最近、ランチタイムに朝入れたものを温かいまま食べることができるスープジャーが人気ですよね。
これからの寒くなる季節には特に重宝するアイテムです。
スープジャーにはスープだけではなくご飯やおかずを入れることができますが、ではご飯の上に具をのせる丼はどうなのでしょうか。
今回はスープジャーなどの保温容器に丼物を入れたい時の注意点やコツ、レシピなどを併せてご紹介していきたいと思います。
スープジャーに丼ものは入れても大丈夫?
スープジャーで丼ものを持っていきたいという場合は、具とつゆだけをスープジャーに入れて、ご飯は別で持っていけば、熱い具とつゆをご飯の上にかけて食べることができますよ。
ご飯とつゆを両方スープジャーに入れて一緒にしてしまうと、お昼にはご飯がつゆを吸ってべちゃっとしてしまうのであまりおすすめできません。
また、丼物を持っていきたい時には丼型の“ランチジャー”も検討してみてください。
丼型のランチジャーとは、名前の通り丼のコロンとした形をしており、ご飯を入れるところと具を入れるところが別々になっているもののことを指します。
このタイプなら具やつゆとご飯を両方とも温かい状態で持ち運ぶことができます。
注意点やコツ
スープジャーやランチジャーはとても便利なものですが、食中毒に気を付けなくてはいけません。
丼物はご飯と具、両方を持ち運ぶ必要がありますが、ランチジャーの場合はその二つをどちらもできるだけアツアツの状態で入れ、食べるまでできるだけ冷めないように気を付けてください。
スープジャーに具やつゆのみを入れるときも同様、アツアツを入れてくださいね。
ご飯を別で持っていくならそちらはお弁当箱にいれ、できるだけ冷ましてから包みましょう。
丼の具はとくに、たんぱく質や脂質など腐敗しやすいものが入っていますので、食べ物が腐りやすい夏場は特に要注意です。
腐敗菌は30~40℃で最もよく繁殖しますので、食べるときに人肌くらいになってしまうジャーだと丼ものには向いていません。
保温機能ができるだけ高いもの(59℃以上6時間など)を選べば、食中毒のリスクはだいぶ下げることが出来ます。
また、朝入れてからできるだけ早く食べるというのも大切なことです。
保温効果はどんな容器でも時間とともに下がっていきますので、詰めてから6時間以内に食べることを心がけてください。
スープジャーに入れるカツ丼のレシピやコツ
・スープジャーでかつ丼弁当
【材料】
トンカツ…1枚(お弁当箱の大きさに合わせて)
玉ねぎや長ねぎ…適量
三つ葉や長ねぎ…適量
溶き卵 1個分
(丼つゆ)
昆布つゆ(3倍濃縮)…大さじ1.5杯
水…大さじ4.5杯
水溶き片栗粉…(水、片栗粉 各小さじ1/2杯)
【作り方】
(つゆ)
①スープジャーに熱湯を入れ、温めておきます。
②トンカツを揚げます。
③鍋に丼つゆを入れて沸騰したら玉ねぎを加えて煮ます。
④水溶き片栗粉を加えて少しとろみを付け、溶き卵を回し入れます。
⑤つゆは出来立てのものをすぐにスープジャーにいれフタをします。
(ごはん)
別のお弁当箱にご飯をいれ冷ましておきます。トンカツが冷めたらご飯の上に乗せます。
お昼、食べる直前につゆをごはんにかけたらかつ丼の出来上がりです。
引用:http://obentotyu.blogspot.com/2017/02/depork-cutlet-rice-bowl.html
※もし丼型のランチジャーにかつ丼を持っていく場合は、トンカツをご飯の上に乗せるときは温かい状態で入れるようにしてください。
また、トンカツはいちから作るのではなく冷凍したものを事前に作っておくか買っておけば揚げるだけなのでお手軽ですよ。
スープジャーに入れる親子丼のレシピやコツ
スープジャーで親子丼弁当
【材料】
鶏もも肉…80~100g
玉ねぎ…1/4個
えのき…1/6袋
たまご…1個
小ねぎ…適量
(A)
水…100ml
和風顆粒だし…小さじ1/3
しょうゆ…大さじ2
酒…大さじ2
砂糖…大さじ1
【作り方】
①鶏もも肉は1口大に切り、玉ねぎは繊維に沿う薄切り、えのきは2㎝幅に切る。
②耐熱ボウルに 1 と A を入れたらふんわりラップをかけ電子レンジ(600W)で5分加熱する。
③② に溶きたまごをかけ、さらに電子レンジ(600W)で30秒加熱する。
スープジャーのお湯を捨て ③を入れたら、小口切りにした小ねぎをのせ、フタをして1時間以上保温する。
※ごはんは別容器で持っていき、後からジャーの中の具をかけてお召し上がりください。
親子丼の具を入れる前にはスープジャーを熱湯で予熱してくださいね。
引用:https://www.thermos.jp/recipe/detail/fo_2031.html
他にオススメの丼物は?
色々丼物は種類が豊富なので、日替わりで違うものを持っていけるのも魅力。
親子丼やカツ丼の他にも、
・中華丼
・牛丼
・麻婆丼
などがおすすめです。
まだまだ色々なレシピがありますので、お好みの丼物を持っていってくださいね。
丼物にオススメのスープジャー
象印マホービン(ZOJIRUSHI) ステンレスフードジャー 550ml
こちらの象印のフードジャーは保温性がとても高いので丼物の具とつゆを持っていくのにもおすすめです。
95℃の熱湯が6時間後でも67℃以上と安心の保温力が魅力。
まとめ
- スープジャーで丼を持っていくことは可能。ただしつゆと具のみをジャーに入れ、ご飯はお弁当箱などほかの容器に。
- 両方を保温したい場合は丼用のランチジャーも検討するといいかも。
- ジャーに具を入れるときは予熱してからアツアツのものを入れるようにすると傷みにくい。
- 夏場は特に腐敗しやすいので要注意。保温力の高いジャーを選び、できるだけ早く食べきるようにしよう。
- スープジャーの丼レシピは親子丼やカツ丼など多種多様。自分の好きなレシピを見つけてランチタイムを楽しんで。