安産祈願はいつでもいい?早すぎたり遅い場合は?戌の日以外のオススメは?

妊婦さんやその家族にとって、生まれてくる赤ちゃんの健康と安産を祈る安産祈願はとても大切なイベントですよね。

一般的には妊娠5ヶ月目の最初の戌の日がいいと言われていますが、予定がなかなか合わずにいつでもいいのか気になります。

基本的には妊婦さんの体調が落ち着くころが5月初旬と言われているだけなので、早めの3~4ヵ月目でも遅めの6~7ヵ月目でも行く方はいらっしゃいます。

そこで、時期が早すぎる場合や妊婦さん自身が安産祈願に行けないという場合についてなど、様々なパターンについて解説していきたいと思います。

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安産祈願はいつでもいい?

戌の日がいいと言われている安産祈願ですが、体調や予定によってはその日に行けなかったりする場合もありますよね。

実は妊娠5ヵ月目の最初の戌の日というのは、腹帯のことなんですね。

安産祈願は多少前後しても、いつでも大丈夫です。

 

早すぎはよくない?

そもそもなぜ妊娠5ヶ月目に安産祈願を行うかというと、安定期に入り流産の危険性が低くなるからという理由も挙げられます。

そのため、妊娠初期など早すぎる安産祈願はあまりおすすめできません。

 

しかし、現在はお仕事をされていたりする方も多く、5ヶ月目の戌の日は予定があってどうしてもいけないという方もいらっしゃるかもしれません。

妊娠4ヶ月目くらいで体調も安定している場合は少しだけ安産祈願を早めても特に問題はないと思いますよ。

あくまでご自分の体調や妊娠の状態などを見て、無理のない範囲で参拝するようにしてくださいね。

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いつまで?7か月目は遅すぎる?

タイミングが色々とズレて、7ヵ月目になる方もいます。

安産祈願自体は7か月目でも大丈夫ですよ。

腹帯については神社ごとに条件が変わってくるので、一度確認したほうがいいですね。

 

安産祈願は基本的に妊娠5ヶ月目くらいからするのが良いと言われているのは、この頃はちょうど安定期に入り、つわりなどでしんどかった体調がすこし落ち着いてくるからです。

また、お腹も少しずつ大きくなり始め、腹帯を巻き始めるのもちょうどこのくらいからですので、やはりこの頃がおススメだと言えるでしょう。

 

しかし妊娠中の体調は人によってさまざまです。

5ヶ月でもまだ体調が悪くお出かけするのがつらいという方は、もう少し後の6か月~7か月頃くらいまで延ばすのも良いですね。

あまり遅くなるとお腹も大きくなり、動くのがつらくなってしまう場合があるので、妊娠中期に済ませるのがおすすめです。

 

夫だけでもOK

安産祈願は妊婦さんとその夫が2人で参拝することが多いようですが、妊婦さんの体調がすぐれなかったりする場合は、もちろん夫だけで安産祈願してもらいに行っても大丈夫です。

また、両親やご親戚などほかの家族が代理で行き、腹帯などを授けてもらい、妊婦さん自身に後で渡すというパターンでもOKですよ。

 

流れ

妊娠5か月頃になってつわりなどが少し落ち着いてきたら、近くの神社や安産祈願で有名な神社などでお参りをします。

まずは暦やマタニティ雑誌などでいつが戌の日なのかを調べてみるといいでしょう。

 

神社に参拝するだけなら特に予約などは必要ありませんが、多くの場合は御祈祷を受けたり腹帯などをいただいたりすることが多いと思いますので、神社に電話などで予約をしておくと当日慌てることがありませんね。

その時に御祈祷の際の初穂料や腹帯などの代金などのことについて聞いてみても良いと思います。

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戌の日以外にオススメはある?

妊娠5ヶ月の戌の日を迎えたとはいえまだまだ体調が安定しない妊婦さんもおられます。

そんな時は無理をしてまで祈願に行く必要はありません。

戌の日以外にも御祈祷を受けられる神社はたくさんありますので、そのような神社でしたら体調を見ながらいつでもお参りに行って大丈夫です。

 

また、戌の日だけでなく、子(ね)の日や酉(とり)の日に祈願をするのも適していると言われています。

 

なぜ戌の日なのか

ではなぜ昔から戌の日が安産祈願に最適だと言われているのでしょう。

それは犬はお産が軽く、一度にたくさんの子どもを産むことに由来しています。

安産の象徴である戌の日に安産祈願をすることによって、妊婦さんが安全に、できるだけ軽くお産をできることを祈るという意味が込められた日だったのですね。

 

また、上に記した子の日や酉の日も、ねずみや鳥が多産で比較的出産が軽いために縁起がいいと言われています。

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安産祈願はいつでもいいのかまとめ

妊娠5ヶ月目に入るとつわりなどの症状も落ち着いてくるため、そのころの戌の日に神社に参拝し、安全なお産や生まれてくる子供の健康を祈るのが一般的な安産祈願の流れです。

犬は多産で比較的お産が軽いため、それにあやかりたいという理由から戌の日にお参りをするようになったと言われています。

 

しかし、働いている妊婦さんや、どうしても体調がすぐれない妊婦さんなど様々な方がおられますので、必ず5ヶ月目に行かなくてはならないという決まりはなく、体調や予定と相談して少し早めたり、遅くしたりなど調節することも可能です。

また、必ず妊婦さん本人が行かなくてはならないということもありませんので、どうしても無理な場合は夫や両親などほかの家族に代理でお参りしてもらうこともできます。

 

安産祈願は日本で昔から行われてきた風習ですので、妊娠されている方は体調を見ながらぜひお参りをしてみてくださいね。

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