喪中にやってはいけないことで親戚のお年玉は?袋、表書きの書き方や控えること、禁止事項について紹介

喪中の期間中は自粛することが多いですよね。

年末や喪中のお正月なんかはバタバタしがちです。

正式に教えてもらったことがないため、本当にこれでいいのかな?と不安になりながら行うこともあります。

その中でもあまり聞いたことがないお年玉。

親戚とのやりとりで多いお年玉ですが、私や祖母、祖父はいつも通り渡します。

でもそれが例外だったら困りますよね。

そこで、

喪中のときにお年玉は渡すものか?
あげる側はそのままいつも通り渡していいのか?

などを紹介します。

 

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喪中でもお年玉はあげていいのか?

お年玉としてはNGですが、ニュアンスを変えて渡すと良いとされています。

先述したように私は喪中でもお年玉はあげる派ですが、少しひねります。

 

お年玉とは

お年玉とは歳神(年神)を迎えるためにお供えするモノで年が経つにつれ、モノから現金へと変わりました。

昨今では新年のお祝いとして贈られる金品なので、おめでたいものとしています。

とすると、やはり喪中でお年玉をあげるのは控えたほうがいいのでは?と思います。

 

お小遣いとして渡す

「お年玉」としてあげるのは控えるべきと言われてます。

楽しみにしていたり、周りの友達だけ貰っていたら寂しいですよね。

なのでここは、「お年玉」ではなく、「お小遣い」という定義であげるのはOKとされるようになりました。

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喪中にあげるときの表書きの書き方と袋などの紹介

お金を貰った女の子

もし「今年もお年玉を渡したい!」という場合、あげる側はどのように渡せばいいのでしょうか。

 

まずお金を入れる袋ですが、いつものカラフルなポチ袋は控えたほうが良いです。

お祝い感が強いので、無難に真っ白な封筒かポチ袋にしておきます。

書き方

お年玉としては渡さないので、「お年玉」と書くのは控えます。

表書きには「お小遣い」や「書籍代」が無難ですね。

何に使うかは貰う側の裁量ですが、ここではちょっとお堅く書いておきましょう。

 

お札は新札、ピン札が良い?

基本的に新札やピン札にこだわる必要はありませんが、もらう側のことを考えるとやはりキレイなほうが良いですよね。

急きょの場合はなるべくキレイなお札やアイロンなどで整えると良いですね。

 

お金の入れ方

真っ白のポチ袋

いつも通り三つ折りにして入れます。

1、肖像を表にして置きます。(頭が奥)

2、左(肖像の反対側)を1/3折ります。

3、右(肖像)は2をかぶせるように1/3折ります。

4、そのままの状態で封筒に入れます。(肖像の手前から)

長形の封筒

肖像を表にしてそのまま折らずに肖像の反対側から入れます。

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喪中の意味

喪中は亡くなられた後の期間というのはザックリ知ってるのですが、「喪に服す」ことで、故人を偲び、身を慎むことです。

 

期間

ちなみに喪に服す期間には二通りあります。

忌中と喪中です。

 

忌中は亡くなられた日から49日。

喪中は亡くなられた日から1年間になります。

(自分にとって誰が亡くなられたかによります)

 

忌中は亡くなられた方に対して、祈りを捧げる期間といわれています。

喪中は故人を偲び、慎む期間です。

 

対象者は?

基本的には二親等までとされています。

例えば自分からみて両親は一親等、兄弟姉妹や祖父母は二親等になります。

 

また、ここで喪中の期間が変わります。

一親等では1年間、二親等では3~6ヵ月とされていますが、あくまで目安と捉えておいてください。

 

あと三親等だからとって喪に服さなくていいわけではなくて、その方とどのような関わりがあったかで判断するのが良いですね。

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他に禁止事項や控えること

お年玉に関してお伝えしましたが、他にもあります。

 

年賀状

これは有名ですが、年賀状は新年を祝うものなので、代わりに喪中はがきを出します。

期間は11月ごろから12月中旬ぐらいまでです。

 

12月中旬以降になる場合は、翌年の1月8日~2月4日の節分の間の寒中見舞いで、喪中と新年の挨拶を伝えましょう。

また、お歳暮は感謝の気持ちを伝えるものなのでOKです。

 

挨拶に注意

新年はどうしてもクセで「おめでとう」を使ってしまいますが、これもNGなので、感謝の気持ちや「本年もどうぞよろしくお願いいたします」ぐらいにしておきます。

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飾りやおせち

玄関の門松や、お節料理などお祝いの意味を込めているものもNGとされています。

 

神社

神道は死を穢れとしていますので、50日間の参拝や、長いところでは13カ月間禁止しているところもあります。

初詣もダメですが、お寺はOKです。

 

まとめ

喪中の期間は喪に服すということで、様々なことを自粛しなければなりません。

しなければならないというと語弊がありますが、世間一般の常識に従っておけば周囲からは何も言われなくて済みます。

こうしなければならないというよりは、こうしておいたほうが良いというニュアンスで、よければ参考にしてくださいね。

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