長期保存ができるものを探している人だと、ロングライフ牛乳という名前を目にしたことがあると思います。
気になるのは「なぜ長期で常温保存出来るのか?」「添加物、保存料などがたくさん?」って思ってしまいますが、実は製法を変えているだけで余計なモノは入っていないんですね。
逆に長期保存が出来るから、賞味期限が切れたりもします。笑
カルシウムを摂取するために毎朝牛乳を飲んでいる人は、災害時にも飲めると精神的に安心でき嬉しいですよね。
また、ロングライフ牛乳が気になるけど購入を躊躇している人もいると思います。
ネットだと大体まとめ買いですけど、一本でも売っていたので、これは買いやすいですね。
今回は、ロングライフ牛乳の特徴やデメリットと口コミ、どこで買えるかなどを紹介するので参考にしてみてくださいね。
ロングライフ牛乳の特徴、開封後と未開封の日持ち
ロングライフ牛乳とは、私たちが目にする牛乳と原料は一緒ですが、大きく異なるのが「殺菌」か「滅菌」の違いです。
一般的に売られている牛乳は、殺菌されており健康を害さない程度に細菌が残っています。
一方ロングライフ牛乳は、滅菌された牛乳が使われていて容器も滅菌され無菌状態になっているのです。
なので、常温で長期保存が可能になっています。
ちなみに、未開封のロングライフ牛乳も冷蔵庫で保存しても大丈夫です。
開封後
開封後のロングライフ牛乳は、普通の牛乳と同じで賞味期限関係なく早めに飲み切ってください。
直接口をつけて飲んだり、ストローで飲んだ場合はその日に飲み切ることをオススメします。
1日以上たつと細菌が増殖するので、もし飲みきれなさそうであればコップにいれて飲むようにしてくださいね。
未開封
未開封のロングライフ牛乳は、賞味期限が30日~90日と商品によって幅があります。
内容量が1000mlや500ml、200ml、100mlと種類が豊富で必要分を選びやすく試しやすいですよね。
商品の説明書きがされている側面をみて(常温保存可能品)と、記載があればロングライフ牛乳なので手に取ってみてください。
危険性なし!なぜ長期保存と常温保存が可能か
なぜ、ロングライフ牛乳は常温で長期保存が可能なのか気になりますよね。
先ほども紹介したように、「殺菌」と「滅菌」の違いが大きく関わっています。
要冷蔵の牛乳は、120℃~130℃で1秒~3秒間加熱して殺菌処理を実施。
一方ロングライフ牛乳は、130℃~150℃で1秒~3秒間殺菌処理を行い滅菌作業をしていますよ。
滅菌とは、全ての微生物が死滅しているか除去できている状態を指しており、微生物の生存確率が100万分の1以下になっていないといけません。
無菌状態の牛乳と聞くと、かなり安心感がありますよね。
さらに、アセプティック容器を採用しているため常温保存が可能です。
アセプティック容器とは、紙容器の内側にアルミ箔を使用していて光や空気を遮断してくれています。
滅菌作業とアルミ箔を使用したアセプティック容器のおかげで、細菌の増殖がなく牛乳が傷まず常温で長期保存が可能な牛乳なのです。
ロングライフ牛乳のデメリット
常温で保存できるロングライフ牛乳に、デメリットがあるのか気になりますよね。
ロングライフ牛乳のデメリットを紹介していきます。
味がおいしくない
「保存料や添加物がたくさん入っているから長期保存できるんじゃないの?」「高温で加熱処理しているから味が変わってない?」と、気になっている人もいると思います。
ロングライフ牛乳は、一般的に売られている牛乳と原料は一緒で保存料や添加物もロングライフ牛乳だからと特別に何か使っていません。
高温で消毒している滅菌作業の影響を受けても、成分的に変わりませんし味への影響はないといわれています。
しかし、普段の牛乳よりロングライフ牛乳の方が濃くてしつこいと感じる人もいるかもしれません。
ロングライフ牛乳を飲み慣れると、要冷蔵の牛乳が薄く感じる人もいるようなので好みの問題なのかもしれませんね。
値段が高め
大きなデメリットとして、要冷蔵の牛乳よりお値段がすることです。
要冷蔵の牛乳は1000ml約180円ほどですが、ロングライフ牛乳は1000ml約380円ほどします。
毎日使うには、コスパがよくない気がしてロングライフ牛乳に手が伸びにくい人もいるかもしれません。
コスパが悪いなと思う人は、緊急時にロングライフ牛乳を飲めるよう備蓄用として購入することをオススメします。
温度に気をつけて
ロングライフ牛乳は、常温で長期保存ができることが強み。
そもそも常温とは、きっちりと規定は決まっていないのですが夏の外気温より低ければ傷まないという考えです。
だからといって、真夏に直射日光のあたる場所に放置はダメですよ。
真夏に部屋が30℃以上になる時、場所は取りますが冷蔵庫へ保存するか30℃以上にならない涼しい場所に移動させた方がいいと思います。
