秋冬のマフラーやセーターは冷たい風や空気から守ってくれて、冬のファッションのアクセントにもなってくれる便利なアイテムで欠かせないものですよね。
でも、お気に入りのかわいいマフラーなのに首に巻くとチクチクした毛糸が気になる、セーターは袖が気になって長い間着ていられない、なんていう残念な経験をした方もいらっしゃるかもしれません。
マフラーを選ぶときはデザインだけでなく、素材で選ぶこともとても大切になります。
今回は、チクチクしないマフラーの選び方や赤ちゃん、子供にオススメの種類を紹介します。
基本的にオススメなのはカシミヤですね♪
マフラーで毛糸がチクチクしない素材や種類
繊維が細く表面が滑らかな素材を使ったマフラーだとチクチク感を感じにくくなります。
代表的なものはシルクやカシミアです。
とくにシルクは動物の毛ではなく、蚕の繭から作られています。
タンパク質から構成されている繊維のため、肌に優しくチクチクを感じないといわれています。
ウールやカシミアに比べると保温性が少し弱いのがデメリットと言えるでしょう。
カシミアもウールと比べるととても細い繊維ですので、よほど繊細な方(動物性の繊維のアレルギーなど)でなければチクチクしないと考えられます。
カシミアは保温性も良く、とてもおススメの素材だといえます。
しかし、価格が高めになりますので、気軽に買うのは少しハードルが高いかも。
100均
カシミアやシルクなどがチクチクしないとはいってもやはり高級品ですよね。
もっとリーズナブルにチクチクしないマフラーが欲しいという方には、マイクロファイバー製のマフラーがおすすめです。
マイクロファイバーはアクリルやポリエステルが原料となる繊維ですが、髪の毛よりも細い繊維で作られており、従来の化学繊維よりもとても柔らかく、保温性も良いものとなっています。
肌触りもとてもよく、ずっと触っていたくなる気持ちよさです。
もちろん首に巻いてもチクチクすることはほとんどありませんので、気軽に買えるマフラーとして1本持っておくと重宝するかもしれません。
最近は百均などにもマイクロファイバー製のマフラーが置いてあることもあります。
肌触りのいい毛糸
毛糸で肌触りがいいと感じるのはやはり繊維が細いものです。
通常のウールは繊維が太いためチクチク感が出てしまいますが、「羊毛の最高級」と言われるメリノ種という羊からとれるメリノウールは、ウールの中でも特に繊維が細く柔らかいため、とても肌触りが良く感じられます。
また、生後3か月のアルパカからたった1回しか取れないというとても貴重なベビーアルパカの毛糸もおすすめです。
こちらもとても柔らかくて肌触りが良く、ウールやカシミアよりもさらに保温性が高いことが特徴です。
また、柔らかさと同時に丈夫さも持ち合わせた毛糸ですので、水にも強く手洗いできるのも魅力ですよ。
赤ちゃんや子供にオススメ
赤ちゃんやお子さんにおすすめのマフラー素材はやはりカシミアなどの柔らかくて繊維が細い素材と言えます。
小さい子どもの肌はとてもデリケート。
大人ならなんともないような刺激でも、チクチクやゴワゴワを感じやすく、刺激の強い素材を選ぶとかゆみが出てしまったり、肌トラブルにつながったりすることも。
少し高価ではありますが、カシミアを持っていると安心ですよ。
痒くならない
肌が蒸れたり汗をかいても吸収してくれない素材だったりすると痒くなってしまうことがありますよね。
マフラーを巻いた時にもし汗をかいても痒みが出ないのは、やはり自然素材のものだといえます。
カシミア、メリノウールなどなら吸湿性もばっちり。
反対に化学繊維のものは汗を吸いにくいという性質がありますので、敏感な方は痒くなってしまうことがあるかもしれません。
チクチクする避けたい毛糸
チクチクしやすいマフラーの素材はずばりウールです。
ウールのマフラーはとても暖かく、素材としてもメジャーなものですよね。
しかし繊維が太いため、肌に当たると刺激を感じやすくなってしまいます。
特に安価なウールのマフラーは化学繊維も混ざっているため、よりチクチクしやすくなってしまうことが多いでしょう。
化学繊維の割合が多いものは摩擦が起きやすくなり、肌触りが良いと思っていても長く付けているとチクチクしたりゴワゴワ感を感じたりする場合もあります。
そんな時は無理せずにマフラーを取ることも肌のトラブル防止には大切なことと言えます。
まとめ
- チクチクしないマフラーの代表はシルクやカシミア素材のもの。
- 特にカシミアは温かさも抜群なので、1本持っておくととても便利。
- もっと安くて買いやすいものがいい方にはマイクロファイバー製のマフラーがおすすめ。
- 繊維が細い毛糸は手触りがよくチクチクを感じにくい。メリノウールやベビーアルパカなどもおすすめ。
- 汗をかいたときなどの吸湿性が良いと痒くなりにくい。吸湿性は自然素材のものがより優れている。
- マフラーの素材としてメジャーなウールは繊維が太いため実はとてもチクチクしやすい素材。
- 特に化学繊維と混ざっている安価なものは要注意。
- チクチクを感じたらできるだけすぐにマフラーを取る。