暮らし用の家電など必要なものも増えてくるため、現金がお祝いになることが多いのではないでしょうか。

10万円などの高額なお祝いの場合は、半額ではなく3分の1のお返しで問題ありません

逆にお返しが高価であれば、相手に気を遣わせてしまいます。

行動範囲も広がることから、お子さん自身に品物を探してもらうのもアリかもしれません。

そうすることで、マナーを知ることができ、今後の役に立つ可能性もありますね。

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贈ってくれた人別のお返しの相場

入学祝いをいただくのは、祖父母や親戚が一番多いです。

貰った人別にお祝いの相場をお話ししていきますね。

 

祖父母

祖父母はお祝いの金額が高額なこともあります。

あまりに高額であれば、半分でなく3分の1を目安にして大丈夫です。

カタログギフトであれば金額別に幅広く、相手も好きなものを選べるのでオススメです。

また、お子さんからのお手紙や似顔絵などを一緒に渡すとさらに喜ばれることでしょう。

 

親戚

親戚付き合いの程度にもよりますが、基本的には貰った金額の半分、もしくは3分の1のお返しで問題ありません

相手の好みを知っている場合はいいですが、浅めのお付き合いの親戚であればコーヒーやタオル、洗剤などのすぐに消費しなくていいものが無難です。

 

兄弟姉妹

基本的に不要だと思います。

やっぱり両親と同じで距離感がないご家庭が多いですし、まだ子供なのでお返しするほどの資金も少ないですよね。

同然ですが「ありがとう」と伝えて、同居しているのなら何かお手伝いをしたり、助けてあげたりするといいですね。

また、就職祝いも頂くと思うので、そのときにまとめてお返しするといいと思います。

 

兄弟でもお返しする風習があるご家庭は、両親に確認すると良いですね。

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入学祝いのお返しはいらないかまとめ

入学祝いのお返しは基本的に必要ありません。

しかし、最近では「入学内祝い」としてお返しをお渡しすることが多く、家庭によってもそうすることが当たり前となっている場合もあります

地域によって多少の差がある場合もあるので、どのようにしたらいいか迷う時は、周りの人に聞いてみると安心ですね。

 

また、お返しが不要と言われた場合でも、お礼の連絡やお礼状は必須です。

早めに対応すると、相手にも喜ばれますよ。

 

お返しは学年に合わせたふさわしいものを選べるといいですね。

貰った人が祖父母であれば、一緒にお子さんのお手紙などを渡すと成長を感じてもらえますよ。

 

入学内祝いで一番大切なのは、気持ちです。

お礼の気持ちを大切に品物を選んで渡せるといいですね。

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