最近は年代を問わずスマホを使っている人が多いですよね。
2021年の調査によれば、10代・20代だと98%、30~50代でも90%前後、70代でも80%弱の方がスマホを使用しているのだそうです。
そんな中、かたくなにガラケーを持ち続けている人も中にはおられますね。
不便じゃないのかな?もしかしてこだわりがある?などちょっと今時は珍しい人と見られがちなガラケー派。
必然的に所有者はこだわりがある人が多くなるので、ガラケーの人はちょっとめんどくさい人が多かったり。
もちろん普通のまともな人も身近にはいます。
どういう場面でめんどくさいと感じられてしまうのか、またなぜ今時ガラケーにこだわるのか、使う人の心理などについてご紹介します。
ガラケーの人がめんどくさい理由
たまにいる「ガラケー派」の人。
周りの人から正直ちょっとめんどくさいな…と思われてしまうことも。
なぜガラケーの人はめんどくさいと思われてしまうのでしょうか?
LINEなどの連絡手段が使えない
職場で、学校の友達同士で、ママ友や保護者同士でなど、ある組織に所属している場合、事務的な連絡を取るためにライングループを作ることってよくありますよね。
そんな時ガラケーの人はLINEを使うことができず、一人だけキャリアメールや電話での連絡をしないといけなくなります。
みんなに一斉に連絡をしたいときにとても便利なLINEなどのツールが使えないことにより、その人のためだけに電話やメールで連絡をしないといけないというのは結構面倒なものです。
写真、動画などが送れない
これは私の個人的なことですが、遠くに住むおじいちゃんおばあちゃんから孫の写真を送ってほしいとよく言われます。
普段なかなか会えないので送ってあげたい気持ちはやまやまなのですが、祖母はかなり古いガラケーを愛用しているため、めいっぱい画像を縮小して少しずつメールに添付して送るという作業をしないといけません。
しかもガラケーは容量が小さいものが多いので、何かを消さないと入らないようになってしまったようで、消したくないというので結局写真を現像して郵送したりもしました。
こんなときスマホなら簡単に写真も動画も送れるのになぁ…と思ったことがあります。
今時ガラケーにこだわる、使う人の心理や特徴
ではなぜガラケー派の人たちはガラケーにこだわるのでしょう?
どんな心理が隠れているのか見ていきたいと思います。
慣れたものを使いたい
スマホが普及する前はみんながガラケーを使っていましたよね。
文字の入力方法一つをとってもスマホとガラケーでは全然違います。
確かに私もスマホに変えた時はフリック入力の仕方を一生懸命習得した覚えがあります。
私はそのころ20代でしたが、20代でも最初は戸惑ったので、これがもっと年齢が上の方ならなおさら使い慣れたものをずっと使いたいという気持ちは大きいのではないかなと思います。
高齢者の方にいまだにガラケー派が多いのはこの理由が多いかもしれません。
便利なアプリやネットなどに興味がない
ガラケー派の人は機械に疎い人も多く、アプリやネットなどをあまり使わないという方も多いかもしれません。
こちらも比較的高齢の方に多いと思います。
そもそもアプリって何?インターネットなら家のパソコンでするから大丈夫、というような人だとスマホに全く魅力を感じないのかもしれませんね。
高いスマホより安いガラケーがいい
やはりガラケーと比べるとスマホは本体代もかなり高価格になってきますよね。
とくに最新機種や人気のあるものだと本体だけで10万を超えることもザラです。
ガラケーはネットなどにもつなぐことがあまりないですし、その分月々の通話料も安く設定されています。
最近は格安スマホや様々なプランがあるとはいえ、やはり「スマホは高級品」というイメージがあると安いガラケーでいいや、となってしまうのかもしれません。
スマホを持たない人って迷惑?
では、スマホを持っていないという人は周りに迷惑なのでしょうか?
具体的にどんなことで迷惑をかけてしまうのでしょう?
立場や環境による
何かに「所属している人」というのは基本的にスマホを持っていた方が周りに迷惑になりません。
特に仕事などではたくさんの人と関わったり、連絡を取り合ったり、チームでひとつのプロジェクトに取り組んだりと様々なコミュニケーションを円滑に取る必要がありますよね。
そんな時に一人だけガラケーだと、輪が乱れたり、時間のロスが生まれたりしてしまう可能性があります。
自分のこだわりのために周りの手間を増やしたりするのはやはり「迷惑」と思われてしまうのではないでしょうか?
携帯電話としてガラケーを持つのは個人の自由だと思いますが、その場合タブレットを別に持つなど便利なツールを取り入れると仕事や人間関係を円滑に進められるのではないかと思います。
未だにガラケー使ってる人って微笑ましいよね
私個人的な意見としては、スマホを持たなくて迷惑なのかは人や立場によると思います。
普段あまり人と連絡を取らず、何かあれば電話で十分、と思っている人にとってはスマホはマストではないと思います。
仕事などを引退し、ごく小さなコミュニティのなかで会いたい人とすぐに会え、直接顔を見て話したりできるのであれば、特に必要性は感じないですよね。
なんだかそういう方をみてると、すごく微笑ましく感じます。笑
未だにガラケーを使ってる芸能人
華やかなTV業界で活躍する芸能人の中にもガラケー派の方は根強くおられるようです。
どんな方がガラケーを使っておられるのか調べてみました。
- 東山紀之さん
- 松岡昌宏さん
- 柄本佑さん
- サンドウィッチマンさん(2人とも)
- ケンドーコバヤシさん
- ココリコ 遠藤章造さん
などなど…。
とても意外ですが、芸能人の方には一定のガラケー需要があるようですね。
とても忙しい生活だと思われますので、携帯くらいは昔のままのアナログなガラケーがいいのかもしれませんね。
ガラケーを使う若者が増えているまとめ
最近ではスマホの普及率もかなり高くなり、ガラケーを持っている人も珍しくなりました。
しかし、ガラケーをずっと使い続けている人も一定数いますよね。
こういった人たちは、慣れているものを使い続けたいという心理があったり、そもそもネットやアプリにあまり興味がないという場合も多いようです。
また、「スマホは高い」というイメージでガラケーを使い続けている人も。
しかし、仕事やそのほかの人間関係などの上でも、ガラケーの人は少し面倒だと思われてしまうかもしれません。
ガラケーだとLINEなどの便利なツールを使えず、その人のためだけにひと手間かけてメールや電話で連絡する必要があったり、気軽に写真や動画を共有できなかったりするのがその一因です。
とはいえガラケー好きの人はおそらくガラケーからスマホに変えたくない気持ちが大きいと思います。
そんな時は、ガラケーの他にタブレットなど別のツールを取り入れることを検討すると周りとのコミュニケーションも円滑に進むのではないでしょうか。