ホルモンの焼き加減やフライパンでの味付きの焼き時間は?焼き方や生焼けの見分け方も紹介

家で生の牛ホルモンやスーパーで買った味付きホルモンを焼くときは、フライパンで焼くことが多いと思います。

しかし赤身と違って焼き加減で色が変わることが少ないので、焼き具合を見分けるのが難しい!

また「生焼けは心配だしどのくらい焼けばいいのだろう」っと悩んでいるうちに、焦げていたり炒め過ぎることありますよね。

今回、フライパンでホルモンは何分くらい焼けばいいのか焼き時間や焼き方、生焼けの見分け方などをご紹介していきます。

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ホルモンの焼き加減や時間の目安、焼き方

ホルモンは大まかにわけて2種類あります。

レバーやハツなどの部分を赤系、シマチョウなどの焼き加減がわかりにくい白系ホルモンの2種類です。

赤系ホルモンは、赤身と同じで見た目が変わる為わかりやすいのですが、白系のホルモンは脂を落とさず焼こうとするとゴムのような食感になっちゃいます。

ホルモンの中でも定番のシマチョウは牛の大腸で、「もつ」「てっちゃん」とも呼ばれますね。

丁度いい脂乗りで、コリコリと歯ごたえがたまりません。

よく焼きすぎると脂が落ちておいしくなくなってしまいますね。

 

シマチョウの焼き加減や時間、焼き方

焼くときは皮(ヒダ側)から焼きます。

脂の部分は焦げやすく、脂も落ちてしまいやすいですので、皮の部分からじっくり焼きます。

皮がきつね色になってきたらひっくり返します。

 

脂の部分は、脂が白色から透明に変わってきたら食べごろです。

目安として、強火でフライパンが温まったら皮が2~3分、脂側は1分~1分半ほどです。

焼き肉の正しい焼き方は7:3で、皮7:脂3になるように焼くと美味しいですよ。

 

注意点として、熱したフライパンで脂をこまめにキッチンペーパーで拭きながら焼いていきます。

焼いているときに出た脂は、吸っていかないと揚げ物みたいになってしまいます。

 

他にも魚焼きグリルでアルミホイルの上にのせて焼くこともできますが、グリル内に脂が飛び散るのでおすすめしません。

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下処理も忘れずに

購入してきたらまずは下処理です。

ボールに出し、塩を目分量で振りかけます。

小麦粉をまぶしてそのままもみ洗いをしてよく洗います。

 

他にも牛乳に1時間ほど浸けてもみ洗いする方法もありますね。

 

下処理済のものは必要ありませんが、それでも臭みがあるときはオススメです。

 

味付きホルモンのフライパンでの焼き方や焼き時間

だいたいの冷凍や味付けホルモンは、焼き肉のタレや味噌だれが多いかなと思います。

その中に含まれるみりんが焦げやすくするので、しっかり焼いていたら焦がしてしまうこともあります。

そんな時に使えるのがアルミホイルです!

弱火でフライパンの中にアルミホイルを敷いて、ホルモンを乗せたら蓋をして2~3分ほど。

このときタレは入れずに残しておきます。

 

そしてアルミホイルをよけた後、油を敷いて再びアルミホイルで炒めたホルモンを投入。

さらに残しておいたタレも投入。

炒めすぎると焦げてしまうので、水分を飛ばしながらグツグツと煮立つ程度までいったらOK。

アルミホイルを使うと焦げ付かなくなるのでおすすめですよ。

 

 

ホルモンが生焼けだったときの見分け方

ホルモンを生焼けで食べてしまうと、下痢や嘔吐、発熱などの症状を起こしたりすることもあります。

 

まず見た目ですが、先ほども説明したように色が白い場合だとまだ焼けていない可能性がありますね。

しっかり焼くと半透明でつややかになります。

 

次に噛んだときの食感ですが、ぐにゅぐにゅゴムのように食べにくい噛みにくい食感になりますね。

また、外側は温かくなってますが、内部は冷たいままとかもよくあります。笑

厚みのあるホルモンは注意ですね。

 

また焼いている途中ですが、ホルモンを焼き始めると縮んでいくのにある瞬間にぴたっと縮まなくなります。

それがある程度火が通った目安にもしています。

それ以上はいくら焼いても縮まず身が硬くなっていきますね。

焼くときにはしっかり縮み具合を観察してみてください。

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ホルモンを美味しく焼く焼き方

おいしく焼く方法をご紹介しましたが、ホルモンをおいしくやくコツもあります。

 

下処理をしっかり行うこと

臭みがでやすいホルモンをそのまま調理してしまうと気になってしまうことも、、、。

前述の方法でしっかり下処理すれば大丈夫です。

下処理済みのもので、多少気になる程度でしたら酒に漬けておくか、たれに漬け込む程度で気にならなくなることもありますよ。

 

皮から焼くこと

これは雲泥の差をつけます。脂が落ちてしまうと本当になんだか薄くなってしまっておいしさが半減します。

しっかり皮目を見極めてから焼いていきましょう。

 

焼いているときに触りすぎないこと。

焼き加減が気になり何度も何度もひっくり返す方もいますが、皮からしっかり焼いて脂を落とさないようにしているのに、これでは脂がおちてしまいます。

焼き加減が気になると思いますが、辛抱してひっくり返すのは1回で十分です。

焼き時間は7:3をできるだけ守りましょう。

 

これらのポイントを押さえていれば大丈夫です!

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ホルモンの焼き加減まとめ

焼くときはまず皮を2~3分程度で、次に脂身を1分~1分半程度です。

見た目は半透明になったか?身が縮んで引き締まっているか?

食感はゴムみたいに噛みにくくないか?内部は冷たくないか?

このあたりはチェックしましょうね。

 

あとホルモンは焼く際に結構なニオイもでますので、換気をしてにおいがついてほしくないものは避難させてから焼いてくださいね。

是非1番おいしい状態で食べてください。

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