梅雨が終われば本格的に夏に入りますが、夏バテで子どものご飯がなかなか進まないこともありますね。
また、作るほうも疲れていたりと、めんどくさい時の夕飯で悩みます。笑
そこで夏バテにピッタリの子供が喜ぶ夜ご飯が進む人気のおかず、サッパリしたレシピ、簡単に作れるめんどくさい時の夕飯を紹介していきます。
夏バテ防止！夕飯でご飯が進む子供に人気のおかず
暑いと食欲も落ちるそんなときに、ご飯が進みやすい人気のおかずを紹介します。
胃腸を整えやすくする豚肉の生姜焼き
豚肉には、糖質がエネルギーに変わる際に必要なビタミンB1が豊富に含まれていて、摂取する事で疲労回復にもなると共に、お肉なので子どももパクパク食べる事が出来ます。
「豚肉がいいのなら豚肉だけでもいいのでは？？」と感じてしまうかもしれませんが、生姜にも大きな役割があるのです。
生姜の辛みはショウガオール、ジンゲロールという成分が元になっています。
この成分は体を温めてくれるだけではなく、胃腸の調子を整えてくれる作用もあるのです！
豚肉の生姜焼きにする事で、美味しくビタミンB1を摂取出来ると共に、胃腸の調子まで整えてくれて夏バテ防止にもピッタリです。
材料と作り方
- 豚ロース(生姜焼き用)
- 醤油
- 料理酒
- みりん
- すりおろし生姜
①生姜の皮をむき、すり下ろす。肉が300gに対して大さじ2加えます。
②調味料を合わせていき生姜焼きのタレを作る。1:1:1で私はタレを作っています。
③タレの中に肉を入れて少し揉み込んでから冷蔵庫へ入れます。冷蔵庫に入れて寝かす事で味が染み込みやすくなります。
④フライパンに油を引き、強火で焼いていきます。
※付け合わせが欲しい場合はもやし炒め、玉ねぎ炒めをつけるとシャキシャキ感が出て料理にメリハリがつきます。
⑤お皿に盛り付けて出来上がりです。
豚肉のビタミンB1、生姜のショウガオール、ジンゲロールで夏バテを防いでくれます。
疲労回復に鶏胸肉で作る棒棒鶏（バンバンジー）
鶏胸肉にはイミダゾールペプチドという成分が豊富に含まれていて、抗酸化作用にとても優れており、疲労回復にもうってつけの食材です。
付け合わせにする野菜はきゅうり、トマトにすると良いですね。
きゅうりにはカリウムが含まれており、体の中の余分な水分を外に出してくれる働きがあります。
トマトにはリコピンという成分が豊富にあり、抗酸化作用が強く、夏バテや紫外線から体を守ってくれるのです。
材料と作り方
- 鶏胸肉2枚
- きゅうり
- ポン酢
※鶏胸肉は前日に塩、砂糖を揉み込み冷蔵庫で寝かせておいて、当日に冷蔵庫から出し常温に戻しておく事がポイントです。
①蒸し器を用意してお湯を沸かす。
②蒸し器のお湯が沸騰したら常温に戻しておいた胸肉を皮を下にして蒸し器に入れて蓋をし、弱火で8分蒸す。
③8分経ったら火を止めて20分そのまま蒸らす。
④蒸らしている間にきゅうりを細切りにして盛り付ける。
⑤盛り付けたきゅうりの上に胸肉を薄く切り乗せていく。
この時、胸肉は斜めに薄く切ると表面積が大きくなり、子どもにきゅうりを巻くときも巻きやすいです。
⑥お好みでポン酢をかけて出来上がりです。
私も子どもが5人いるのですが、1人どうしても野菜がダメな子がいます。
そんな時は、棒棒鶏の鶏胸肉に細切りのきゅうりを巻いてゴマポン酢をかけてあげると食べる事が出来ました。
ポン酢の酸味と胡麻のまろやかな口当たりと風味できゅうりの味が和らぐから、きゅうり嫌いな子どもでも食べられます。
またごまにもビタミンB1が含まれており豚肉同様疲労回復におすすめな食材です。
暑い日の子供が喜ぶ人気のサッパリな夏のレシピ
夏だからサッパリしたものが食べたい！そんな時のサッパリ料理を紹介します。
豚の冷しゃぶ
材料と作り方
- 豚ロースしゃぶしゃぶ肉
- きゅうり
- トマト
- ポン酢やドレッシング
①きゅうりを水で洗い細切りにしておく。トマトは薄いくし切りにする。
②鍋にお湯を沸かし、沸騰したら豚肉ロースをお湯に入れる。色が変わったら氷水に入れてしめる。
③お皿に切ったきゅうり、トマトを適量入れ、上に豚ロースを乗せる。
④お好みでポン酢やドレッシングをかける。
うちの家は子どもが5人と多いので豚ロースも800g程使います。お子さんが少ない場合はお肉の量も減らしましょう。
夏の定番サッパリした冷やし中華
麺をゆがいて、きゅうり、卵、ハムなど、好みの野菜やお肉を適当に切って乗せるだけ。
タレはポン酢か、手作りもいいですね。
お酢、しょうゆ、冷水、砂糖、ごま油を好みで混ぜて作るだけです。
「麺茹でるし卵焼くし意外に手間なんじゃ…」と考えるかもしれません。
ですがパンやご飯の食べ進みが悪くても、麺類は子どもはちゅるちゅると食べてくれませんか？？
具材はあれこれ入れずにきゅうりとハムと卵で大丈夫です。
そうする事で具材を沢山揃える手間も省けて「作らなきゃ…」というストレスが減らす事が出来るのです。
簡単！作るのがめんどくさい時の夕飯
今日は何だか作るの面倒…簡単に作れる夕食をご紹介していきます。
鳥ミンチと卵を炒めるだけのそぼろご飯
鳥ミンチを調味料と炒めるだけ、卵を炒めるだけで包丁まな板いらずで作ることが出来ます。
緑が欲しい場合は絹さやを加えて3色丼がおすすめです。
うちは野菜が苦手な子がいるので、そぼろと卵でみんな一緒にして、みんなで同じものを食べられる嬉しさを感じて貰っています。
サラダを付け足したり、味噌汁やスープに野菜を入れるのもいいですね。
野菜も食べやすいチキンライス
これは具材を切り調味料と一緒に炊飯器に入れて炊飯すれば出来上がりなので本当に重宝します。
また、ケチャップの味付けなのでにんじんやピーマンといった子どもが苦手な食材も食べてくれやすいです。
「オムライスがいい！」と言われても卵を焼くだけでいいので「切る」「炒める」「ご飯と混ぜる」「ケチャップライスにする」という前段階がないのです。
洗い物も少なく済み子どもたちも美味しく食べられて一石二鳥ですね。
暑い日の夕飯で子供が喜ぶ夜ご飯まとめ
夏バテには豚肉、鶏ムネ肉を使った生姜焼きや棒棒鶏。
サッパリしたメニューなら豚の冷しゃぶや冷やし中華。
また、そぼろご飯やチキンライスは、作るのがめんどくさい時でもササっと作れるし、子供も喜んでもらえますね。
暑い夏、子どもには暑さに負けず元気に遊んで過ごして欲しいですよね。
夏バテに効く食材をしっかりと取り入れて、楽しく美味しく今年の夏も乗り切っていきましょうね。
