厄年と聞くと、あまり良いイメージはないですよね。
男性の本厄は、数え年で25歳、42歳、61歳です。
うち男性の42歳は特に注意が必要な年齢とされています。
今見てる方はおそらくこの年齢か、その年齢の前後でしょうか。
スピリチュアル感はありますが、「あぁ今年の俺は運が悪いのか…」となんとなく思うこともあります。
なので、男性の厄年にやると良いことや過ごし方、やってはいけないことなど気になりますよね。
他にも本当に運悪く死ぬことがあるのか?死ぬ確率についてもお伝えします。
男性の厄年にやると良いことや過ごし方
あまり無理してまでする必要もないですが、スピリチュアル的な要素から現実的なところまで紹介しますね。
厄払いに行く
近くの氏神様に厄を払っていただきましょう。
普段から信仰が無い方には、意味を感じにくいかもしれませんが、『お祓いできるお金(余裕)がある』ということも大事だとされています。
気持ちを落ち着かせたり、引き締めたりするためにもお祓いに行ってみましょう。
神仏やご先祖様を祀る
神様やご先祖様はいつも見守ってくれています。
定期的にお墓参りをして感謝の気持ちを伝えるのもいいですし、お寺や神社に通うのもいいですよ。
ただし神社仏閣への奉納は、宮司さんの確認を取りましょう。
無理せず落ち着いて考え行動
厄年というのは、人生の転機の時期に訪れます。
一生懸命まっすぐ走ってきた道が、ふいに曲がるようなそんな瞬間です。
その時、どの方向に曲がるのか迷ったり、今まで感じたことのない疲労感を感じることもあります。
そんな時だからこそ、今一度、自分の歩んできた道について落ち着いて考えたり、自分のルーツである家族や先祖について振り返るいい時期です。
この考える時間を持つことで、その後の自分の人生を大切にしようという気持ちも高まります。
お守りや開運カラーを持つ
厄年には、気持ちの余裕が特に大事になります。
お守りやスピリチュアル的な物にすがればいいというものではありませんが、自分の気持ちが落ち着く、気に入ったものを持つというのは大事です。
どんな人も、何にも頼らず、まっすぐ立つのは、とても難しいことです。
けれど、「これがあると安心」「これがあるからきっと大丈夫」そう思えるものを身に着けているのは、自分の心の余裕を助けてくれるはずです。
身の回りの整理整頓や掃除
身の回りの古いものや不要なモノを捨てることで、「悪いモノを落とす」という意味が込められています。
また、掃除でホコリや汚れを落とすことも、「厄を落とす」と言われていますね。
とくに水回りは陰の気が溜まりやすいと言われていますので、トイレ、台所、お風呂、洗面台などはこまめに掃除をして厄落としをするといいですよ。
寄付や慈善活動
募金やボランティア活動で良いことをして、運気を上げるのもいいですよ。
お金に余裕があれば募金をしてもいいですし、経済的に余裕がない場合は、人助けやゴミ拾いなども良し。
人に喜ばれることをすると自分に返ってきますよ。
ポジティブ思考、感謝の気持ち
気持ちが塞ぎがちだとネガティブになり、マイナスなことも引き寄せてしまいます。
周囲の人に対して謙虚に感謝の気持ちを持ち、なるべく前向きな思考で過ごしましょう。
死ぬ確率は?厄年に起こること
厄年に起こりがちなこと、大きなものは『体調の変化』と『生活環境の変化』です。
25歳、42歳、61歳というのは、多少の誤差はありますが、仕事を初めて間もなく経った頃、仕事や家庭を作って少し安定した頃、自分の終わりを感じ始める頃、にあたります。
最近は長寿なので、61歳で人生の終盤というには難しいですが、この辺りで仕事をやめたり、大病を患う方も少なくありません。
どんなことも、一生懸命取り組んでいる時には疲れを感じないものですが、ふと一息ついた頃に、どっと疲れを感じるものです。
それは、精神的にも身体的にも同じことが言えます。
環境の変化が起きやすい時期はまた、体調の変化も起きやすい時期と言えると思います。
死ぬ確率が高いわけではない
運が悪いといわれる歳なので、最悪の場合そういったこともあるのかなと思いますよね。
5歳ごとの階級別でしか見れなかったのですが、25歳の階級は低く、42歳、61歳に連れて上がっています。
参考元:厚生労働省HP
平均寿命に近づいていくので、当然ですよね。
なので、安心してください。
厄年だから死ぬ確率が高いわけではないです。
でも42歳はムリをしてしまう年齢、61歳は体にガタが出始める年齢なのでそこは気を付けてくださいね。
厄年にやってはいけないこと
引っ越し、新築、結婚、転職、新しいことを始める、起業、これらのことは厄年に避けることとしてよく挙げられます。
なぜ、これらのことを避けるべきとされるのかというと、心身ともに大きなストレスをかけやすく、厄年の体調の転機と合わされば、負担をより感じやすくなるからです。
その取り組み自体が、ストレス解消になっているのならば良いのですが、どんな変化も少なからずストレスを生みます。
厄年は、焦らず自分や周りを大事にする時期と思いながら取り組めるなら、どんなことをしても構いませんが、体調には気をつけましょう。
厄年にやると良いことまとめ
厄年と聞くと、どうもスピリチュアル的なものだと思っているかもしれません。
けれど、「最近、昔ほど体が動かなくなったなぁ」とか「昔は〇〇だったなぁ」といったようなことをグルグル考えてしまうことは誰にでもあります。
厄年は、そういう感覚が強くなったり、自分ではよく分からなくても身体に疲労感を感じる人生の節目といえます。
その節目を上手に過ごすためには、何よりも心身ともに余裕が必要です。
「厄年だから」と気を落とすことはありません。
むしろ、自分や周りのことを大事にする時期と思って、丁寧に毎日を過ごすように心がけましょう。