鶏卵素麺はまずい?日持ちや食べ方について紹介

日本三大銘菓のひとつ「鶏卵素麵」は、16世紀ごろに南蛮文化が伝わったころにポルトガルから伝来したと伝えられている歴史のある南蛮渡来のお菓子です。

 

あまり聞きなれない方もおられるかもしれませんが、沸騰させた蜜の中に溶いた卵を細く流しいれ、素麺のように細くしたものを束ねた銘菓で、福岡名物でもあります。

大阪や京都などでも製造販売されている和菓子屋さんがあるようですね。

 

そんな鶏卵素麵、実際に食べたことがないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

あまりおいしくないとも言われてしまうことがある鶏卵素麺っていったいどんな味なのでしょう?

日持ちや食べ方などについても調べていきたいと思います!

 

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鶏卵素麺ってマズイ?どんな味?

見た目はまさに黄色い素麺のように見える鶏卵素麺。

材料も卵と糖蜜だけと極めてシンプルですが、一体どんな味なのでしょう?

 

鶏卵素麺の味

鶏卵素麺の味の特徴は、とにかく甘い!ということです。

食感は砂糖のようにシャリシャリしていたり、ぽろぽろと崩れやすい感じ。

口の中でほどけるように溶けるのがなんとも言えず美味しいのだとか。

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やはり卵を糖蜜の中にくぐらしているので相当甘さが強く、シンプルな材料のため卵の味も際立つようですよ。

歴史のあるお菓子なので、若い方というよりはどちらかというと年配の方向けのお菓子といえるかもしれませんね。

シンプルな甘さが好きな方にもよさそうです。

 

ただ、甘いものが苦手な方や凝った洋菓子などが好きな方などには、もしかすると口に合わないと感じてしまう方もいらっしゃるかもしれませんね

 

良い口コミと低評価の口コミ

では実際鶏卵素麺を食べた方はどんな感想を持っているのでしょう。

良い口コミと低評価の口コミをいくつかご紹介したいと思います。

 

良い口コミ

  • とても甘くて懐かしい味!1本ずつ大事に食べたい。
  • 甘くて上品な卵焼きのような味。食感も不思議でなんともいい。
  • あえて言うならカスタードクリームのような味。こんなお菓子が江戸時代からあるなんてすごい!
  • しっとり、ねっとり、ほろっと溶けてとても美味しい。

 

悪い口コミ

  • かなり、というか強烈な甘さ!甘党の人にはいいと思いますが…
  • 砂糖を入れ過ぎた甘すぎる錦糸卵のよう。好きな人は好きなのかもしれないが苦手な味だった。
  • 甘すぎてちょっとくどい。

 

など、良い評価と低評価がありましたが、おおむね良い評価が多かった印象です。

とにかく甘みが強いお菓子なので、そもそも甘いものが苦手という方は苦手に感じてしまうかもしれませんね。

 

鶏卵素麺の日持ち

極めてシンプルな材料から作られている鶏卵素麺、どのくらい日持ちするのでしょうか。

福岡の有名店、松屋利右衛門のサイトには出荷日からおよそ20日間と記載していました。

 

保存は直射日光を避け、冷暗所に置いておきましょう。

開封後は食品保存用の袋に入れるなどして、冷蔵庫で保存するのがおすすめです。

 

和菓子にしては意外と日持ちする印象ですが、添加物などを使用していないものですので、いただいたり買ってきたりしたらできるだけ早く食べきるといいかもしれません。

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鶏卵素麺の食べ方

それだけで食べるととても甘みが強い鶏卵素麵。

どんな食べ方をすればよりおいしく頂けるのか紹介します。

 

苦みのある濃い目のお茶と

鶏卵素麺は茶道の時にお茶請けとしても選ばれているお菓子です。

そのため濃い目のお茶ととても相性が良く、鶏卵素麺の甘みとお茶の苦みでとても美味しく頂くことができるということです。

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コクのあるコーヒーと

濃い目のお茶と同じく苦みの強いエスプレッソなどとも鶏卵素麵は相性が良いとのこと。

そこまで苦くないアメリカンコーヒーなどといっしょに食べてもおいしく頂けますよ。

 

上品な紅茶と

アイス、ホットどちらとも鶏卵素麵の相性は良さそうです。

鶏卵素麵自体の甘みが強いので、飲み物には砂糖を入れずストレートで飲むのがおすすめですよ。

 

鶏卵素麵はまずいかまとめ

16世紀にポルトガルから伝わったという歴史のある銘菓、鶏卵素麺。

普段はあまり目にする機会がなく、ほんとうにおいしいの?と思われている方もいらっしゃるかもしれません。

 

しかし鶏卵素麺は糖蜜と卵だけで作ったシンプルな甘みと優しい卵の風味がとても美味しいお菓子だと言われています。

見た目も金色に輝いており、とてもおめでたい感じもしますよね。

 

甘みがとても強いので、食べるときは濃い目のお茶やコーヒーなど、苦みのある飲み物と一緒にいただくことをおすすめします。

そもそも甘いものが苦手だという方には、甘みが強すぎると感じてしまう場合もあるかもしれませんが、そうでない方はぜひ一度おためしされてみてはいかがでしょうか。

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