最近うるさいぐらいに話題のパーソナルカラー。
よく雑誌の特集や、コスメ選びでも「イエベさんおすすめカラー」なんて紹介のされ方をしています。
けれど、パーソナルカラーの見分け方は意外に複雑で、「結局のところ良くわからない」なんて方も多いですし、わかりにくい人もいます。
「私は肌の色が黒いからイエベでしょ?」とか「肌が白いからブルベでしょ?」とか、なんとなくで判断している人もいるかもしれません。
正直そこまでこだわらなくても、自分の好きな色をストレスなく選ぶのが一番大事だと思います。笑
参考程度に『イエローベース(イエベ)』か、『ブルーベース(ブルベ)』かの判断、わかりにくい人や簡単な見分け方などを紹介します。
パーソナルカラーのわかりにくい人の特徴
顔の中に複数のカラー要素を持っている方は難しい傾向があります。
例えば、肌は温かみのある黃色、目は黒、唇は薄いピンク、地毛は黒など。
こういった場合、どれか一つの要素で選ぶことは難しく、全体の色のバランスから判断しなければならなくなります。
悩んだ場合は、自分では判断が難しく、正確な判断を希望ならば、プロの診断を受けるのをおすすめします。
パーソナルカラーの簡単な見分け方
自分でやりたい場合、イエローベースかブルーベースは、割と分かりやすいと思います。
まずチークやリップの色ですが、サーモンピンクやオレンジが似合う方はイエローベース。
パステルピンクやワインレッドが似合う方はブルーベースが多いです。
そんなコスメは持ってないという方は、自分のワードローブの中に、そういう色のものがあるか探してみると良いです。
「そんな色物の服は持っていない」という方は、暖色系が多ければイエローベースのことが多く、寒色系が多ければブルーベースのことが多いです。
自分では良くわからないという方は、友達に自分の色の印象を聞くと良いです。
意外と自分の思っている色と違ったりしますので、面白いと思います。
パーソナルカラーの歴史
パーソナルカラーとは、「その人がどういった系統の色が似合うのか」ということを色彩学を使って探る方法です。
大まかには、『イエローベース』と『ブルーベース』の2つに区分されます。
そして、もっと詳細に区分する際には、4~16に区分されます。
『イエローベース』と『ブルーベース』は、「すべての色はイエローかブルーのどちらかである」とアメリカのロバード・ドアが1923年に色彩調和論として発表したのが始まりのようです。
誰しも、この2タイプのどちらかを自分のベースカラーとして持ち合わせていると言われています。
イエローベースの色とは、黄色が入った色で温かみを感じる色。
ブルーベースの色とは、青みが入った色で涼し気な色。
パーソナルカラー診断では、このふたつの色のどちらが似合うかさらにもっと細分化して、その人の持つ色の明度や彩度を分析することによって、似合う系統の色や苦手な系統の色を探っていきます。
パーソナルカラーがわかるとどうなる?
自分に似合っている色を着ていると、顔色が綺麗に見えて、生き生きとして見えます。
逆に、似合わない色を着てみると、なんだか疲れて見えたり、肌がくすんで見えたりします。
私の実体験から言うと、若いうちよりも30代後半くらいから色の影響をよく受けるようになりました。
苦手な色を顔周りに持ってくるとメイクでも隠せないような疲れが出て来るのに対し、似合う色を使用した時は健康的で好印象を与えられることが多くなりました。
そうすると、意識的に似合う色を買うようになるので、買い物の失敗が減りました。
初めは難しいのですが、何度も注意して観察することで、色の見分けがある程度つくようになります。
今まで、なんとなく着ていた服が自分に本当に似合っていたのか、自分の気に入った色をどう着こなせばいいのかが分かって、ファッションに、ひいては自分に自信をもてるようにもなります。
パーソナルカラーの簡単な見分け方まとめ
パーソナルカラーは、知ることで、自分に自信を持って、自分のファッションを表現していくことができると思います。
イエローベースか、ブルーベースか、それだけでも知っていると、自分に似合う色を身につけることで相手にも好印象を与えてくれます。
また、苦手な色を避けるだけではなく、使い方を工夫できることで、一気にオシャレな印象にもできます。
「なんだか最近疲れて見える気がする」「今ひとつ垢抜けない」「本当に自分にはこれが似合っているのかな」とお悩みの方は、ぜひ、パーソナルカラーで自分に似合う色を知ってもらえたらと思います。
しかし!
「なんか色々ややこしい」「めんどう・・・」「好きな色を否定されたらイヤだな」と心配だったり、うるさいと思う方はムリにパーソナルカラーは使わなくてもいいと思います。
「なんだか興味がある」「試してみたい」という人にオススメです。