古いお守りは頂いたところへ返さないといけない、年に一度は新しいお守りに交換してそのときに返納しないといけない、など聞いたことがあります。
でも一生に行くか行かないかのところで授かったお守りも、またその場へ行って返納しないといけないのか?と悩みますよね。
自分も「違う神社に返すのでもいいなら、そうしたいけど・・・」と思ったことはあります。
実際に近所の神社の宮司さんに聞いてみたところ、別の神社で処分してもいいとのことでした。
また、厄払いのお札や、お守りを返さずに持ち続けていいのかもご紹介します。
古いお守りを違う神社に返納してもいい?
近所の神社の宮司さんに確認したところ、別の神社でも返納して良いとのことでした。
「あちらに返納箱があるので、ご自由にお入れください」と言われました。笑
ただ、出来ることなら授かった神社へ返納したほうが良いですね。
もちろん、初穂料をお納めして頂きましたが、神様のパワーを頂いたので、出来ればご挨拶と感謝、ご報告をしたほうが次に繋がりますね。
厄払いのお札を違う神社に返納
厄払いのお札も厄年が終われば返納するもので、こちらも基本的には授かった神社へ返納するのがマナーです。
行けない場合も、郵送で返納の受け付けして頂ける神社もありますので、一度確認してみましょう。
お寺のお札を違う神社に返すのは?
やめておきましょう。
神社は八百万の神様、お寺は仏様で、根本的に違います。
とはいえ、神社お寺問わず受付しているところもありますので、返納しようとしているところへご確認ください。
ただ、ほとんど無いと思いますし、基本的にはやめておいたほうがいいですね。
また、お寺同士でも宗派の違いがありますので、お寺同士の場合は注意が必要です。
お守りを郵送で返納するときの書き方
神社お寺の住所と、宛先は「○神社 御中」「○寺 御中」。
表に神社は「お焚き上げ依頼」、お寺は「燃納依頼」。
お守り、感謝の気持ちを書いたお手紙、現金書留でお焚き上げ料(300~1000円)を同封します。
お手紙は「お世話になっております。○○○○ありがとうございました。遠隔地のため、郵送にて失礼いたします。お焚き上げのほどよろしくお願いいたします。」
○○○○は授かったお守りの内容についてお書きください。
健康なら「無事、健康に過ごせました。」など。
また、それでも手間だという場合は自宅での処分や捨てる方法も検討します。
寒川神社へ違う神社のお守りを返納
今年も寒川神社へ参拝。
社務所の右に納礼殿があります。
中身のチェックはなく、紙に包んだまま箱へ入れました。
お賽銭箱がありますので、いつもの金額を。
古いお守りを返納しないで持ち続けるのは大丈夫?
毎年、お守りは新しいものに変えたほうがいいと言われていますが、だからといって持ち続けてはいけないということはありません。
とくに気に入っているお守りの場合、手放したくないですよね。
お守りは神様の分身のようなものなので、むしろ大事に持っておくのは良いことです。
ただし、年に1回は感謝としてお礼に参ったほうがいいですね。
行けない場合は神社の方角へ向いて手を合わせて感謝しましょう。
また、持ち続けるのは良いですが、しっかりキレイな状態で保管しておきましょう。
これは大神神社の金運お守りです。
お財布に入れているので、綺麗な状態が保たれています。
古いお守りを違う神社へ返納してもいいのかまとめ
自分も上で紹介した大神神社や伊勢神宮、関東だと寒川神社や調神社など、時々参らせて頂きますが、やはり遠方なので気軽に行けません。
そういうときは郵送や、そのときのインスピレーションで近くの関わりのある神社へ返納したりしています。
どこでどのように返納するかも大事ですが、やっぱり一番は「感謝」かなと思います。