とうもろこしの天ぷらが爆発するのはなぜ?揚げるとはねる理由と対策をご紹介!

とうもろこしはシンプルに茹でて食べるのもおいしいですが、かき揚げ天ぷらにする家庭も多いですね。

とうもろこしで作る天ぷらは、甘みが一気に増してジューシーになり、とうもろこしの甘さとサクっとした食感がたまらなくおいしいです。

でも「手作りで揚げたいけど、爆発してはねるのが怖い」という方もたくさんいると思います。

その理由は水分なんですね。

作るのにためらってしまうという方もいると思いますが、はねないように作る方法はちゃんとあります。

今回は、とうもろこしの天ぷらをはねずにおうちでも簡単においしく作れる方法をご紹介したいと思います。

調理の過程で爆発やはねたりしないようにするのはもちろんですが、さらにはね防止ネットがあるととても便利ですよ~。

 

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とうもろこしの天ぷらが爆発するのはなぜ?3つの理由をご紹介

とうもろこしのかき揚げを揚げようとすると油がはねたり、爆発したり、揚げ物って何だか難しいですよね。

でも基本の下ごしらえをしっかりしておけば、揚げるときにはねたり、爆発しないでちゃんと揚げることができます。

じゃあ何で油がはねたり、爆発したりするのか…。

 

理由①:水分が多く含まれている

それは、とうもろこしの中の水分が多く含まれているからなんです。

とうもろこしの水分量はなんと一本のうち4分の3が水分なんです。

だから、中の水分が逃げたいのに皮が塞いでしまって逃げきれず爆発してしまうんですね。

水分の逃げ道を作ってあげることで、油がはねたり、爆発したりするのを防ぐことができます。

 

理由②:油の温度が高すぎる

油の温度が高すぎると、食材の含まれる水分が急いで蒸発しようとするんですね。

バチバチと小さい爆発を起こしているような音が蒸発する音なんです。

 

理由③:油の量が多すぎる、少なすぎる

そもそも油の量が多すぎると、物理的に鍋から飛び出しやすいですよね。

また、油の量が少ないと、食材を加えた際に油全体の温度が急速に下がります。

しかし火はかけ続けているので、温度は再び上昇します。

このような急激な温度変化は、食材の水分が急速に蒸発する原因にもなっているんですね。

 

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はねない、爆発しないコツ

爆発する理由がわかったところで、なるべく爆発しない方法をお伝えしますね。

 

適切な油の量の確保

油が食材を完全に見る量であることを確認します。

通常、鍋の深さに対して食材が半分浸るくらいの量が正しいです。

これにより、食材を入れたときの温度変動を抑え、均一に加熱することができます。

温度の確認

油の温度を一定に守るために、キッチン用の温度計を使って油温を常にチェックします。

 

揚げるときの順番

食材を少しずつ油に入れることで、一度に大量の食材を入れることによる温度の変化を避けます。

食材をゆっくりと油に入れ、油の温度が下がりすぎないよう気を付けて入れるんですね。

 

食材の準備

食材を揚げる前に、しっかりと水気を取り除きます。

特に水分の多い野菜や冷凍食品を揚げる場合は、表面の水分をキッチンペーパーなどで拭き取ることが重要です。

これにより、油と水分が接触したときの激しい反応を抑えてくれます。

 

油がはねないように、また爆発しないようにするコツは下ごしらえのしかた次第で上手に揚げることができるんです。

まず、水分をしっかり逃がしてやることが重要です。

洗ったとうもろこしは、水分をしっかり拭き取ります。

次に、揚げたときに水分の逃げ道を作ってあげるために、包丁やフォークなどでとうもろこしの表面に傷を入れます。

これをすることで全然違いますよ。

また、芯の部分も水分がありますので、芯を残さないようにちゃんとそぎ落としてくださいね。

あとは小麦粉をサラッとまぶすことで、とうもろこしの水分を吸ってくれて爆発しにくくなります。

揚げるときに高温になって揚げると、傷がついていない実が温度差で爆発することがありますので、170℃くらいの中温で揚げるのがおすすめです。

 

  • とうもろこしの表面に傷をつけて水分を逃がす
  • 芯をそぎ落とす
  • 小麦粉で軽くさらす
  • 中温で揚げる

ですね。

 

また、油はね防止のネットやガードを使うと完全防御も出来ます。

 

美味しく揚げる方法

ほかの具材で天ぷらを揚げるときと要領は同じです。

てんぷら粉を使って揚げるのも良いですが、サクサク感をしっかりさせたい場合は、小麦粉をまぶしたあとに水、溶き卵を混ぜ合わせたものの中に食べやすい大きさに丸めて揚げます。

衣はかなり薄めにした方がサクサク感がより増します。

高温には向いていないので、フライパンでも少量の油で十分揚げれますので楽ですね。

 

もし、爆発が心配な場合はいったん火を止めても大丈夫です。

油もごま油を混合してみると香ばしいとうもろこしのかき揚げになりますよ。

とうもろこしは木べらなどすくいやすいものですくって、スプーンで滑らせる感じで油の中に入れてください。

片面がカリッと揚がったらひっくり返してもう片方も揚げます。

こんがりきつね色になると取り出して出来上がりです。

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片栗粉だけでも作れる?

とうもろこしのかき揚げは片栗粉だけでも作れます。

片栗粉だけで作る場合は、カットしただけのとうもろこしを使用する方がいいと思います。

 

とうもろこしを切り分けるのはちょっと面倒ですが、大人の方も喜ぶほどおいしくできるので、手をかけてくださいね。

片栗粉はサラッとしていますので、粒々にしてしまうと崩れやすいので、形がある方が揚げやすいですね。

 

この場合は、ビニール袋に入れたとうもろこしに片栗粉を少し多めにまぶしてざっくりと混ぜてください。

あとは、小麦粉で揚げる要領と同じで、とうもろこしの表面に軽く焼き色がついて、芯が縮んで反り返ってきたら揚がった証拠です。

バター醤油や、塩だけでもおいしくいただけて、どちらかと言えば、お酒のおつまみ向けですね。

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とうもろこしかき揚げがはねる対策まとめ

とうもろこしは水分が多いので、油がはねたり爆発しやすくなっています。

揚げ物が苦手な方にも、はじめの下ごしらえをしっかりしておくと、油がはねたり、爆発したりせず、うまく作ることができます。

とうもろこしもそのまま食べてもすごく甘くてジューシーですが、かき揚げにするとさらに甘みが増してよりおいしくいただけます。

少ない材料でできますし、ご飯のおかずにも、お酒のおつまみにもバッチリ合いますので、バター醤油で食べたり、塩だけでとうもろこしの素材を楽しんだり、ぜひ試してみてくださいね。

旬の時期に旬のものをいただく、とても贅沢ですよね。

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