洗濯機を使って洗濯をする場合、液体洗剤は必ず使いますし、好きな人は柔軟剤も使いますよね。
最近だと柔軟剤入り洗剤が売られていたりしますが、やっぱり別で洗ってあげると洗濯物の良い香りがします。
しかし毎日使うからこそ投入口を間違えたり、柔軟剤の入れるところにそのまま洗剤を混ぜてしまったなんて経験をする人は結構いると思います。
そこで、洗剤と柔軟剤を入れ間違えたときの対応、間違えるとどうなるかなどを紹介していきます。
柔軟剤のところに洗剤を間違えて入れたときの対処
柔軟剤の投入口と洗剤の投入口は近いですし、急いでいたりするとどうしても間違えるときがありますよね。
投入したときに気づいてまだ動かしていない
まだ衣類に洗剤が付いていない状態ですね。
- 一度洗濯物を取り出します。
- 何もない状態ですすぎと脱水を2~3回繰り返し、すすぎ工程内の洗剤を流します。
- 投入口を外して、洗剤をブラシなどで洗い落とします。
(取り外せない場合は、50度前後のお湯で3~5回ほど流します。)
洗濯し終わってから気づいた
すでにすすぎ工程で洗剤が使われていて、洗剤が落ち切れていない可能が高いですね。
- 上記3番まで終わったら、洗濯モノを入れて泡が出なくなるまですすぎをします。
(1~2回で様子をみる) - 脱水をします。
柔軟剤のところに洗剤を入れたらどうなる?
もし柔軟剤の投入口に洗剤を入れたら、当然ですが、すすぎの工程で洗濯用洗剤が投入されます。
洗濯用洗剤ですすいでいるので、洗剤が残ったまま終わってしまうんですね。
また、洗濯用洗剤を柔軟剤の投入口に入れているということは、柔軟剤を洗濯用洗剤に入れてる可能性も高いですね。
洗剤と柔軟剤の役割
洗剤と柔軟剤が使われる順番は
- 洗剤(投入口に入れたもの)
- 柔軟剤(投入口に入れたもの)
ですね。
洗濯用洗剤は、汚れを落としてくれるマイナスの界面活性剤。
一方柔軟剤は、抗菌性・香りをつけてくれるプラスの界面活性剤なんです。
なので順番としては、
- 洗濯の工程+洗濯用洗剤でしっかりと汚れを落とす。
- 汚れが落ちたら、すすぎの工程+柔軟剤で香りなどを付ける。
という工程なんですね。
直接や一緒に入れるとどうなる?
洗濯機の中に直接洗剤を入れることで手間が省けますが、洗濯物に洗剤の成分が直接かかることで、洗濯物が色落ちしたりすることがあります。
洗濯物を色落ちさせないために、投入口から洗剤をいれることによって軽減されます。
柔軟剤の効果として、汚れを落とすためではなく洗濯物を柔らかくし、手触りであったり静電気を防ぐといった良い香りをつけてくれるものです。
これらの効果を出すために、洗濯する段階ですすぎの時に柔軟剤で洗うのが良いためです。
もし投入口がなかったら、すすぎ工程の前に柔軟剤を後から入れることになります。
汚れを洗い落とす洗剤、香りや抗菌性を付ける柔軟剤、この2つを同じタイミングで投入してしまうとそれぞれの効能が出なくなってしまいます。
洗剤は「洗い」の時に入れ、柔軟剤は脱水の前の「すすぎ」で入れます。
柔軟剤のところに液体洗剤をそのまま混ぜてしまった場合まとめ
もし柔軟剤のところに間違えて洗剤を入れた場合は、
- 投入口を洗う
- 空ですすぎをして内部を洗う
をおこなえば大丈夫ですよ。
衣類に関しても、洗剤が落ち切っていない可能性があるので、もう1度すすぎをし直しましょう。
間違えると少しめんどうなので、忙しいときでも落ち着いて投入してくださいね。^^