普段ツンツンしている猫がずっと遊びたがる時は、ずっと遊んであげたいけど寝ないといけなかったり仕事を済ませたい時もありますよね。
さらに突然猫が夜の大運動会が開催されて、しつこいときは体に爪が食い込んで痛い思いをしたり、遊び足りないとストレスが溜まったり鳴くこともあります。
また、ウザイと思ってしまうほど、どこでもついてくるぐらい甘えたですよね。
私も子猫がいた時に、遊んであげないと夜中に一人遊びが激しいときがあったりしたので、爪を立てられないように布団を頭まで被って怯えながら落ち着く時を待ちました。
可愛い猫と一緒に生活する上で、お互いに快適な生活を送れると嬉しいですよね。
今回は、猫がずっと遊びたがってしつこいときの対応や夜中に落ち着かせる方法などを紹介します。
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猫が遊んでとしつこい、ずっと遊びたがるときの対応
今は、遊べないということを子猫にわかってもらいメリハリのある生活ができるといいですよね。
しつこいなと思った時に、飼い主がとるといい対応を紹介します。
猫から離れてみる
違う部屋がある場合には、猫と物理的に距離を取って一旦落ち着いてもらってください。
飼い主が部屋からいなくなると、遊んでもらえないとだんだん理解していきます。
この時、遠くの方から鳴き声がしても近づいてはいけません。
可愛い鳴き声に負けてしまうと、猫は鳴けば遊んでもらえると学習するので注意が必要です。
ちなみに、遊んでいる最中に猫が飼い主を甘噛みをした時も物理的に距離を取るということは躾にも使えます。
鳴く、甘えてきても心を無にする
物理的に距離を取る部屋がない場合には、どんなに可愛く鳴かれようとも心を無にして遊びには乗らないのも効果的な方法です。
お気に入りのおもちゃを持ってきて、遊ぼうと鳴かれてとても心苦しいと思います。
ですが、心を無にして猫の誘いに乗らないでください。
これで、猫はどんなに誘っても今はダメなんだと徐々に理解してくれます。
朝も無視
まだ寝ているときも、舐めたり引っ搔いたりして起こしてくるときがありますね。
そんなときも布団にもぐったりして起きないようにします。
大体でいいので、自分が起きる時間を一定にして、決まった時間にエサをあげるとリズムを覚えてくれます。
デスクワーク中の邪魔
パソコンや物書きをしていると、周りをウロウロしたり、邪魔な時は画面の前に立ったりしますよね。
そういうときは、その周辺、自分の視界に入るところに毛布やタオルなどを置いて、心地良い場所を作ってあげます。
最初は馴染みませんが、毎回根気よくその場所に移動させると少しずつ覚えてくれますね。
うざいぐらいかまってちゃんでついてくる
正直子猫ちゃんなら当たり前の行動です。
それを承知のうえで飼うべきでした。
無責任にはなりますが、もしムリな場合は友人や知り合いに譲ることも視野に入れましょう。
しかし、もし猫ちゃんがある程度年齢を重ねていたら、体調不良の可能性もあります。
「前はそんな甘えなかったのに」という場合は、一度病院で診てもらうのもひとつです。
嫌いな匂いやスプレーでしつける
猫ちゃんは、わんちゃんと違ってしつけることが難しいですよね。
どうしても乗ってほしくない、入ってほしくない場所がある場合は、苦手なニオイや猫専用のスプレーでしつけます。
また、自作もできます。
水300mlにレモン1/3個分を絞り、スプレー容器に入れます。
猫ちゃんは柑橘系のニオイが苦手なので、オーガニックで簡単に作れます。
主導権は飼い主
子猫の時から、遊びを開始・終了するのは飼い主が主導で行ってください。
おもちゃの前で、猫が鳴いてアピールした後におもちゃで遊ぶと鳴くと飼い主が遊びを始めてくれると学習します。
猫は、鳴けば飼い主が応じてくれると理解してしまい鳴き癖がついてしまいますよ。
終了の合図を子猫の時から癖づけていると、しつこくねだってくることはありません。
可愛く遊びをねだられると、誘惑に負けそうになりますが気を強くもって主導権を握ってください。
