洗濯槽の掃除をしてみると思ったほど汚れが落ちていなかったり、ピロピロしたワカメみたいなカビ汚れがずっと出てくることがあります。
一生出続けるのかってくらい・・・。
せっかく掃除したのにまだ出続けるピロピロワカメにストレスを感じますよね。
逆に明らかに汚れがあるはずなのに、汚れが出てこないこともあります。
今回は、オキシクリーンを使った洗濯槽の掃除について紹介します。
洗濯槽にオキシクリーンを何回やっても汚れが浮いてくる
オキシクリーンで洗濯槽の掃除を何回やっても汚れが浮いてきて「どこまでやればいいの!」と思いますよね。
それは、洗濯槽の外側部分にまだカビ汚れが残っているからなんです。
オキシクリーンは酸素系漂白剤なので、カビ汚れを浮かしてくれるのですが、これまで洗濯槽にたまったカビ汚れを一度に全部落としきるのはななできません。
一気にはがせなかったカビ汚れがすすいでいくうちに徐々に剝がれ落ちているのです。
洗濯槽のカビ汚れは、洗濯する回数が多ければ多いほど汚れる傾向がありますので、洗濯槽のお掃除をする頻度を増やした方がいいですね。
1~2か月に一度のタイミングでオキシ漬けしてみて、カビ汚れがなかなか落ちない場合はお掃除の間隔を短くしてみるといいでしょう。
効果的な使い方や方法
オキシクリーンには日本版とアメリカ版がありますが成分が違います。
日本版
- 界面活性剤不使用
- 無香料
- 泡立ちなし
- 肌に弱いかたにオススメ
アメリカ版
- 界面活性剤が入っている
- 香料あり
- 泡立ちが良い
- 大容量
アメリカ版はコストコで売られているタイプです。
日本版は界面活性剤が使われていないので安全ですが、その分汚れを落とす力が悪くなります。
今回はアメリカ版での効果的な使い方を説明します。
- ゴミ取りネットを外す・・・ネット部分も洗えるように外しておく
- オキシ漬けの液を作る・・・お湯10リットルに対して付属スプーン1杯(約100g)のオキシクリーンを入れてよく溶かす
- 洗濯槽にお湯をためる・・・必ず40℃~60℃のお湯で!
- 洗いコースで5分~10分回す・・・漬け置きするため洗いコースで設定する(槽洗浄コースがあればそちらを選択)
- 洗い→一時停止を繰り返し汚れが浮いてきたらネットですくう
- 洗濯コースを2回繰り返す・・・1回では落としきれないので2回した方がよい
- 汚れを拭き取る・・・洗濯槽内にカビ汚れが付着しているのできれいに拭き取っておく
時間はかかりますが、洗濯槽のカビ汚れをきちんと落とすには手間がかかるのは仕方ないですよね。
洗い、一時停止を何度か繰り返してそのたびに汚れをすくう作業が大事になります。
ドラム式の洗濯機ではこの作業ができないので、ドラム式専用のオキシクリーンも販売されていますので、そちらを使っていただくのをオススメします。
逆に汚れが全然出てこないのはなぜか
「オキシクリーンで洗濯槽を掃除したのに汚れが全然出てこない」
という声もあります。
お掃除の仕方を間違っているのかもしれません。
考えられる原因は以下。
- お湯の温度が低かった
- オキシクリーンの量が足りない
- オキシクリーンの粉末がよく溶けていない
- オキシ漬けにする時間が足りない
オキシクリーンを使うときは洗濯槽だけでなくほかの掃除のときもやり方は同じですので、基本を押さえておきましょう。
お湯の温度が低かった
オキシクリーンはお湯で溶かして使用します。
説明書にも書いてあるように40℃~60℃のお湯で溶かしましょう。
お湯の温度が低いと効果が発揮できません。
洗濯機は常温の水が出てきますので、お湯を沸かして浴槽から給水することをオススメします。
オキシクリーンの量が足りない
オキシクリーンは日本版とアメリカ版で分量も違います。
日本版・・・4リットルに対し付属スプーン1杯(またはキャップ1杯)
アメリカ版・・・4リットル対し付属スプーンのライン2
分量を間違ったり、もったいないからといってケチってしまうとちゃんと汚れを落とすことはできません。
オキシクリーンの粉末が溶けていない
オキシクリーンの粉末がちゃんと溶けていないと掃除をしても何の意味もなくなってしまい時間だけかかってしまうだけです。
最初にバケツに40℃~60℃のお湯を入れてしっかり溶かしてから洗濯槽に入れることが大事です。
オキシ漬けの時間が足りない
オキシ漬けにする時間が短すぎると効果はあまり出ないようです。
また、オキシ漬けの効果は6時間経つとなくなってしまいますので、あまり置きすぎないように注意して下さい。
オキシクリーン以外の方法は?
あまりにも汚れがひどく自分でしてもなかなか取れないという場合は、お掃除のプロに依頼するのもいいですね。
プロにお任せするとそれなりの料金がかかりますが、洗濯槽を分解して洗濯機のすみずみまできれいに掃除してもらえるので、汚れが取れず洗濯するたびにカビ汚れと葛藤することもなくなります。
プロにお掃除をしてもらった後は、こまめにオキシクリーンで掃除すればしつこいカビ汚れとの葛藤もなくなるのではないでしょうか。
カビキラーとかはどう?
ドラッグストアなどで手軽なお値段で買えるカビキラー。
これは酸素系と塩素系があります。
塩素系のカビキラーは除菌力が強く、カビ汚れも繁殖を抑制する働きがあります。
また、使いやすくカビキラーを1本入れて洗濯コースで回すだけ。
ニオイも気にならず、除菌力にこだわるならカビキラーをオススメします。
また、メーカー専用の洗濯槽クリーナーも塩素系で、使い勝手もよくカビ汚れをしっかり落としてくれます。
お値段は少しお高めですが、しっかり落としたいという方にはオススメですね。
オキシクリーンを洗濯槽に何回やってもダメな理由まとめ
洗濯槽が汚れていると、普段着ている衣類や毎日使っているタオルもカビだらけだと思うとゾッとしますよね。
掃除をせずに放っておくと洗濯槽はあっという間にカビだらけになってしまいます。
こまめに掃除をしている方は酸素系クリーナー、さぼってしまったという方は塩素系クリーナーできれいにしてから酸素系を使うのがオススメです。
定期的に洗濯槽をお掃除することで、一度に何回もしなければ取れないなんてこともなくなるのではないでしょうか。
洗濯槽のお掃除をして毎日快適に過ごせたら気持ちいいですよね。