スカートやズボンのウエストを広げるのは自分で継ぎ足し出来る?ファスナーやゴムも紹介

何年か前に買ったスカートやパンツを久しぶりに履こうとしたらウエストがキツくて履けない…という経験をされた方は結構おられるかもしれません。

また、数年に一度しか着ないようなスーツや礼服など、サイズが入ると思っていたら、当日の朝いざ履いてみるとファスナーが閉まらない…と焦ったことのある方もおられるのではないでしょうか?

 

以前はすんなり履けていたものが体形の変化により履けなくなってしまうのは悲しいですよね。

お気に入りのスカートやパンツだったらなおさらです。

 

体型変化により履けなくなってしまったボトムス、何とかもう一度履きたいときはどのような方法があるのでしょうか?

今回はウエストがきつくなってしまった時に広げる方法や、ファスナーが閉まらないというときの応急処置などについて書いていきたいと思います。

 

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スカートのウエストを継ぎ足しして広げる方法

以前とは体型が変わり、ウエストがきつくなってしまうことってありますよね。

そんな時は簡単リメイクでスカートのウエストを継ぎ足してみましょう。

いくつか方法がありますのでご紹介します!

 

タックを浅くしてみる

前の部分にタックの入っているスカートは、深く入っているタックをほどいて浅めにすればウエスト幅を広げることができます。

【方法】

  1. まずはベルト部分とスカート本体をバラバラにしましょう。
  2. ベルト部分と本体を縫い付けている糸を丁寧にほどき、タックを一度広げてみます。
  3. 自分のウエストにぴったり入りそうなくらいタックを浅くしたら、もう一度ベルト部分を縫い付けます。
  4. 当然ウエストを大きくした分ベルト部分の布が足りなくなるので、似たような色の布を継ぎ足し、ボタンを付ければ出来上がりです!
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専用の道具を使う

タックがなかったり、ほどくのが大変そう…という場合は、ウエストを広げられる専用の道具を使ってみましょう。

ネットなどで販売されている「めっちゃノビル ウエストサイズのば~す」という商品はもともとついているボタンに引っ掛けるだけで4㎝もウエストを伸ばすことができる画期的な商品です。

 

他にもいろいろと同じようなウエストを伸ばすアイテムはあると思います。

手芸屋さんなどにも聞いてみるといいかもしれませんね。

お裁縫が苦手な方はこのようなアイテムに頼ると便利ですね。

 

スカートのウエストをゴムにリメイクする方法

かっちりしたスーツや礼服などのスカートは、ウエストが伸び縮みしない「芯」タイプのものが多いですよね。

そういったもののウエストを伸ばしたい場合はゴムに変えてみるのもおススメです。

【方法】

  1. まずはウエスト芯の入っているウエスト布と本体をバラバラにほどきます。
  2. スカートの後ろ部分に入っているタックを伸ばし、先ほど取ったウエスト布に別布を継ぎ足します。
  3. 後ろ部分のウエスト布の中に入っているウエスト芯を出し、代わりにゴムを入れます。
  4. ウエスト布とスカート本体を縫い付けて完成です。

 

※かっちりしたスカートは総ゴムにしてしまうとラインが崩れてしまうため、後ろ部分だけをゴムに入れ替える方法です。

こうすることによりきれいなラインで履くことができますよ。

タックも全部ほどくとだらっとした印象になってしまうので、後ろ部分だけほどくことをおすすめします!

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ファスナーが閉まらないときの応急処置

久しぶりの入学式、卒業式や突然のお葬式などで久しぶりに出した礼服や喪服、いざ着ようと思ったら、ファスナーが閉まらない!どうしよう!!という場合はとりあえず応急処置をしてみましょう。

いくつか方法をご紹介していきますね。

 

仰向けになって履いてみる

まずファスナーを閉める直前までは普通に立ってスカートやパンツをはきます。

ファスナーを占める直前の状態になったら仰向けに寝てお腹を引っ込めながらぐっとファスナーを上げてみましょう。

仰向けになることによってお腹のお肉や内臓が上に引きあがった状態で履けるので、意外とすんなりファスナーが閉まる場合もありますよ。

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補正下着を履いてみる

ガードルなどの補正下着をお持ちの方はぜひ一度それを身につけてからスカートやパンツをはいてみてください。

補正力が強いものならけっこうお腹を引っ込めることができるので、履ける可能性が上がります。

 

ヘアゴムや安全ピンを使う方法

どのお家にもヘアゴムか安全ピンのどちらかはあると思います。

なくてもコンビニなどでどちらかは購入できるはず!

ヘアゴムの場合はボタンホールにヘアゴムを通してわっか状にし、引っ掛けて取れないようにしてからその端を反対側のボタンに引っ掛けましょう。

前カンの場合は前カンの引っ掛ける部分と反対にヘアゴムを縫い付け、前カンにうまく引っかかるように調節したら完成です。

 

安全ピンの場合はもっと簡単で、スカートやパンツがずり落ちないような場所を安全ピンで留めるだけです。

上着などで安全ピンが見えないようにする必要はありますが、とてもお手軽です。

ただ、安全ピンは先が針になっているので、外す時などにけがをしないよう十分気を付けて使用してくださいね。

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スカートやズボンのウエストを自分で広げるまとめ

久しぶりに履こうと出したスカートが、太ってしまって履けないとかなり残念な気持ちになりますよね。

でも、処分するのはちょっと待って!

ウエスト部分を継ぎ足してリメイクしたり、ゴムに入れ替えたりすることによってまた以前のように履くことができますよ。

お気に入りのものは長く履けると嬉しいですよね。

 

また、セレモニー服や喪服など、たまにしか着ないものもサイズが合わなくなりがちです。

当日にファスナーが閉まらなくて困った場合はとりあえず一度仰向けになって履いてみたり、ガードルなどをお持ちの方はそちらを履いてからファスナーを閉めてみると意外とあっさり入るかもしれません。

 

どうしても入らない…という場合はヘアゴムや安全ピンなどでも応急処置的に履くことができますので、焦らずに試してみてくださいね。

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