女性へのプレゼントにヘアブラシを贈ると考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ヘアブラシは一度買ったらなかなか壊れないので買い替えることも少なく、良くも悪くも惰性で使ってしまう道具でもあります。
そのため良いものをプレゼントされたら嬉しく感じる方は多いと思います。
いつもありきたりなプレゼントだから、ちょっと変わったもので実用性の高いものは何かないかな?と悩んでいる方にはうってつけかもしれませんね。
でも櫛って語呂がよくないし縁起が悪そうですよね・・・。
そんなヘアブラシを贈るのには、どういった意味が込められているのでしょうか。
おすすめのヘアブラシなどもあわせて紹介します。
櫛を誕生日プレゼントする意味
とても実用的でもらって嬉しいヘアブラシですが、少し気を付けないといけない意味が込められていることをご存じでしょうか。
ヘアブラシは櫛(くし)とも言いますよね。
櫛はその発音から、「く=苦、し=死」を連想させるため、プレゼントとして贈るには縁起が悪いと昔は言われていたのです。
しかし、現代では「ヘアブラシ」とも言いますし、そこまで気にせず贈る方が大半なのではないかと思います。
縁起などを気にされる年配の方などに贈りたいときには、少し気を付けた方が良いのかもしれませんね。
彼女へ贈るのは
日本では縁起の悪い意味もあると言われる櫛ですが、古代にはお守りとしての意味合いも持っていました。
古代の神話でも櫛はとても重要な身を守るアイテムとして描かれ、常に身に着けておくような大切なものだったのです。
そのため、彼女に贈るときにはあなたを守るという意味も込めることができます。
また、江戸時代になると男性から女性に櫛(つげの櫛が定番なのだそう)を贈るのはプロポーズの意味があったのだと言われています。
くを苦、しを死と変換するのは変わらないのですが、「結婚生活は幸せなことも多いが“苦しい”ことも多い。共に“死ぬ”まで寄り添って生きていこう」というポジティブな意味を込めたとのこと。
つげの櫛は年を経るほど美しくあめ色に変化します。
長く持つものだからこそ、こんな素敵な意味が込められたのでしょうね。
現代ではつげの櫛は実用性が高くないため贈る方は少ないかもしれませんが、彼女にそんな思いを込めて少し高価なヘアブラシを贈るのも素敵ですね。
女友達は?
友達に贈るときには特に大きな意味はありません。
ただ、縁起を気にされる方にはやはり向いていないプレゼントなのかもしれませんね。
しかし、友達から櫛をもらったからと言って気を悪くする人はあまりいないと思いますので、気にせず贈って大丈夫なのではないでしょうか。
長持ちするものなので、「これからもずっと仲良くしてください」という意味を込めてもいいですね。
中国での櫛の贈り物の意味
中国では愛する人に櫛を贈り、自分の気持ちを相手に伝えるという風習があるのだそう。
櫛=愛のしるしという意味で、「白髪になるまで一緒にいてください」という気持ちがこもっているのだとか。
オシャレでオススメの櫛
アメリカのヘアケア・スキンケアブランドのjohn masters organics。
“地球に敬意を払うラグジュアリーなビューティーラインを”というコンセプトのもと、オーガニック植物や天然由来の原材料を100%使用した製品を多数展開しています。
ヘアブラシだけでなく、こだわりのヘアケア用品のラインナップも充実していますので、こちらのようなコンディショニングミストとセットになったものを贈ればとても喜ばれるのではないでしょうか。
見た目もオシャレなので、もらったらテンションが上がること間違いなしです。
櫛をプレゼントする意味はよくないのかまとめ
- 櫛にはその発音から苦しむ、死ぬという言葉を連想するため、縁起が悪いと言われることもある。
- ただし、お守りのような意味や、苦楽を共にし、死ぬまで一緒にいようというポジティブな意味も込めることができる。
- 中国では愛のしるしだと言われ、大切な人に贈る習慣がある。
- 縁起を気にする人には向かないが、そうでなければ送って喜ばれるプレゼントになる。