エコな時代が進んできて、最近は「マイボトル」として水筒を持ち歩く人が増えて、お茶やコーヒー、ジュースを入れる人も多いです。
また、最近の水筒は保冷、保温が長持ちするものが多く、自分の好きな温度で飲み物を飲むことができるのはマイボトルのいいところですね。
ただその分、水筒の中身でダメなものや良いものも気になります。
今回は、水筒の中身について入れてはいけないものや、大丈夫でオススメの飲み物などを紹介していきたいと思います。
水筒の中身がダメなものや入れてはいけないもの
エコで便利な水筒ですが、何でも入れていいというわけではありません。
- スポーツドリンク
- スープなどの塩分を含んだ飲み物
- 果汁入り飲料
- 炭酸飲料
- 牛乳などの乳製品
このあたりは良くないといわれています。
運動の時やジムに行くときにスポーツドリンクを入れがちですが、スポーツドリンクやスープなど塩分を含んだ飲み物、オレンジジュースやグレープフルーツなどの飲料は酸性を含んだ飲み物です。
ステンレス製など金属製の水筒を扱うときの注意事項に説明してありますが、塩分や酸性の強いものを水筒に入れることでサビてしまったり、水筒を洗うときに中に細かい傷ができてしまったものの中に入れると、高濃度の金属成分が溶け出してしまいます。
それらが飲み物と混ざったものを飲んでしまうと金属中毒を起こす恐れがあります。
スポーツドリンクや酸性の飲料はプレスチック製の水筒のものを選ぶようにしましょう。
また、炭酸飲料を入れてしまうと水筒内に圧力がかかり、開けたときに中身が吹き出したり、開かなくなったりして水筒の破損の原因になります。
牛乳やカルピスなどの乳製品、果汁入り飲料も長時間入れておくと腐敗してしまいます。
腐敗することによってガスが発生して破損の原因になります。
飲み物によって水筒のタイプを使い分けることをオススメします。
水筒の中身にオススメな飲み物
普段持ち歩く水筒の中身は自分の好みの飲み物を入れておくといつでも飲むことができて便利ですよね。
簡単に作れてオススメの飲み物を紹介します。
緑茶・麦茶
ティーパックタイプのものをそのまま水筒の中に入れておくだけ。
朝忙しいときでもポンと入れるだけなのでとても楽チンですよ。
緑茶はカテキンが豊富、麦茶はノンカフェインで水分補給にも最適です。
以前はティーパックを入れたままだとだんだん濃くなって苦味が強くなって飲めなくなっていましたが、今はマイボトル用のお茶も販売されていますので、おいしさも長持ちします。
ルイボスティー
ノンカフェインのルイボスティー。
私も毎日飲んでいますが、ティーパックを水筒に入れてなくなるとお湯を足して1日中飲めます。
コーヒー
時間がないときはインスタント、こだわりがある人には本格的なドリップまで、さまざまな楽しみ方ができるコーヒー。
コーヒーはほっと一息つきたいときに飲みたいですね。
飲みすぎるとカフェインの過剰摂取によって興奮、不眠になりかねませんので、飲みすぎには注意しましょう。
紅茶
紅茶は眠気やだるさを軽減させると言われています。
また、おやつタイムにお菓子と一緒に飲むのも良いですね。
リラックスしたいときにオススメです。
そのほかにもハーブティーやいろんな種類のお茶もあります。
自分が一番リラックスできる飲み物を入れるといいと思います。
暖かい飲み物は酸化しない？
温かいコーヒーや緑茶などは時間が経てば酸化して味が変わってしまいます。
水筒に熱い飲み物を入れておくと、水筒内の空気に長時間触れることで酸化が進んでしまうのが原因です。
対策
- 満タンに入れる・・・なるべく空気に触れないようにすることで酸化を遅らせる
- 低温で持ち歩く・・・高温なほど酸化が早く進んでしまう
- レモン汁を数滴入れる・・・レモン汁は酸化防止効果がある
直接口をつけて飲むと雑菌が繁殖し、酸化しやすいともいわれていますので、気になる方はコップ付きの水筒などにしてもいいかもしれません。
レモン汁は入れすぎると味が変わってしまうので、入れすぎには注意してくださいね。
水筒で温かい飲み物の作り方
水筒で温かい飲み物を少しでも長くおいしさを保ちたいですね。
350mlの場合
- 水筒に水を100ml入れてティーパックを入れて10分ほど待つ
- 熱いお湯を250ml入れる
熱すぎると酸化が早く進んでしまうので、60℃くらいで入れる方がいいです。
また、スープなどは熱いほうがいいですよね。
その際は、専用のスープボトルに作るとおいしくいただけます。
水筒の中身にダメな飲み物まとめ
塩分濃度が高い、酸性が強い、炭酸、乳製品は気を付けたほうがいいですね。
逆にお茶やコーヒーは安心して入れられます。
水筒を持ち歩くことで、その日の体調や気分によって飲み物を変えることもできますし、自分の好みの味を調節できます。
水筒を持ち歩くことで、いつでも飲みたいときに飲むことができるのはとても便利ですよね。
毎日忙しくしている中でも、好きなものを飲んで少しの間、至福の時間を過ごすのも最高です。
