掛け布団や羽毛布団を使っていてカバーの中身が寄る、ずれるなどで使いづらい、気持ち悪いことってありますよね。
せっかく気持ちよく寝たいのに、中身が寄ってぐちゃぐちゃ、寝る前に寄っているのを直す作業をするのってめんどくさいですよね。
そこで、掛け布団の中身はなぜ寄るのか、偏りの直し方やずれない対策を紹介します。
掛け布団のカバーの中身が寄るのはなぜ?
掛け布団のカバーの中身が寄る原因は、
- カバーに付いている紐のくくり方があまい
よく見かけると思うのですが、だいたいの布団カバーは、四つ角に紐が付いています。
大きい布団カバーだと、真ん中の上下左右にも付いている場合もあります。
布団のには紐を通すための輪っかが付いていて、その輪っかに紐を通して結ぶと中身が寄るのを防いでくれます。
- カバーのサイズが布団よりも少し大きい
メーカーとかはあまり関係ないようで、寄るもんは寄る!って感じですね(笑)
カバーの中身がズレない対策
ファスナーを付ける
羽毛布団の首元部分とカバーの両方にファスナーを取り付けることで、布団とカバーを合体させる感じです。
こうすることで、一つにまとまりファスナーを開けやすくなるうえに固定されるので、布団が片寄るといった心配がなくなってきます。
これをした上で紐をきちんと結んでいれば、より効果があると思います。
ズレ防止に強いカバーを買い直す
紐をきつく結んでいたとしても、寝ている間に結び目がいろんな所に触れて緩くなってきて、ほどけてしまうこともあります。
ですから、紐がいろんな所に触れないように外側で紐を結ぶタイプではなく、内側で結ぶタイプのカバーにすることをおススメします。
またフランスベッドでは、U字ファスナー型のカバーもあるようです。
U字型にファスナーが開くで、で、表地と裏地を離して、カバーを開いた状態で布団を入れることができ、カバーの内側にある紐を布団の輪っかに通し、定着させます。
そして、カバーの紐の先端にボタンが付いているので、簡単に子供でも留めることができるのと、そもそも紐を結ばなくていいのがメリットです。
ネームリボンを使う
カバンなど、直接名前が書けない物にスナップで取り付ける布製のアイテムです。
ダイソーのだと、一袋に4本入っているので、布団の数に合わせて購入してもコストが抑えられます。
デザインが幅広いので、布団カバーのデザインに合わせて買うといいでしょう。
スナップで簡単に止めたり外したりできるので、紐を結ぶよりも簡単ですから時間がかかりません。
ネームリボンを布団カバーに取り付ける方法はいくつかあり、一番効果があるのは、布団カバーにネームリボンを縫い付けることです。
紐の根本部分に、ネームリボンの真ん中あたりを合わせて縫うことで、固定されます。
ですが、そもそも縫うのがめんどくさい方もいると思います。
ネームリボンを取り付ける位置は、縫った場合と基本同じなので、ネームリボンの真ん中あたりに、紐の根本部分を合わせてきつく結ぶとしっかりとします。
結び方は取れないように真結びがいいのかもしれませんが、洗ったりするときに取りづらくなるので蝶々結びがいいでしょう。
羽毛布団の中の綿が偏るのはなぜ?
広げてみて、ちょっとした部分が凹んでしまっていたりするのは、羽毛が布団の中を上下左右に移動してしまっているからです。
また寝ている時に寝返りなどで押しつぶしてしまったり、蹴とばしてしまったりとあるかと思うのですが、そういったことでも偏ることがあります。
羽毛布団にはマス目状に縫い目があり、キルティング加工されていることが多いため、長年使っているとマスの中で羽毛が動きやすくなってしまうのです。
そして、汗などの汚れにより羽毛が結びつき、塊になってきたりします。
なので、結果的にスカスカになってきます。
羽毛は長年利用していると、スカスカになり、ぺちゃんこになってきて劣化して、羽毛そのものの効果が失われていきます。
羽毛布団がズレない対策
- 毎日形を整えて丁寧に扱う
寝ていて、無意識に体の下敷きになっていることもあると思います。
極力潰さない方が良いですが、そんなの無理に等しいので(笑)潰れた場合は潰れたままにせずに、布団の形を綺麗にしましょう。
- 定期的に干す
週に一回でも、天気のいい日にきちんと干すことで、中にたまった湿気を放出させ、中の羽毛が固まることを防ぎます。
- 寝具専門店で、増し羽毛をしてもらう
信頼のおける寝具専門店があるのなら、まず相談しましょう。
また、増し羽毛を行っていないところもあるので、事前に良く調べてから行くのが良いですね。
また増し羽毛をするのあたり、クリーニングしてから持っていかなければならないようです。
これはなかなかすぐにできることではないので、上記2点が一番やりやすい方法ですね。
掛け布団の中身が寄る対策まとめ
対策としてはネームリボンが一番簡単かなと思います。
羽毛布団は少し管理が面倒ですね。
1日お疲れ様でした!という感じで、布団に潜り込んで布団がカバーの中で寄っていたりしたら、テンションが下がります。
眠たい中寄っているのを直す作業をするのって、なかなか面倒なことです。
中身がまんべんなく敷かれていたら落ち着きますよね。
悩んでいる方いましたら、ぜひ試してみてください。