家庭菜園での野菜作りの基本や基礎を覚えることはとても難しいですよね。
とはいえ肥料の基本知識を知ることは大事なことです。
そして肥料をたくさん与えると大きく育つわけではありません。
畑やプランター栽培に使う肥料は、環境にいいものでコスパをかけずに手に入れたいですね。
そこで、今注目されているコーヒーかすは肥料になるのか、またその他に役割はあるのか、考えていきたいと思います。
家庭菜園でコーヒーかすは虫除けや肥料になる?
結論から言うとなります。
コーヒーの匂いが防虫対策としての効果を発揮します。
注意点やポイント
多く与えすぎてしまうと、葉ばかりが茂るうえに野菜が軟弱になってしまうことがあります。
コーヒーに含まれるポリフェノールが野菜の成長を抑制させる場合があるからです。
また、芽や苗に触れないように撒くことです。
ちなみに肥料に含まれる3要素と呼ばれる成分、窒素、リン酸、カリウムが野菜を生育させるために必要な栄養分です。
他にもカルシウム、マグネシウムを加えると肥料の5大要素となります。
コーヒーカスを自宅で肥料にする方法
まずコーヒーの残りカスは、一旦乾燥させてから使います。
乾燥させることで、サラサラになり土に撒きやすくなります。
少し手に取ってから、芽や苗の間に撒きます。
まく頻度
コーヒーかすを撒いてから匂いが持続している間は、虫除け対策になるうえに雑草対策にもなるわけです。
そして分解されて肥料となるわけです。
畑の場合ですと、1か月に一度の頻度で撒くのがベストですが、プランターの場合は匂いの効果は長く持たないので、1~2週間に一度は追加で撒きましょう。
白カビは大丈夫?
コーヒーかすを撒くと、発酵して白カビが発生します。
え!とびっくりすると思いますが、これは有機分解させて肥料となっている証拠。
肥料だけとして使う場合は、土と混ぜてから十分に発酵させるのが良いでしょう。
プランター栽培の場合、土を用意する段階で入れておくのが良いですね。
コーヒーかすは、そのままの状態では肥料は虫除けにはなりません。
まず、しっかりと乾燥させることが大事です。
腐葉土を混ぜる
さらにパワーアップさせるために、腐葉土を混ぜていきます。
濡れたままのコーヒーかすを混ぜるとカビが発生するので、必ず乾燥させたものを混ぜましょう。
スコップや手袋をつけてまんべんなくかき回し、保管するときは通気性を確保することで、カビの発生を防ぎます。
ですので、入れ物の下にレンガなどでも置いて風通しを良くし、保管しましょう。
また、毎日コーヒーを飲む人なんかは、コーヒーかすが頻繁に出ますよね。
増えた場合、継ぎ足していきましょう。
これを繰り返すことで土の中の微生物が分解、発酵を促していき、良質な肥料になるわけです。
1か月ほど続けて、土がほんのり温かくなれば、肥料完成の合図です。
家庭菜園でコーヒーかすは虫除けや肥料になるのかまとめ
本来なら、捨ててしまうコーヒーかすですが、野菜を育てるのに、無農薬で体に良い野菜を作りたいですよね。
捨ててしまうもので、簡単に有機利用できるならやりたいと思う方は多いと思います。
特に、こだわり有機栽培を目指している人は、コーヒーかすの再利用で作る肥料は環境にも優しいのです。
初心者でも簡単に作れるのでおススメです。
今までコーヒーかすを捨てていたので、勿体ないなと思います。
しかもコーヒーかすには消臭効果もあるので、生ごみとかと混ぜて捨てると臭いが気にならないですね。
いつも生ごみと一緒にに捨てていたので、ここでコーヒーかすを有効に利用できていました(笑
コーヒーかすは家庭菜園においてだけではなく、様々な所で活躍してくれます。
またコーヒーかすだけでなはく、普通に捨てている生ごみも肥料に使えたりします。
地球に優しい野菜作りを目指していけば、その他にも本来なら捨てているものでも有効活用できるものがいろいろ出てきそうですね。