ヒバ油は、ヒバという日本三大美林の木から抽出される油のことで、約80%ほどが青森にあることから、古くから青森地方でアロマとしても利用されています。
近年、天然の防虫・殺菌効果・防カビ効果・消臭効果でオーガニックでその効果が期待できると注目され、皮膚トラブルを抑えてくれたり鎮静効果もあります。
しかし、高濃度ゆえのデメリットもあります。
今回はデメリットや虫は寄ってくるのか、どこで買えるかご紹介します。
ちなみに楽天アマゾンではすぐに買えます。
ヒバ油のデメリット
先述の通りヒバ油にはオーガニックで虫よけ・殺虫・防カビ・消臭効果などがあるとされていますが、その効果が有害な動物もいます。
犬、人間には無害で使うことができますが、猫やハムスター、鳥などの小動物には有害になってしまいます。
猫や小動物に限らず、動物に対して精油を使うのはよくないとされています。
植物由来ではありますが、高濃度で抽出されているもの、有害な成分も含まれている場合もあります。
また3歳以下の乳児への使用もおすすめできません。
芳香浴は問題ないとされていますが、それ以外はなるべく控えるようにしましょう。
妊娠している人への使用も念のため避けた方がよいとされています。
催奇性が認められていて多量でなければ問題ないとはされていますが、念のため控えた方がいいですね。
それ以外の人も精油は高濃度ですので、アレルギー反応を起こすこともあります。
なので使う際には気を付けて使用してください。
使用する場所ですが、薄い布であるとヒバ油の黄色い色が移ってしまう可能性があったり、金属にもヒバ油は反応してしまうので、その場合も着色してしまう恐れがあります。
ヒバ油はいろんな面で効果が期待されていて人気の精油ですが、どんな人や動物にも使えるものではないようです。
乳児でも使えるなどの記載があるものもありますが、使う際には慎重に、また使用する場所にも注意しないといけませんね。
寄ってきてしまう虫はいる?
ヒバ油は嫌な虫を寄せ付けませんし、その効果はハッカ油より良いという声もあります。
寄ってきてしまう虫もいないので、ハッカ油とヒバ油を混ぜて使う方も多いですね。
ムカデ、ゴキブリ、ダニなどに効果的か?
ムカデに対してヒバ油は忌避剤として効果が高いと言われています。
ヒバの木で家を建てるとゴキブリや、シロアリも寄せ付けないと言われていますので、ゴキブリにも効果があります。
ハッカ油もゴキブリに対して効果があると話題になりましたが、ヒバ油はハッカ油より効果的だと注目されています。
通り道にヒバ油をまくとそれだけで家に寄せ付けずに済むそうです。
ダニにもヒバ油は増加を抑制する効果が大きく、色々な虫にも防虫・殺虫効果はしっかりあるようですね。
ヒバ油のオススメの使い方や注意点
ではどんな虫にも効果があるヒバ油ですが効果がありすぎる為、使う際には注意が必要です。
では、おすすめの使い方を紹介しますので上手に使っていきましょう。
スプレーにする
エタノール1:水4の割合で混ぜたあと、ヒバ油をお好みで5~10滴ほどいれさらによく混ぜます。
サッシなどの虫が寄ってきそうなところにスプレーしたり、虫よけスプレーとして人間にふりかけたり。
消臭スプレーとして、防カビスプレーとして、防ダニスプレーとしても多種多様な使い方ができますよ。
そのままお風呂で
お風呂に数敵たらすと芳香浴として使えます。
使いすぎは注意ですが、ヒノキの香りでリラックスでき、保湿効果もあります。
わんちゃんのシャンプーに数滴まぜればノミダニ除けの効果もありますが、人間同様使いすぎは禁物です。
また、洗濯の際に使えば消臭効果や抗菌効果も。
寝るとき
アロマポッドにたらして使えばヒノキの香りでリラックスして眠れますよ。
ストレスも軽減できる効果もあります。
ストレスや疲れがなかなか取れないという人も、香りへのアプローチをするのもアリですね。
ただし先述のデメリットもよく読んで使用してくださいね。
ヒバ油はどこで買えるか
基本的に身近なダイソー、ホームセンター、ドラックストアでは見かけることがありませんでした。
精油、コアなショップだと置いてあるかもしれませんね。
ネットであれば楽天やアマゾンなどで販売されていますので、その方が確実で早いですよ。
ヒバ油のデメリットや効果まとめ
ヒバ油はメリットもありますが、もちろんデメリットもあります。
高濃度なので、乳児、妊婦さん、小動物には注意が必要で、なるべく控えたほうがいいですね。
正しい使い方で使用すれば多種多様に使えて、効果も絶大なヒバ油。
是非参考にして使ってみてください。