大根おろしの冷凍がまずい理由。保存方法や解凍、ガッテンの方法を紹介

大根おろしを作って冷凍していて、いざ食べてみたらまずい!というのがあります。

大根おろしを使うたびおろすのは面倒だし、どうせなら一気に作っておいて冷凍しておきたいですよね。

大根はおろしてしまうと、水分が多く空気に触れてしまって劣化するんです。

そんな時に失敗しない冷凍、解凍の方法や、ガッテンで紹介された冷蔵保存、冷凍大根や大根おろしのおすすめメニューなどを紹介します。

 

ちなみにこちらは最近使いやすいと話題のおろし器です。

もし大根おろしが面倒なときはフリーズドライの大根おろしもオススメです。

外でも食べられて便利ですね。

大根おろしの冷凍がまずいのは水分と空気

大根おろしの冷凍がまずかった原因は水分と空気です。

その2点に気をつければ大根おろしをおいしいまま冷凍出来ます。

 

まずくなる冷凍

  • 大根おろしをすりおろしたまま、水気をきらないで冷凍する。
  • タッパーなどに入れただけで、空気に触れる状態で冷凍する。
  • 大量にひとまとめにして冷凍する。

 

大根おろしは水分が多かったり、空気に触れると劣化しやすくなります。

水分を切って空気に触れないように冷凍するのがポイントです。

また、一度に大量にひとまとめにして冷凍すると、中心部まで中々冷凍されず、劣化する原因になるので、小分けにしたり平らにならして冷凍しましょう。

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まずくなる解凍

レンジなどで解凍するのはおすすめできません。

解凍するときは自然解凍するのがおすすめです。

自然解凍したときも、長時間常温で放置してしまうと傷んだり味が落ちてしまうため、解凍するときに室温で長時間置くのはNGです。

 

スーパーの冷凍大根おろし

スーパーやコンビニなどで売っている大根おろしは、レモン汁や塩を少量加えてあるため、普通の大根おろしより塩分がわずかに多くなっています。

しかし食べてもしょっぱいと感じるほどではないので、味の違いが大きくあるわけではありません。

未開封状態で60日程度賞味期限があるため、いつでも手軽にみずみずしい大根おろしを食べることができるのでとても便利です。

開封後は冷蔵保存してなるべく早く食べきるようにしてくださいね。

 

こちらはフリーズドライの大根おろしで、使いやすくて便利です。

 

失敗しないオススメの冷凍、解凍方法

大根おろしを冷凍する場合は、大根をおろした後、ザルなどにいれて水気を切ります。

水気が切れたら小分けにしてラップに包んでから保存袋に入れて、しっかりと空気を抜いた状態で口を閉じ、冷凍して下さい。

保存袋に直接入れても大丈夫です。

必ずしっかりと空気を抜いてから口を閉じてから冷凍して下さい。

 

直接袋に入れるときは、口を閉じた後、お箸などをつかって筋を入れておくと、使用するときに使いたい分だけ割って使えるので便利です。

なるべく平らにならした方が早く冷凍できるのでおすすめです。

また、金属トレーなどに乗せてから冷凍すると急速冷凍ができるため、よりおいしく冷凍保存できます。

ガッテンでも紹介された方法

以前ガッテンで紹介された大根の冷凍方法ですが、生の大根をおつゆに浸してそのまま冷凍するという方法です。

おつゆに漬けることで、調味料の分子が大根の中に染み込むことで水より穏やかに凍っていくため、細胞壁が壊れにくく、大根の食感が程よく残ってふにゃふにゃにならないのです。

大根の切り方やおつゆの種類はどんなものでも大丈夫なので、使用用途にあわせて切り方やおつゆを変えて下さい。

 

和風だったらめんつゆなど醤油ベースのもの、洋風ならブイヨン、中華なら鶏ガラスープなど使う予定に合わせて冷凍してください。

使うときは解凍せずに凍った調味液ごとそのまま鍋に入れて加熱調理してください。

おつゆに漬けてあるので冷凍中に味が染み込み、短時間でも味のしみた大根をいただくことができますよ。

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オススメの解凍

使うときは冷凍庫から冷蔵室へ移動させて、冷蔵で自然解凍させてください。

早く解凍したいときは室温で30分~1時間程度置くことで自然解凍できます。

その際は解凍できたらすぐに使うか冷蔵庫に入れ、常温で放置しないように気をつけてくださいね。

 

加熱して使いたいときは凍ったまま使用してください。

大根をすりおろさず、カットしたものを冷凍する際も注意点は同じです。

カットした大根をラップで包んでから保存袋にいれて、しっかりと空気を抜いてから口を閉じ、なるべく空気に触れないように注意して冷凍してください。

この時も金属トレーなどに乗せてから冷凍すると早く冷凍できるのでおすすめです。

 

生はオススメしない

冷凍大根は生のまま食べるには向きませんので、加熱調理して使うことをおすすめします。

使うときは解凍せず、凍ったまま加熱調理してください。

生の他に下茹でした大根も同様に冷凍保存することができますよ。

下茹でしておけば調理するときに時短にもなるのでおすすめです。

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冷凍と冷蔵の日持ち

大根おろしの保存期間の目安ですが、冷凍の場合は1ヵ月程度、冷蔵の場合は1日~3日程度が保存の目安になります。

冷凍大根おろしを解凍した場合はその日のうちに食べきるようにして、再冷凍などはしないようにしてください。

 

冷凍した大根、大根おろしのオススメレシピ

冷凍大根をつかったおすすめレシピをいくつかご紹介します。

 

大根と豚バラの煮物

お鍋に凍ったままの大根を入れて煮ます。大根が柔らかくなったら豚バラ、だし、醤油、みりん、砂糖を加えて煮汁が少なくなり、全体に照りがでるまで煮つめて完成です。

 

大根とツナの煮物

おつゆに漬けた大根を凍ったままお鍋に入れ、ツナを加えて煮込むだけ。生昆布を加えてもおいしいですよ。

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大根もち

自然解凍した大根おろしに小麦粉と片栗粉を加えて食べやすい大きさに分けたら、ごま油をひいたフライパンで両面こんがりと焼いたら完成。

お好みで干しエビやベーコン、チーズなどを加えてもおいしいですよ。

お醤油や出汁醤油、めんつゆなどをかけてお召し上がりください。

甘辛いタレで煮てもおいしいです。

 

大根がぶよぶよしてるときのレシピ

大根がぶよぶよになってしまった時は、煮物やお味噌汁、お漬物などにするといいですよ。

お漬物は塩漬けやピクルスなど、塩を振って水分を出してから味付けをすると味が染み込んでおいしくなります。

ぶよぶよになってしまっても悪くなっているわけではないので、できるかぎりおいしく食べて下さい。

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大根おろしの冷凍がまずい理由まとめ

  • 大根おろしの冷凍のコツは水分と空気。
  • 水気を切ってから空気に触れないようにして冷凍
  • 解凍するには冷蔵室での自然解凍が一番
  • 大根を冷凍する時も空気が触れないようにラップで包んでから保存袋へ入れて冷凍
  • 生の大根をおつゆに漬けて冷凍するのもおすすめ
  • 冷凍大根は生で食べるには向かない
  • ぶよぶよになってしまった大根も食感はないが、食べることができる

 

今回は冷凍の大根おろしはまずいのか、おいしく上手に冷凍、解凍するコツ、大根の冷凍方法、レシピなどについてご紹介しました。

大根おろしを毎回作るのは手間がかかります。

上手に保存してできる限り手軽においしく活用してくださいね。

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