太刀魚は食べ過ぎるとよくない?生の刺身の食べ方は皮やアニサキスに注意

薄くてピカピカとした刀のような見た目の太刀魚。

クセのないふわっとした身に脂がほどよく乗っており、とても美味しい魚ですよね。

夏から秋にかけての7月から10月くらいが旬だと言われていますが、年間を通じて食べることができます。

そんな美味しい太刀魚ですが、食べ過ぎはあまりよくないとの声もあります。

それはどうしてなのか、栄養面や寄生虫などの観点から解説していきます。

 

 

 

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太刀魚は食べ過ぎるとよくない?

白身で淡白な味で天ぷらやムニエルなどがおいしい太刀魚ですが、食べ過ぎると良くないという声もあります。

実は100gあたり266kcalと意外と高カロリーなんです。

同じ白身のカレイだと100gあたり95kcalなので、太刀魚がいかに高カロリーかわかりますよね。

他の食べ物でいうと、アップルパイ1個、チョコパン1個などに相当するようです。

 

太刀魚に含まれる栄養素は、たんぱく質をはじめ、DHAやEPAといった脂質、ビタミンEやビタミンD などです。

これらは生活習慣病を予防したり、アンチエイジング効果などもある栄養素だといわれています。

たくさん食べ過ぎなければ体に嬉しい効果もたくさんありそうですね。

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太刀魚の刺身は大丈夫?

太刀魚はもちろんお刺身にしても食べることができます。

しかし、いくつか注意が必要となります。

 

アニサキス

太刀魚にもアニサキスは寄生しています

アニサキスとは寄生虫の一種で、魚が生きているうちは腸内に生息しているのですが、宿主である魚が死ぬと自力で腸から移動し、筋肉の方に逃げてきます。

そのため、太刀魚を刺身で食べる場合はアニサキスに十分に注意する必要があります。

もしアニサキスを摂取して胃まで到達すれば激しい胃痛や嘔吐、腸の場合は激しい腹痛(腸閉塞に似ているといわれています)を引き起こします。

 

アニサキスは目で見ることができますので、刺身にする時は目を凝らして確認することが必要だといえます。

生きた太刀魚の場合は筋肉にアニサキスはいませんので、できれば生きたものを捌くと安心ですね。

 

アニサキスは塩焼きで死ぬ?

アニサキスは寄生虫ですので熱や冷凍には弱いといえます。

加熱する場合は、60℃で1分で死滅するといわれていますので、塩焼きなどでしっかりと焼けば安心して食べることができます。

塩焼きだけでなく、煮たり揚げたりなど、熱を一定時間加えればアニサキスは死滅します。

太刀魚を食べるときは加熱する方が安心なのではないでしょうか。

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皮は毒?

太刀魚は見ても分かる通り、ウロコがなく、きらきらと輝いています。

あの皮には「グアニン」という物質が含まれています。

グアニンは模造真珠を作るときに使われたり、マニキュアやアイシャドウにも使われるものです。

焼いたり加熱すれば大丈夫ですが、古くなった太刀魚を皮付きのまま刺身で食べてしまうと、グアニン中毒を引き起こすこともあるので注意が必要です。

 

次の日も大丈夫?

太刀魚の刺身は冷蔵保存なら翌日も食べることができます。

しかし、やはり生ものですのでできるだけ早く食べるほうが美味しいといえるでしょう。

2日以上経ったものは焼いたり煮たり、熱を入れて食べると美味しく頂けますよ。

 

まずい?

太刀魚はクセもなくとても美味しい魚ですが、まずいという声もあります。

皮が硬めなので、刺身の場合はちゃんと処理をしないと口当たりが悪いことも。

また、小骨が多いので食べるのが面倒という方もおられるのかもしれません。

 

太刀魚の美味しい食べ方

 

 

白身で味も淡白な太刀魚はどんな料理にも合います。

ここでは太刀魚の美味しい食べ方についてご紹介します。

 

太刀魚のムニエル

太刀魚の切り身を洗って水けを切ったら、両面に片栗粉をまぶします。

脂を熱したフライパンで太刀魚を両面焼いたら、最後にバターを入れて絡め風味をプラスします。

オリーブオイルとレモン汁、パセリかミントを刻んだものを混ぜてソースを作ります。

焼いた太刀魚をお皿に盛り、ソースをかけたら出来上がり。

とても簡単なのに美味しく仕上がりますよ。

 

太刀魚のかば焼き

3枚におろした太刀魚に小麦粉をまぶします。

フライパンで身側から焼き、両面に焼き目を付けます。

焼けたらいったん取り出してフライパンの油をふいたら、醤油、砂糖、みりん、酒を混ぜたたれをフライパンに入れ煮詰めます。

太刀魚を戻し入れ、絡めたら完成。

ご飯の上にのせてかば焼き丼にしてもおいしいです。

 

太刀魚の卵巣は生で食べる?

あまり知られていませんが、太刀魚は卵巣も食べることができます。

煮つけにする場合もありますが、ちゃんと処理すれば生でも食べられますよ。

 

食べ方

太刀魚の卵巣の薄皮を切り、中身の卵を取り出します。

塩と日本酒で味付けし、半日ほど置いておくとたらこのように食べることができるようです。

ほかにも、塩水を作り、少しの酒・みりん・昆布を加え、そこに3〜4日太刀魚の卵を漬けておいてもおいしく食べられるようになるとのことです。

 

 

 

まとめ

  • 太刀魚は白身で淡白だがほかの白身の魚に比べると高カロリーなので食べ過ぎには注意が必要。
  • 刺身でも美味しいが、寄生虫アニサキスがいる可能性も。捌くときはよく見よう。不安なら加熱するのが無難。
  • 太刀魚の銀色の皮はグアニンという物質でできている。古くなるとグアニン中毒を起こすこともあるので、生で食べるなら新鮮なものを選んで。
  • 太刀魚は洋風和風どちらの料理にも使えるとても便利な食材。
  • 卵巣も処理をしっかりすれば生でたらこのように食べることが可能。
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