妊娠中は知り合いや親族などから安産祈願のお守りをいただく機会が多くなりますよね。
たくさんいただいたお守りをどこにつければいいのか迷ってしまう方もおられるかもしれません。
また、安産お守りを複数持ちしたり夫が持つのは大丈夫なの?ということや、いただいたお守りの使いまわしはできるのかなど、素朴な疑問について解説していこうと思います。
安産祈願のお守りはどこにつけるのがいい?
せっかくいただいた安産祈願のお守り、正しい場所につけて持ち歩きたいですよね。
そんなお守りを付ける場所について、おすすめの場所とおすすめしない場所についてご紹介していきます。
オススメな場所
- いつも持ち歩くバッグにつけるor入れておく
基本的にお守りは肌身離さず持っておくことがおすすめですので、お仕事をされている方なら通勤バッグの中、されていない方でも常に持ち歩くカバンの中や持ち手などに付けておくとよいでしょう。
- ポーチにつける
バッグの中に入れているポーチなどにつけておくのもおすすめです。
妊娠中に健診グッズなどを入れて持ち歩くための母子手帳ケースなどにつけるのもいいですね。
オススメできない場所
- 腹帯に挟む
古来からの安産守りの正しい付け方といわれている「腹帯に挟んで持ち歩く」という方法ですが、現代においてはあまりおすすめできません。
腹帯を常に巻かない方もおられますし、挟むだけではやはり外出した際などに落としてしまう危険性があるからです。
間違った持ち方ではないので、絶対落とさない自信がある方はこの持ち方でも良いのではないでしょうか。
- 床など下の方に置きっぱなし
これは「お守りを付ける」とはすこし違いますが、いただいたお守りをつい床置きしてそのまま忘れてしまう…なんてことは絶対にやめてくださいね。
神様から頂いたものですので、持ち歩かない場合はお部屋の高い位置(神棚などがあればそこに、なければ棚の上の一角などに)に置いて毎日手を合わせるといいですね。
安産のお守りを複数持つのは大丈夫?
妊娠すると色々な方から安産守りをいただくので、結果的に複数のお守りを一度に持つことになりがちです。
でもたまに、違う神社のお守りを同時に持つと神様がけんかする、なんて話も聞きますよね。
そんな噂を聞くと心配になってしまいますが、安産お守りに関しては複数持ちしても神様がけんかされることはないようです。
実際私も妊娠中はいくつかの神社のお守りをいただき同時持ちしていましたが、元気な赤ちゃんが生まれましたよ。
たくさんの神様のパワーをいただくことでお産も無事に軽く済むようになると考えましょう。
どのお守りも出産が無事済むまで大切に持ち歩いてくださいね。
旦那が持つのは大丈夫?
基本的に安産守りは女性のためのお守りですので、男性が持ってもあまり意味がないかもしれません…。
どうしても持ちたい場合は持ってもかまわないと思いますが、妻の安産を願う場合は一緒にお参りに行き、夫が安産守りを買って妻にプレゼントするというのがおすすめですよ。
自分で買うのは大丈夫?
もちろん安産お守りを妊婦さん自身が買うのは大丈夫です。
戌の日のお参りに行ったとき(この場合はご祈祷時にいただけます)や、氏神様にお参りした時など、気に入ったお守りがあればぜひご自分でも購入されて持ち歩くといいと思いますよ。
使い回していい?
基本的にお守りの効果は願いが叶ったら終わりとなりますので、使いまわすのはやめましょう。
願いがかなったお守りは何となく縁起が良い気がして使いまわしたくなりますが、人にあげたりするのはNGとなります。
安産のお守りをいただいて、無事に出産できたら、体調が落ち着いてお礼参りができるようになってからで構いませんのでお守りを神社に返しに行きましょう。
神社が遠方でいけないという場合などは近所の神社に返しに行ったり、どんど焼きなどでお焚き上げしてもらっても良いですね。
まとめ
妊娠するとよくいただく安産守りは、肌身離さずつけて持ち歩くのが良いと言われています。
いつも持っているカバンやポーチ、母子手帳ケースなどにつけるのがおすすめですよ。
腹帯などに入れるという持ち方もありましたが、現在は腹帯を巻かない方もおられますし、落としてしまう危険性もありますので、カバンなどに付けるほうが無難かもしれませんね。
いただいたお守りが多い場合は持ち歩けない分は棚や神棚など上の方に置いておくのがベターです。
安産守りは複数いただくことが多いですが、複数持ちでも神様はケンカしたりしませんので、一つ一つを大切に持ってくださいね。
無事出産が済んだら使いまわしはせず、体調が落ち着いてからお礼参りに行き、お守りを返すのがルールとなっています。