玉ねぎの冷凍はまずい!ふにゃふにゃぶよぶよ?まるごとやみじん切りで解凍したときの使い方は?

玉ねぎを冷凍保存するとまずいというかふにゃふにゃぶよぶよになるというか、腐ることもあるのか?ってぐらい食感がイマイチになりますよね。

あと匂いも発生して、冷凍庫中が臭くなってしまった、なんて事があります。

そこで冷凍しても美味しく食べられる保存方法のコツや、みじん切りや丸ごとの冷凍玉ねぎの使い方をお伝えしたいと思います。



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玉ねぎを冷凍するとまずい?腐る?

玉ねぎを冷凍した時にまずいと感じる一番の理由は匂いです。

なぜ匂いが発生してしまうのか?

その原因が玉ねぎに含まれている「硫化アリル」という成分のせいなのです。

この「硫化アリル」というのは玉ねぎを切ったときに涙が出たりする原因である、粘膜を刺激する成分の事なのです。

玉ねぎを切ると、断面からこの成分がどんどんでてきます。それが匂いの元だったのです。

涙は出るし、匂いはひどくなるし、本当にやっかいな成分です。

でも体には凄く良いんですよ。

この匂い成分の排出をできるだけ抑える事で、冷凍しても美味しい玉ねぎが出来るのです。

上手に冷凍すれば甘みが増した美味しい玉ねぎになります。

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腐る?

玉ねぎは生のままだと酵素の働きで腐敗が進んでしまうのです。

温度が低ければこの酵素の働きも鈍くはなりますが止まっているわけではありません。日にちが立てばゆっくりとですが腐敗は進んでしまうのです。

なので冷凍していても生なら1か月、加熱したものなら3週間ほどで使いきってしまいましょう。

加熱したものの方が保存期間が短くなるので注意してくださいね。

 

 

水っぽい、ふにゃふにゃやぶよぶよになる

冷凍玉ねぎをいざ使おうと思ったら、水っぽくなってしまってふにゃふにゃぷよぷよになってしまった、なんて経験した人も多いと思います。

どうしてそうなってしまうのか?

玉ねぎは水分が多いため、冷凍すると水分が膨張して細胞が壊れてしまい、解凍したときにその水分が出てしまうのでふにゃふにゃぷよぷよになってしまうのです。

なので仕方ないといえば仕方ないことなのですが、でもやっぱり少しでも美味しくいただきたいですよね!

 

保存中に気を付ける事は、フリーザーバッグ等の保存袋に入れて保存する際に、空気をきっちりと抜いて、口をしっかり閉じる、という事です。

密閉が不十分だとそこから水分が抜けてしまって、ぷよぷよになってしまいます。

そしてなんといっても一番のコツは解凍方法です。

きちんと解凍すれば水分が抜けるのを抑える事ができるのです!

冷凍保存の方法や使い方

一番のコツは解凍方法です。

きちんと解凍すれば水分が抜けるのを抑える事ができます。

 

みじん切り

みじん切りにして冷凍する場合、まずペーパータオルなどでしっかりと水分を拭きとります。

カットした玉ねぎは時間がたてばたつほど「硫化アリル」が発生してしまうため、カットしたらなるべく早く冷凍します。

これが匂いの少ないおいしい冷凍玉ねぎの一番のコツです!

 

まとめて冷凍するのではなく、使いやすい分量で小分けにしてから保存袋にいれて、しっかりと空気を抜いてください。

量が多いと冷凍に時間がかかるため、匂いがでてしまいます。

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できるだけ薄く平らにして、アルミ製のトレー等の上で冷凍する事で早く冷凍できます。

みじん切りにした玉ねぎは、凍るのに時間がかからないため、匂いも出にくく美味しく冷凍できるというメリットもあります。

他にも甘みが凝縮して美味しさが増し、また辛み成分も減ります。

玉ねぎの甘みを活かしたい料理にはうってつけです。

 

また、カットしてあるので調理時の時短にもなるというメリットもあります。

みじん切りの玉ねぎといえばあめ色玉ねぎを思い浮かべる人も多いと思いますが、冷凍すると、細胞が壊れて水分の蒸発が早いので、10分ほどであめ色玉ねぎができてしまうのです!

デメリットとしては水分が抜けてしまうため、シャキシャキとした食感が失われてしまい、サラダなどの生食にはむかない事でしょうか。

また、火の通りが良くなるので、調理法によっては気をつける必要があります。

 

使い方は、火を通す調理の場合は基本的に解凍しません!凍ったまま煮たり焼いたりして大丈夫です

解凍してしまうと水分が抜けてしまい、ふにゃふにゃになってしまうので解凍せずにそのまま使ってください。

火を通さず使う場合は解凍しすぎないのがコツです。

冷蔵庫へ移して半日ほど自然解凍して、半解凍したら使ってください。

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レンジで解凍する場合は、耐熱容器に入れてラップをふんわりと掛けてから、解凍機能を使うかなるべく低い温度設定にして解凍してください。

こちらも解凍しすぎないように注意しましょう。

水にさらしてしまうと水っぽくなってしまう上に栄養価も逃げてしまうのでNGです。

水で解凍する場合は深めのボウルなどに水を張って、フリーザーバッグなどに入れたまま水につけ、水を流したままにして解凍してくださいね。

みじん切りの玉ねぎは、カレーやシチュー、炒め物、ハンバーグの種やオムレツなどに利用すると便利です。

 

 

丸ごと

丸ごと冷凍する場合は、玉ねぎの皮を剥いて、上下を切り落とします。

切り落とした上下の部分に1㎝ほど、十字に切れ目を入れて下さい。

ラップで包んでフリーザーバッグなどに入れ、冷凍保存します。

丸ごと冷凍すると、すりおろしたりした時に目にしみにくくなるというメリットがあります。

また、冷凍玉ねぎをすりおろすとシャーベット状になって食材に絡みやすくなります。

丸ごとスープに入れれば玉ねぎの甘みがしみ出した美味しいスープができますよ。

ただし、解凍しても切りにくくなってしまうデメリットがあるので、カットして使うには丸ごと冷凍はお勧めできません

 

使い方は、すりおろしたりする場合は冷凍のまま使ってください。

解凍する場合は3時間ほど冷蔵庫で自然解凍すれば包丁が入る様になります。

丸ごと玉ねぎはすりおろしてソースや漬け汁に使ったり、丸ごとスープにしたりすると便利です。

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まとめ

  • 匂いやまずくなる原因は「硫化アリル」
  • 保存期間は生で1か月、加熱したら3週間を目安に使いきる
  • 冷凍するときはカットしたらなるべく早く冷凍
  • 保存するときは空気を抜いて口をしっかり閉じる
  • 解凍しすぎるとふにゃふにゃぷよぷよになる


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