お正月の挨拶でするお年賀(おねんが)ですが、だいたいお正月の三が日あたりでするのは大体知っていると思いますが、三が日を少し過ぎてしまった場合、そのままいつも通り渡していいのか迷いますよね。
せっかくの年始の挨拶なので、マナーを守って感謝したいです。
また、実家はお年賀を持参するものなのか、喪中のときはどうするのか、タオル以外に何が良いかもお伝えしますね。
お年賀を渡す時期はいつまでか
お年賀を渡す時期は、お正月の三が日(1月1日~3日)です。
もし三が日で渡せなかった場合は松の内の期間(1月7日~1月15日)に贈ります。
さらに三が日や松の内が過ぎてしまったら、お年賀として贈るのは控えましょう。
この場合は寒中お見舞い、寒中お伺いで対応します。
関東と関西の違い
お年賀は三が日、または松の内の期間中に贈りますが、関東と関西では松の内の期間に違いがあります。
- 関東は1月7日まで
- 関西は1月15日まで
となっています。
関東は短めなので注意ですね。
ビジネスシーンではいつまで?
取引先など会社へのお年賀も大事ですよね。
地域によっては1月15日までと考えるところもありますが、ビジネスシーンでも松の内の1月7日までがベストといわれています。
というように考える人が多いので、あえて外して8~10日にする方もいらっしゃいます。
お寺はいつまで?
お寺は宗派にもよりますが、三が日はバタバタしているので、松の内の1月7~15日が良いと思います。
渡せそうでしたら三が日でもOKです。
出来るのなら住職さんに確認したほうが良いですね。
表書きがお年賀ののしはいつまで?
こちらもお年賀の渡す時期と同様、最低でも松の内の期間までです。
もし松の内の期間を過ぎてしまったら、「寒中お見舞い」などに変更しましょう。
お年賀のお返しはいつまで?
たまに「お年賀のお返しはいつまでに?」という疑問がありますが、基本的にお年賀のお返しは不要です。
渡す方々は大体把握していると思いますが、もし不意打ちで意外な人から頂いて「どうしてもお返ししたい」という場合は、後日寒中お見舞いとしてお返しすると良いですね。
実家や喪中のときのお年賀
自分の実家や義実家へのお年賀は、距離感によっては迷いますよね。笑
普段からしょっちゅう会っていると必要ないんじゃないかと思います。
持っていくのがベスト
数家族が集まる場合でも、家族分持って行きます。
ご無沙汰の場合は持っていく人は多いと思いますが、しょっちゅう会っている場合でも改めておを礼するという意味でお年賀を持って行くと、相手も「しっかりしているな」と再認識してもらえます。
それに贈り物で嫌がることはそうそう無いと思います。
あるとすれば、高価なものを頂いて気を遣うことでしょうか。
なのでそこは渡すものの金額で調整しましょう。
ご家庭によってはそのまま実家で食事があると思うので、それがお返しと思ってもいいでしょう。
喪中のとき
一般的に喪中はお祝い事を控えるようにするという流れがあるので、喪中にお年賀をお渡しすることはやめておきます。
代わりに「本年もよろしくお願いします」という意味で、寒中お見舞い(1月8日~2月3日あたり)をお渡しします。
ただ、お年賀という形ではNGなので、簡単な手土産程度ならアリだと思います。
お年賀のお返し
基本的には不要です。
先ほどもお伝えしましたが、実家の場合はご飯などをご馳走して頂くパターンが多いですし、それ以外でもおもてなしすればOKだと思います。
もしそういったタイミングが無ければ、お子さんのお年玉などを代わりにお渡しすると良いですね。
ただ目上の方の場合は失礼と捉えられる場合もありますので、文房具や図書券などモノが良いです。
または半返しといい、頂いたお年賀の半額のモノをお返しするといった流れもあります。
フランクよりも堅めのお付き合いの場合は半返しはアリですね。
タオル以外のお菓子やギフトをご紹介!
お年賀はほとんど親戚になると思いますが、タオルなど日用品が多いですよね。
お年賀に渡すオススメのお菓子
ヨックモックの洋菓子クッキー
洋菓子で5種類のクッキーが入っています。
のしも付けられるので便利ですよ。
和菓子どら焼き
中には小豆クリームが入っています。
口当たりマイルドで食べやすくなってますね。
このあたりは普段自分で買わないので、頂くと嬉しいですよ。
お年賀に渡す日用品
洗剤や石鹸
ほぼほぼ使うので喜ばれますよね。
どうしてもタオルなら
ちょっと高級なタオル
ホテルなどでも使われているタオル。
カラフルでオシャレです。
とても高級な今治タオル
木箱に入った上品なタオル。
特別な方にオススメです。
普段自分では買わないような高級タオルだと嬉しいです。
お年賀とお年始の違いは?お歳暮と両方必要?
- お年賀=品物
- お年始=挨拶
お年賀はお正月に品物を渡すことです。
お年始もお正月3日間、または松の内に行います。
(1月7日~15日)
ちなみにお年賀の読み方は「おねんが」、お年始は「おねんし」です。
今では「お年始回り」や「お年始の挨拶にまわる」と言って、お年始とお年賀をセットにしてまわるので、意外と知らない人が多いのではと思います。
お年賀は挨拶するときのお手土産みたいなものですね。
お歳暮を贈った場合はお年賀は不要
お歳暮は、「今年はありがとうございました。来年もよろしくお願いします。」という意味が込められていますので、お歳暮とお年賀を贈ってしまうとカブってしまいます。
また相手にも気を遣わせてしまいますので、お歳暮とお年賀を贈るのは控えましょう。
まとめ
お年賀はお正月の三日間、または松の内の期間に贈りましょうね。
これから新年を一緒に過ごす方たちへの感謝の気持ちを伝える行事ですが、もし贈り物に迷ったら参考にしてください。