お正月や旅行の時などに神社を訪れた時や、安産や縁結びなど叶えたい願い事があるときにはお守りを授けてもらうことはよくありますよね。
せっかく授かったお守りは、肌身離さず持ち歩くと願いが叶いやすくなるといわれています。
そこで便利なのがお守り用のポーチですが、持ち歩き方に迷います。
今回はそんなお守りのポーチでの持ち歩き方やどこにつけるか、場所や持ち方をご紹介していきたいと思います。
また、お守りは寝かせることも必要なのは知っていますか?
お守りのポーチでの持ち歩き方や注意点
お気に入りのお守りはいつも持ち歩くことで神様のパワーをいただきやすくなると言われています。
では実際どのように持ち歩くのが良いのでしょう?
専用ポーチやケース
カバンや小物を入れるポーチなどに良く入れがちなお守り。
この持ち方でも決して間違いではないのですが、色々なものが入っているポーチなどだとうっかり汚してしまう可能性もありますよね。
そんな時はお守り専用ポーチを一つ用意してみてください。
小さなきんちゃく袋などお守りが入る大きさならどんなものでも大丈夫。
好きなデザインのものを買っても良いですし、簡単に手作りしても良いのではないでしょうか。
布製の巾着袋はコスパがいいです。
布では心配という方は革だととても丈夫ですよ。
ポーチやケースにしっかり入れておけば、バッグのどこに入れても問題ありません。
なるべく小さいポケットに入れてかさばらないほうがいいですね。
広いスペースですと、他の荷物と一緒になって下敷きになることがありますから。
もし小さいポケットが無い場合は、バッグの内側にヒモでくくったりして固定させるようにします。
どこにつける?場所や持ち方の注意点
バッグを持たずに出掛けることもあります。
そういった場合のつけるところもご紹介します。
財布は金運関係のお守り
肌身離さず持ち歩くものの代表格といえば財布ですよね。
そのため財布にお守りを入れているという方も多いかもしれませんね。
しかし、財布に入れるお守りはお金に関係のあるものだけにした方がいいようです。
それ以外のお守りを入れると、金運が悪くなってしまうともいわれていますので注意が必要ですね。
また、金運関係のお守りを財布に入れる際は、財布の中をいつも清潔にしておくように心がけてください。
お守りは神様の依り代となるものですので、汚れた場所に入れるのは神様に対して失礼になってしまいます。
リュックは落とさないように注意
もちろん通勤などで普段使っているリュックにつけるのもOKです。
子どもさんでもランドセルや通学用リュックなどにお守りをつけている子はよくいますよね。
しかし外側の目立つところにぶら下げて付けていると、落としてしまったり、汚してしまったりすることもあるかもしれません。
できるだけリュックの上の方の内ポケットなどにお守りだけを入れるのがおすすめですよ。
鍵はオススメしない
現在はストラップ型の小さなお守りなどもありますので、そういったものはお家のカギなどにつけても大丈夫です。
ただ、カギを家に帰ってきてその辺の床に放っておいたりする人にはおすすめできません。
せっかくのお守りを雑に扱ってしまうと効力が薄れてしまうと言われているからです。
また、交通安全のお守りの場合は車のカギにつけるのもおすすめですよ。
バイクの場合は?
バイクの場合は車体に貼るタイプの交通安全お守りをよく見かけますよね。
こちらは車体の好きなところに貼るのもいいですし、自分から見える場所に貼ることによって安全運転を心がけられるというメリットもありますよ。
もしも普通のぶら下げるタイプのものでしたら、こちらはバイクに乗る人が自分のよく使うカバンなどに入れて持ち歩くのがおススメです。
複数もOK
最近は色々なかわいらしいお守りもありますので、つい何種類も買ってしまった、なんてこともよくあることかもしれません。
でもお守りを複数持ちすると神様がケンカしてしまうという話もよく聞きますよね。
日本の神様は、自然界のすべてのものに神様が宿っているという「八百万の神」という考え方が一般的です。
そのため、複数のお守りを同時に持ち歩いたとしてもそれぞれ役割や担当が違う神様なのでぶつかり合いにはならない、といわれています。
しかし、あまりにもたくさんのお守りを持ち歩くと、様々な神様のエネルギーが混ざってしまい、一つ一つの純粋なパワーを発揮できなくなるともいわれています。
ですので、2~3個くらいなら大丈夫ですが、5個も6個も違うお守りを一度に持ち歩くのはやめた方が良いかもしれませんね。
パッケージから出すのはNG
お守りの中には本体となる木や紙でできたお札が入れられています。
こちらは「内符」といい、神様のお名前や祈りの言葉などが書かれたとても神聖なものとなっています。
これはお守りをいただいた神社の御神体の代わりともいえる大切なものですので、決して外側の袋から出してはいけません。
もし外側が汚れてしまって中身を入れ替えたいと思われた場合も、中を開けて本体を新しいものに入れ替えるのではなく、汚れてしまったお守りはお返しし、新しいお守りを授けてもらうのがベストのようです。
お守り別オススメの場所
様々な種類のあるお守りですが、付ける場所によってより効力を得られやすい場所があるのをご存知ですか?
それぞれのお守りについておすすめの付ける場所とNGの場所を解説していきます。
縁結び
良縁に恵まれたいという願いが込められた縁結びのお守りは、肌身離さずいつも持ち歩くことがおすすめです。
お気に入りのカバンやポーチなどにいれて大切に持ち歩きましょう。
専用のお守り入れを作るのも良いですね。
しかしいくら肌身離さずといっても直接肌に触れるような持ち方はNG。
ごくたまに首からかけて服の下に忍ばせる人もいるようですが、汗などでお守りが汚れてしまうのでやめましょう。
厄除け
厄年のときなどに授かることの多い厄除け守りも、基本的に肌身離さず持つのがおすすめです。
男性だと財布の中などに入れる方も多いかもしれませんが、ズボンのお尻のポケットに財布を入れる方だと神様をお尻に敷いてしまうことになりますのでこの持ち方はよくありません。
やはり普段持ち歩くカバンやリュックなどにいれるのが良いのではないでしょうか。
安産祈願、子宝
妊娠中に人からいただいたり戌の日のお参りで授かることの多い安産祈願のお守り。
無事出産が済むまではカバンやポーチ、母子手帳ケースなどにつけて持ち歩くと良いでしょう。
まれに腹帯に入れて携帯するという方もおられるかもしれませんが、落とさないように注意が必要です。
お守りのポーチでの持ち歩き方やどこにつけるかまとめ
色々な場面で授かることの多いお守り。
様々な種類のお守りがありますが、基本的にどんなお守りでも肌身離さず持ち歩くことがおすすめです。
持ち歩くときの注意点としては、お守りが汚れないことやお守りが入っているもの(ついているもの)をぞんざいに扱わないことなどが挙げられます。
お守りの複数持ちは神様がケンカしてしまうと言われたりしますが、少量なら大丈夫。
しかしあまりたくさん持ちすぎるとそれぞれの神様が十分なパワーを発揮できないこともありますので、持ち過ぎには注意してくださいね。
お守りの中身は内符と呼ばれ、ご神体のようなものですので決して中身をあけてみるようなことはしないでください。
せっかく授かったお守りですので、より効力が高まるように正しい知識をもって気を付けて持ち歩きましょう。