逆に、0℃を切ると牛乳が凍ってしまい美味しくなくなるので真冬も気をつけてください。
緊急時に飲めないと悲しいので、夏と冬の温度を気にしておくといいです。
ロングライフ牛乳はこういう人にオススメ
冷蔵が必要な牛乳は、賞味期限は1週間ほどですがロングライフ牛乳は30日~90日と長いので一人暮らしの人にオススメします。
開封しないと常温で長期保存できるため、一人用の冷蔵庫を占拠しません。
他には、子供がいる家庭にもオススメです。
子供に、冷えすぎている牛乳をあげることへ抵抗がある人もいると思います。
ロングライフ牛乳は、常温で保管してそのまま飲めるので子供にあげてもお腹が冷える心配はありませんね。
毎日牛乳を飲んでいる家庭だと、災害時にも牛乳を飲めると災害時にも安心感が得られると思いますよ。
ロングライフ牛乳の評判
ロングライフ牛乳を、実際に購入した人の口コミを紹介していきます。
おいしい?高評価の口コミ
- 家族で1週間キャンプに行った時、クーラーボックスに飲み物をいれると他の食材が入らないので常温で保存できてとても助かりました。栄養バランスが偏らように、新鮮なものを取り揃えるのは大変ですがロングライフ牛乳を使用してよかったです。
- 自粛になると毎日買い物に行けないため、備蓄用に1ケース購入しました。うちは牛乳を切らすと大変なので助かっています。
- プロテインは、粉の状態で保存できるけど牛乳は長期保存できず悩んでいた所200mlのロングライフ牛乳があり活用しています。計らずとも200mlをそのままシェイカーにいれるといいので非常に良いです。
- まとめて買えて手軽だし、保存期間があり安心できます。味はもちろん美味しいです!
- 常温保存ができて、牛乳を切らさないようにするストレスから解放されました。メーカーが大手で安心です。
まずい?低評価の口コミ
それでは次に、悪い口コミを紹介します。
- 自粛が明けるまでの間ロングライフ牛乳をストックしようとしましたが、甘さが合わなかったです。
- 甘くないクリープみたないな風味があり、カフェラテやスムージーにしても飲めませんでした。
- 60日の賞味期限だったのに、送られてきた時点で賞味期限が30日を切っており期限が短くてガッカリ。
Amazonや楽天市場を参考にした口コミですが、届いた時点から賞味期限が短いといった声がみられました。
長期保存できるロングライフ牛乳が、配送されてきても賞味期限が短いと悲しいですよね。
「60日以上のロングライフ牛乳のみ配送」などの記載があるか、期限はどのくらいなのか確認が必要です。
どこで買える?
さっそく試してみようと思ったのはいいけれど、どこで買えるのか気になりますよね。
実は、結構身近にロングライフ牛乳はあるんです。
スーパーにある
スーパーで取り扱いしている場所もあるのですが、全てのスーパーである訳ではなさそうです。
イオンや東急ストアなどの大手スーパーに取り扱いがありました。
他にも、コストコや店舗によっては業務スーパーにも取り扱いがあるようです。
ロングライフ牛乳は、冷蔵保存が可能なので要冷蔵の牛乳と一緒に並んで販売されていますよ。
もしかしたら、普段何気なく買い物しているスーパーの冷蔵棚をみてみるとロングライフ牛乳が鎮座しているかもしれません。
コンビニで見つけた
セブンイレブンに、自社ブランド商品のロングライフ牛乳が置いています。
イオンとセブンイレブンは、大元が一緒なので同じロングライフ牛乳の取り扱いがありますよ。
気になった人は近くのセブンイレブンで、飲みきりサイズのロングライフ牛乳を探してみてください。
通販サイト
スーパーでまとめ買いすると、かなり重く大変で子供がいたらなお大変ですよね。
そんな時の強い味方である、Amazonや楽天市場などの通販サイトでもロングライフ牛乳の取り扱いがあり、まとめ買いにも最適です。
通販サイトでは、種類が豊富なのとまとめ買いをすると少しお得になったりするのは嬉しいポイント。
もし、お近くのスーパーやコンビニなどに飲みたいロングライフ牛乳がなければ通販サイトを活用してみてください。
ロングライフ牛乳は危険なのかまとめ
meijiや雪印メグミルクなど、普段耳にしたことのあるメーカーからもロングライフ牛乳は発売されています。
滅菌作業をしているだけなので保存料や添加物は、ロングライフ牛乳だからといって特別に使用していないので安心して飲めますよ。
ロングライフ牛乳は、常温保存可能商品になるので30℃以上0℃以下の温度には気を付けてください。
値段は少し高いですが、ネットショップを活用するとスーパーやコンビニより安くなるかもしれません。
災害時やアウトドアにも最適なロングライフ牛乳を、使用してみてください。