エアコンなしでできるだけ部屋を涼しくできたらいいですよね。
とくに夜はエアコンをつけるか際どい室温です。
そういうときは凍らせたペットボトルや保冷剤と扇風機を使えば、エアコンなしでも部屋の温度を下げることができるんです。
他にもタオルやサーキュレータなんかも使えますね。
そこでエアコンなしで部屋の温度を下げる方法や熱がこもる対策をご紹介します。
ペットボトルで部屋の温度を下げる方法
凍らせたペットボトルを使えば、部屋を涼しくすることができます。
どこにでもあるペットボトルでお手軽に部屋の温度を下げられたら嬉しいですね。
扇風機と併用することで、いつもより冷たい風を感じることができます。
やり方は簡単で、ペットボトルを凍らせて扇風機の前に置くだけです。
たったそれだけで冷たい風を感じられるんです。
ポイントは3つあります。
- できるだけ大きなペットボトルを使う
- 満タンに水を入れない
- ペットボトルの予備を準備しておく
ペットボトルは、大きいほうが冷たい風を送る範囲が広がります。
1.5ℓなど大きめなものを使った方が効率がいいですよ。
また、凍らせる際は満タンに水をいれると破裂する恐れがあるので気を付けてくださいね。
外に出したペットボトルはすぐに溶けていくし、凍らせるのには時間がかかります。
できれば、何本か予備のペットボトルも準備しておくといいですね。
他にも保冷剤を代用するのもアリです。
注意点として、結露が発生するので、扇風機の前に置く際はタオルに包むか、受け皿に載せることをオススメします。
部屋全体の温度を急激に冷やすのは難しいですが、緩やかに涼しくすることができるので、ぜひ試してみてください。
扇風機やサーキュレータで部屋の温度を下げる方法
扇風機やサーキュレータで部屋の温度を下げる方法があります。
それぞれ用途や目的が違うので説明していきます。
扇風機で風通しをよくする
扇風機はその周辺に風を送ることを目的としています。
扇風機で部屋を涼しくするためには、置く場所が重要です。
ワンルームの部屋の対角線上の窓を開けて風通しをよくします。
扇風機を窓のそばに置くと更に風通しがよくなり、部屋が涼しくなります。
この時、風の通り道に物を置かないようにしたほうがより効果が実感できますよ。
部屋の温度が外よりも暑い時には、扇風機を窓の外へ向けて回します。
そうすることで、部屋のこもった空気を外に出し、外の冷たい空気を部屋の中に取り入れることができます。
帰宅して蒸し暑い時に試してみてくださいね。
サーキュレータは循環させる
サーキュレータは部屋の空気を循環させるのが主な役割です。
直線的な強い風を送ることができます。
壁や床にあてて、強力な風で空気をかきまぜることで、部屋の温度を下げることができるんです。
例えば、部屋の隅に置き、天井に向けて風を送ると空気を循環できます。
就寝時にも使えるタイマー付きのものや風の強さを段階的に選べるものなど、サーキュレータの種類も豊富です。
ぜひ自分に合ったサーキュレータで部屋を快適にしてみてください。
濡れタオルで部屋の温度を下げる方法
タオルで部屋の温度を下げる方法を2つ紹介します。
濡れたタオルを体の横で回す
とっても簡単な方法ですが、濡れたタオルを体の横で回すことで、タオルの水分が蒸発します。
蒸発する時の気化熱によって、部屋が涼しくなるんです。
気化熱とは、液体が気体になるときに、周りから吸収する熱のことです。
今すぐにでもできる方法なので、試してみてくださいね。
扇風機に濡れタオルをかける
扇風機の前に濡れタオルをかけると、気化熱で部屋の温度を下げる効果があります。
上記では凍ったペットボトルを紹介しましたが、凍ったペットボトルがない時にはこの方法を試してみてもいいですね。
風向きに対してちょっと斜めにかけたほうが、風の通り道をふさがないので効果が高まります。
部屋に熱がこもる対策もしておく
クーラー以外での涼しくする方法は色々ありますが、その前に熱がこもらないようにするのも大事ですね。
遮光カーテンを使う
遮光カーテンは直射日光を遮ってくれます。
帰宅した時のムワッっとしたあの熱い空気、不快ですよね。
遮光カーテンをしていれば、部屋の温度が上がりにくくなるのでオススメです。
また、サーキュレータを使う時も遮光カーテンがある方がより効果を感じやすいです。
ベランダにサンシェードを設置
サンシェードは日陰をつくり、暑さを和らげてくれます。
今はUVカット効果のサンシェードもあるので、紫外線対策もできます。
日射熱を防いでくれるので、部屋の温度を下げるのに一役買ってくれますよ。
ただ、風には弱いので、飛んで行かないようしっかり取り付けることが大切です。
ペットボトルなどで部屋の温度を下げて涼しくする方法まとめ
ペットボトルや扇風機を併用すると、部屋を涼しくすることができます。
凍ったペットボトルやタオルを扇風機と併用すれば、いつもより涼しい風を感じられますよ。
扇風機やサーキュレータは置く場所の工夫次第で部屋の空気を循環させ、涼しい空間を作り出してくれます。
とはいえ、部屋の室温が大幅に下がるわけではありませんので、熱中症には十分注意が必要です。
エアコンを使えない時や、使うまでもないかなという時にぜひ試してみてくださいね。