ロウカット玄米は太る?危険といわれる理由や食べ続けた場合はどうなるか

従来の玄米で健康維持やダイエットをしている方も多いかと思いますが、玄米は栄養は豊富ですがぼそぼそした食感が食べにくかったり、炊きにくいというデメリットがあるんですね。

ロウカット玄米は、玄米の表面にある硬くい防水性の役割をする「ロウ層」を除去することで、ぼそぼそとした食感をなくし、玄米よりも手軽に炊けて白米に近いのが特徴です。

私は、玄米のぼそぼそした食感が苦手なんですが、ロウカット玄米は従来の玄米に比べると、とても手軽に炊くことができてぼそぼそ感をそこまで感じることがなく、おいしく食べることができました。

今回は、ロウカット玄米は太るのか、危険性や食べ続けた場合どうなるのか口コミや炊き方など、ロウカット玄米について紹介していきたいと思います。

 

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ロウカット玄米は太る?1合のカロリー、糖質、GI値

ロウカット玄米はダイエットにオススメの食材と言われていますが、「ロウカット玄米を食べると太る」といううわさも聞いたことがあります。

そこで、ロウカット玄米と白米、通常の玄米を一覧にし、1合は150gなので、100g当たりの数値を1.5倍にしています。

 

白米(1合150gあたり)

(炊く前) (炊く前)
カロリー 537kcal 252kcal
糖質 115g 55g
GI値 84

 

通常の玄米(1合150gあたり)

(炊く前) (炊く前)
カロリー 530kcal 248kcal
糖質 107g 51g
GI値 55

 

ロウカット玄米(1合150gあたり)

(炊く前) (炊く前)
カロリー 531kcal 177kcal
糖質 109g 38g
GI値 51

 

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炊くと水分で重さが約2倍になるので、炊いたあとは100gあたりのカロリーや糖質も減ってるようにみえますが、実質的にはあまり変わりません。(洗米で少し減る程度)

イメージとしては、炊く前は1合丸々米ですが、炊いたあとは1合のうち半分は米で半分は水分って感じですね。

 

GI値は、食後の血糖値の上昇スピードを表したもので、GI値が高いと血糖値を急激に上げてしまう食品なんです。

血糖値が上がると、糖を体内に取り込んで、エネルギーに変えたり、多くのインスリンが分泌されます。

GI値の高い食品を摂ることによって、過剰に分泌されたインスリンの働きが余ったエネルギーを脂肪として蓄えようとしてしまうんですね。

 

GI値が55以下の食品は低GI食品とされているのですが、ロウカット玄米は低GI食品になります。

低GI食品は太りにくい体を作るといわれていますので、ロウカット玄米は体の健康づくりにもオススメの食材といえますね。

カロリーや糖質も白米や通常の玄米と比べても低く、ダイエットにもいいといわれるロウカット玄米なんですが、白米に近いおいしさでヘルシーなので、ついつい食べすぎてしまうと逆に太る原因にもなります。

ロウカット玄米でも食べすぎると太ってしまうということなんですね。

 

ロウカット玄米が危険といわれている理由

ロウカット玄米は白米に近く食べやすいのが健康志向の人にとって人気ですが、毒性があって危険だということを聞いたことがあります。

通常の玄米を食べるときにヒ素、アブシジン酸、フィチン酸という成分が心配されていますが、ロウカット玄米は大丈夫なのでしょうか。

 

ヒ素

玄米には無機ヒ素という成分が多く含まれています。

しかし、食品安全委員会では食品を通してヒ素を体内に入れたときの健康被害は報告がなく、問題はないといわれていますね。

 

アブシジン酸

玄米が外敵から身を守るために発芽を抑制しようとする発芽抑制因子の成分です。

また、体の中のミトコンドリアを損傷させる危険があるといわれています。

 

フィチン酸

カルシウムや鉄分の吸収を阻害されているといわれるフィチン酸ですが、米以外にも小麦やそばにも含まれています。

玄米に限った話ではないんですね。

 

ロウカット玄米は、ロウ層をカットするときにヒ素も取り除かれていますし、アブシジン酸は生活習慣病の予防や改善に役立ちます。

お米に含まれている無機ヒ素は、玄米の外側のぬかの部分に多く含まれていますが、バランスの良い食事を心がければ健康への問題はないといわれていますので、安心して食べることができますよ。

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食べ続けた人の声

ロウカット玄米を食べた人達の口コミをいくつか紹介します。

  • 玄米は炊くのも面倒だけど、ロウカット玄米は白米と同じように炊けるのが便利でいい
  • 普通の玄米より白米に近く、もちもちしていておいしい
  • 味にクセがなく、食べやすい
  • 玄米よりもローカロリーで飽きがこない
  • ちょっと高いので、財布には悪い

 

ロウカット玄米は白米に近い味で食べることができ、長く続けられるという声が多かったですね。

とくに体が悪いとか良くない声はありませんでしたが、値段が高いという声はありました。

玄米のように炊く前の時間を置くのも短いので、手間がかからず助かります。

 


普段から白米を食べているとわかりませんが、玄米を続けていると、たまに食べる白米の炭水化物量を肌で感じるんですよね。笑

 

 

ロウカット玄米の炊き方

ロウカット玄米をおいしく炊くには、お米の分量と水の量がポイントです。

 

  1. 炊飯器にお米を入れて水も目盛り通りに入れる
  2. 水につけたまま時間をおく(夏場30分、冬場1時間ほど)
  3. 白米モードで炊く

 

金芽ロウカット玄米は無洗米仕上げをしているので、とぎ洗いにの必要はないようですが、私は気になるタイプなので、さっと洗い流しています。

水にしっかりつけ置きしておくことがポイントなのですが、玄米は2~8時間くらいつけ置きするので、それに比べると短い時間で炊くことができますね。

1回炊いてみて、自分のお好みで水の量を増減するのがオススメです。

 

浸水なしでも大丈夫?炊き方は?

ロウカット玄米を水につけ置きしないでおいしく炊くことが出来るのか気になりますね。

いろんなメーカーのロウカット玄米を調べたところ、どのメーカーもだいたい30分~1時間つけ置きしてから炊くというパターンでした。

 

しかし、時間がなく、忙しいときはつけ置きしなくても白米モードで炊いてもいいようです。

白米も30分ほどつけ置きして炊くとおいしいというので、できるだけつけ置きして炊くことをオススメします。

 

ロウカット玄米は太るのかまとめ

玄米は健康やダイエットにいいといわれますが、炊くには時間もかかり、ぼそぼそした食感が食べにくいという方にはロウカット玄米はオススメですね。

白米と変わらないおいしさで、カロリーや糖質も若干低く、GI値も低いのでダイエットに向いている食材と言えます。

美味しいからといってついつい食べすぎないように注意して、健康志向の生活をしてみてはいかがですか。

 

 

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