遊び足りない?夜中に落ち着かせる方法
「夜中に開催される運動会」に悩んでいる人も多く、筆者も悩んでいた1人でした。
何故、夜中の運動会が開催されるかというと体力が有り余っているからです。
夜中に落ち着いてほしい時は、猫に疲れてもらわないといけないので、夜までにしっかり遊んで疲れてもらってください。
昼間に飼い主がいない間は猫は寝ており、夜に覚醒してしまい、運動会が開催されたり遊んだりしています。
飼い主がいない間に、体力を消耗する方法としては誤飲しない安全なおもちゃを置いておくのもオススメです。
他にも、くつろげるスペースを景色が見える場所に作れるのであれば、猫が留守番中に退屈せずにすみますよ。
猫と遊ぶ時間帯や遊び方
猫の種類や年齢にもよりますが、平均的な遊ぶ時間は1日10分~15分を2回ほどです。
あまり長く遊ぶと、猫が疲れてかえってストレスを感じてしまいます。
ちなみに、毎日朝・晩ご飯の前に10分~15分ほど遊ぶと猫も習慣づけられしつこく遊びに誘うことも減るのでオススメの時間帯です。
15分経ってもまだ遊びに誘ってくる場合には、遊び方が単調なのかもしれません。
猫じゃらしで、キャットタワーへ誘って上下運動をしてみるとかなりの運動量になるのでオススメです。
猫が遊ぶのは、健康のために必要不可欠なので短時間の遊ぶ中でもコミュニケーションを楽しんでくださいね。
遊ぶときの注意点
遊ぶ時は集中して、メリハリを意識しつつ注意点を確認して楽しんでください。
周りの物がないように
おもちゃを追いかけて飛び上がったり、急に方向転換をしてテーブルにぶつかったりして危ないので撤去が必要です。
走って猫が滑ると危ないので、滑りやすいものも床から撤去してくださいね。
猫と遊ぶ場所は、周りにケガをする物がないように広く取って余裕のある場所で楽しく遊んでください。
紐には細心の注意を
紐の先に、おもちゃがついている猫じゃらし商品は多いです。
しかし、目を離した隙に勢い余って飲み込んでしまうこともあり危険なので注意が必要。
ある日、子猫のお尻から床に落ちていただろう結束バンドのヘッド部が出てきて筆者はとても驚き肝が冷えました。
特になにもなく、事なきを得たので良かったのですが飲み込めてしまうものは落ちていないか確認することの大切さを理解し反省。
噛みながらおもちゃを知らぬ間に飲んでしまう猫もいるので、筆者のようにならないように気をつけてください。
ご飯の前
ご飯を食べた後だと、人間と一緒で動きにくいですし激しく動くと食べた物が出る可能性もあります。
お腹が空いていると、狩猟本能が研ぎ澄まされておもちゃで一緒に遊んでくれやすくなりますよ。
なので、ご飯の前に遊んでからご飯をあげてくださいね。
口で呼吸をしていないか
遊びの途中に、「ハッハッ」と口で呼吸している時は遊ぶのを切り上げるようにしてください。
猫は普段は鼻で呼吸をしていますが、口呼吸になっているということは体から熱を逃がそうとしていて、遊びすぎてる状態です。
口呼吸をする前段階の疲れたサインとしては、普段より呼吸しているお腹の上下するリズムが早い時はいい感じに遊べたサインですよ。
稀に、遊び終わってもまだ「ハッハッ」と口呼吸が落ち着かない時があります。
この状態が続く場合は、心臓の病気が隠れている場合があるので普段からお腹が上下する呼吸のリズムを覚えておくと様子がおかしいか気がつけると思いますよ。
猫が遊んでとしつこい時の対応まとめ
猫が、遊びたくてしつこく誘う時の対処法を紹介しました。
猫のしつこい遊びへのお誘いには無視が効果的で、心苦しいとは思いますが試してみてください。
猫と遊びを通して、コミュニケーションをとると健康を確認できますし、ストレス解消にもなるのでオススメです。
しっかり遊ぶと、体力が消耗されて夜に大運動会が開催されることも少なくなると思います。
メリハリをつけて遊び、猫と楽しくコミュニケーションをとってみてくださいね。
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