一家族としてペットをお迎えしている方も最近すごく多く、筆者も犬、猫、ハムスター、フェレット、トカゲ、熱帯魚等たくさんの子たちと過ごしてきました。
しかし悲しいことに、たいていのペットは私たち人間より寿命が短いことがほとんどで、供養するタイミングが多いです。
それと同時に供養やお供えもいつまでするのか悩むところですね。
そこで、しっかり供養はしてあげられたけど実際お供え物などはいつまでしていいのか、飼い主の私たちができることをまとめましたのでご紹介したいと思います。
ペットのお供えや供養はいつまですればいい?
基本的にはいつからいつまでという期間の決まりはありませんが、目安としては49日です。
もちろん人によって様々ですよ。
ずっとし続ける人もいれば、キリよく1年で終わらせる人もいます。
供養は形式ばったものではなく、素直な気持ちでお祈りすることです。
「もういいかな」「忙しくてちょっと出来なくなってきたな」と思ったら、無理せずにやめるのもひとつの選択です。
永代供養は時間がたってからでもできますので、気持ちが落ち着くまでお家で飼い主さんがしたい方法で供養をしてあげてください。
お寺にお願いするのも、お仏壇や墓石などをおいて供養できるまで供養してあげるのも、なにもせずとも大切にしていた気持ちを忘れないことも供養になるかと思います。
ペットを失ってしまったご家族の方も深い悲しみを感じたことかと思いますので、ご家族の気持ちの整理も必要になります。
ご自宅で供養し続けることで、思い出してしまいご家族の精神面に影響を与えてしまうケースもありますので、供養の方法云々ではなく、ご家族とペットにあった供養が大切です。
供養の方法についてですが、いくつか方法がありますので簡単にご紹介します。
お寺などに供養をお願いする
近年では、ペット霊園や納骨堂なども増えてきました。
年単位での契約が多いようで、自分のペット専用の区画ではお供え物を置いたりすることや、写真も置けたりして供養ができます。
自宅でできない場合も、しっかり供養をしてあげることができますね。
半永久的に供養をしたいという場合はお寺にお願いする方法もあります。
他家のペットと一緒に合同に埋葬、もしくは個別で埋葬をしたあと半永久的に供養をお願いできます。
そのあと、お墓を建てることもできるようです。
供養を半永久的にしたい方はお寺にお願いする方法がベターかもしれません。
自宅で供養
近年メジャーなのは手元供養でしょうか。自宅で供養をする方法です。
ペット専用のお仏壇などもありますので、ご自宅という大切なペットと過ごした場所で供養をしてあげるという方法です。
お庭に建てる専用の小さな墓石などもあります。
できるだけそばでいたい、過ごしてきた場所にいさせてあげたい方は自宅で供養する方法もありますね。
お供えの方法
どこで供養をするかお伝えしましたが、お供えの細かい方法もお伝えします。
お供え物
- 自宅の場合
自宅で供養される場合には一般的にご自身のご家庭で信仰している宗派のやり方に沿って行うのが1番かと思います。
食べ物であれば人間も食べれるものがいいですね。
下げたものはどうするのか?で理由は後述します。
- 霊園や納骨堂等
食べ物であればこまめに管理ができる場所なのか、その場所のルール等がありますので、お願いしている先に確認されるのをおすすめします。
お花をお供えするのもいいですね。
ただし、ペットが口にしてはいけない種類のお花は避けてお供えするようにしましょう。
下げるタイミング
お供えをさげるタイミングは、基本的にお供えをしてお参りが済んだ後であれば、どのタイミングでもいいとされています。
特にお墓や納骨堂などの場所でも、そのままおいていけないこともありますよね。
ですので、お参りをしたあとであれば下げても大丈夫です。
お供え物の状況やご自身のご都合にあわせて下げましょう。
下げたものは捨てる?
お供え物は基本的には捨てずに家族でいただくのが好ましいと言われています。
同じものをおさがりとしていただくことで、つながることができると言われますので
さげさせていただきますとお声がけをして、捨てずにいただきましょう。
ペットのお供えはいつまでかまとめ
亡くなってしまっても、ペットを思う気持ちや過ごした時間というのは変わりませんよね。
天国でもペットはあなたのことを見守ってくれているでしょう。
あなたが供養について、負担に思ってしまうとペットも悲しみます。
とくに「〇日から〇日」「〇年」といういつからいつまでという期間の決まりはありません。ご自身ができる範囲でご自身やペットにあった方法で供養して安心して、眠らせてあげることが一番です。
参考にしてみてくださいね。