昔は暑い夏の時期に親戚や知人の方々に安否を尋ねるためにその方の家を訪問したり、手紙を出して気遣いをすることが習慣でした。
時代が進むにつれて、メールなどでの挨拶が増える中、普段なかなか会えない方や、お世話になっている方に暑中お見舞いを書いてみると、メールにはない温もりがあって、気持ちもより伝わるものです。
短い便りですが、暑中見舞いのはがきで気持ちを伝えてみてはいかがですか。
暑中見舞いはがきはコンビニでも買える?
暑中見舞いのはがきを出したいと思ったときに郵便局まで足を運んで買いに行くのも大変ですよね。
近くにあれば問題はないのですが、気軽に立ち寄ることができるコンビニに売っていると便利ですよね。
官製はがきはほとんどのコンビニでも売っていますが、暑中見舞いのはがきとなると取り扱っているコンビニとそうでないコンビニがありますが、郵便局と提携しているコンビニには暑中見舞いのはがきが売ってある可能性が高いようです。
数にも限りがあるのでコンビニで買いたいという方は早めに行って買った方がいいでしょう。
もしくは、コンビニの店員さんに聞いてみるといいと思います。
今では、官製はがきを購入して、コンビニではがき印刷できるので、そちらで暑中見舞いのはがきを作成するのもいいかと思います。
他にどこで買える?オススメは?
暑中見舞いのはがきは、郵便局はもちろん売っていますが、デザインの種類があまり多いとは言えない気がします。
デザイン性を求めるなら、文房具屋さんや雑貨屋さんにいろんな可愛いはがきが売ってあります。
私製はがきやポストカードなので切手は貼らなくてはいけませんが、絶対に暑中見舞いのはがきではいけないということはないので、自分の好みのデザインを選ぶと書く時にもちょっと気分も違っていいかもしれませんね。
文房具屋さんや雑貨屋さんのポストカードはたくさんあっておすすめですよ。
ちょっと贅沢かもしれませんが、もらった方もきっと喜ばれると思います。
コンビニは1枚だけでも買える?他に買えるところは?
コンビニでも1枚から購入することができます。
ただ、すべてのコンビニに置いてあるわけではないので、暑中見舞いの終わりぐらいの時期に買おうと思ったときは、官製はがきは郵便局で購入するようにします。
私製はがきやポストカードでしたら、文房具屋さんや雑貨屋さんで購入する方がいいと思います。
また、無地のポストカードを購入して自分で水彩画を描いたりして手作りの暑中見舞いのはがきを出すのもいいですね。
自分で描くと世界に1枚だけのオリジナルのはがきで送った方にもとても喜ばれると思います。
かもめーるは終わった?代わりは?
以前は「かもめーる」をよく見かけていましたが、最近は見かけなくなりました。
実は、2021年3月29日に日本郵政は、暑中見舞い、残暑見舞いのくじ付きはがき「かもめーる」の販売を廃止しています。
毎年6~8月に販売されていましたが、近年は発行枚数が減少し、残念ながら終了発表をしています。
しかし、「かもめーる」の代わりに新しく夏用のはがきの販売の発表をして、6月1日からは発売されました。
これは、絵入りはがきで、ひまわりの絵が描かれており、宛名の面にはジンベイザメのイラストが描かれています。
残念ながらくじはついていませんが、夏らしく、さわやかで暑中見舞いや残暑見舞いに送るのにぴったりなデザインです。
この絵入りはがきには、宛名面に印刷された二次元コードを読み取ると、オリジナルコンテンツが再生される仕組みになっています。
もらった方にも楽しめるはがきとなっていますね。
暑中見舞いはがきはコンビニで買えるかまとめ
官製はがきはほとんどのコンビニで販売していますが、暑中見舞いハガキを買えるのはお店によります。
またハガキが置いてあれば、1枚からでも売っているところはあります。
ただ、正直やはり郵便局や文具屋へ行くのが無難ではあります。
暑中見舞いを送る習慣が始まったのは江戸時代からだと言われています。
それから夏の挨拶状として定着し、現在も続いている日本の文化です。
普段なかなか会えない方に「健康を気遣って元気でいてほしい」気持ちを伝えるものです。
いろんなはがきもありますので、暑中見舞いのはがきを購入してもいいと思いますし、自分でオリジナルのポストカードを手作りしてもいいですね。
季節感が感じられるはがきで、こちらの近況もかねて送る方を見舞う気持ちがこもったものを是非送ってください。
日本の素敵な文化を未来にも繋げてほしいと思います。