網戸をしていても、なぜか虫が入ってくることってありますよね。
小さい虫ですと、網戸をしていてもすり抜けることがあります。
また、網戸だけではなく、すき間などがあっても侵入してきますね。
そこで、網戸の目より小さい虫が入らない方法や、虫がつく理由などをご紹介します。
網戸の目より小さくてすり抜ける虫の種類や特徴
網戸に張り付いている小さい虫。よく見ると部屋の中にもいる。なんてことありませんか?
ドアをあけたときだけでなく、網戸の目からすり抜けている可能性もありますよ!
すり抜けてくるほど小さな虫の代表的なものをご紹介します。
クロバネキノコバエ
各地で定期的に大量発生しますが、人間に害はありません。
しかし食品にも発生しますので不衛生ですね。
学校に大量発生し「不衛生だ」ということで、学校給食が中止になった事案もあります。
体長1mm~6mmという小ささなので、種類によっては網戸の目をすり抜けてしまいます。
ユスリカ
名前に「蚊」と入っていますが、吸血したりすることはありません。
こちらも大量発生して水辺に集まりやすく、群になって行動して蚊柱を作るので、不快な思いをさせられます。
また、アレルギーの原因になることもあります。
体長は1mm~10mmです。
網戸に虫がつく理由
網戸にふよふよと小さな虫がつく大きな原因は、これらの虫の習性に明るいものによって行くという習性があるからです。
なので夜にたくさんの小さな虫が網戸に張り付いている、、なんていう恐ろしい光景を目にすることが多いかと思います。
電柱の電球のところにたくさん小さな虫が飛んでいますよね。
あれと同じで、明るいお部屋の方に寄っていこうとするところを、網戸で止めている状態なんですね。
網戸を通さない方法
取り揃えないといけない方法からすぐに出来そうな方法まで色々紹介しますね。
網戸のメッシュを細かいものにする
網戸は細かいメッシュでできているので、虫を通さず風だけを入れる役割がありますね。
しかし細かさも様々ですので、しっかり網目の大きさもチェックしましょう。
細かいものにすれば虫は入ってきませんが、デメリットとして風も通りにくくなります。
1番大きいもので18メッシュ(網目1.15mm)で、1番細かいもので40メッシュ(網目0.64mm)です。
一般的に使われているものは1番大きい18メッシュみたいですね。
だいたい24メッシュ(網目0.84mm)ぐらいであれば、虫も通りにくく風は通るでしょう。
正しく網戸を使用する
せっかく細かい網目にしたとしても、正しく使えていないと意味がありません。
中途半端に開けていると、窓と網戸のフレームの間に隙間ができますので、しっかりフレームがあっているのかを確認しましょう。
何気なく使っている網戸ですが、力を最大限発揮できるポジションがあります。
網戸にするときは、室内から見て網戸が右側、ガラスが左側になるように開けるとしっかりフレームがはまります。
それでも隙間ができるなら隙間専用のカバーなども使うといいですね。
網戸のメンテナンスをする
網戸のゴムも、網も使うほどに劣化します。だいたい4~5年に1度は張替えを行い、メンテナンスしましょう。
ゆるくなった網に虫が通りさらに広がり、そこから虫が通っていることもあります。
破れなどであれば部分用のシールなども売っていますので活用しましょう。
網戸に虫よけスプレーを振る
そもそも網戸に近寄らせないことも重要ですね。
専用スプレーもたくさんでていますので、定期的にスプレーして虫を近づけないようにしましょう。
吊り下げタイプ・塗るタイプ・スプレータイプなど種類も豊富ですので、ご家庭にあったタイプで虫よけを行いましょう。
網戸以外にもすり抜けて入ってくる原因と対策
網戸はしっかり対策してあるのに、まだ入ってくる!
網戸だけかと思いきや、他にも侵入される箇所があります。
エアコン防虫キャップ
エアコンのドレンホースは屋外にでていて室内につながっています。
そこからゴキブリなども簡単に侵入できますので、エアコンのドレンホースには専用の防虫キャップや、ストッキングの排水ネットなどをつけておきましょう。
家の中で発生している
食品や水回りから発生する虫もいます。
生ごみはできるだけ袋に入れてしばって捨て、早めにゴミは出しましょう。
また、たばこなどの吸い殻からも発生しやすいです。
水回りは清潔にしておきましょう。
網戸の目より小さい虫がすり抜けてくる対策まとめ
網戸をしていてもなぜか虫が入ってきます。
原因は網戸の網目のサイズや、網戸の隙間、エアコンなどの他の箇所などが考えられます。
まずはすき間。
しっかりと塞いでいたら、網戸に虫よけスプレーが簡単ですね。
できるだけ虫とは遭遇せず、外の空気を家の中に取り込みたいですよね。
あなたのお家での原因をみつけて、しっかり対策をして、快適に過ごせるといいですね。