水出し緑茶が危険なのは作り方?水道水よりもミネラルウォーターのほうが良い?

暑い日などは特に、冷蔵庫で冷たーく冷やされたお茶をぐいっと飲みたいですよね。

しかし、水出し緑茶は水道水やミネラルウォーターによっては危険と聞きます。

水出しは手軽な反面、沸されていないし、雑菌の繁殖が怖い、安全性に不安がある、と考えられます。

本当に水出し緑茶は危険なのか、作り方や保存期間などについてご紹介していきたいと思います。


 

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水出し緑茶が危険なのは作り方

日本の水道水は厳しい基準を満たしているお水ですので、そのまま水出しに使っても全く安全性に問題はないと言われています。

しかし、問題なのは水道管です。

途中の配管にはどうしてもサビが出てしまうので、そのまま水道水を使うのは危険という意見もあります。

また、水道水には消毒で使われた塩素が残留しているので、それが心配だという人もいると思います。

残留塩素(カルキ)はそのまま飲んでも問題の無い程度しか含まれていませんが、どうしてもカルキ臭は気になってしまいますし、緑茶の風味を損ねてしまう原因になります。

緑茶に含まれるカテキンにはこのカルキを分解する働きがありますが、水出しの場合はこのカテキンがお湯だしの物より少ないので充分にカルキ抜きができないそうです。

水出し緑茶を水道水で作る場合は、一度煮沸させてから冷まして使えば、カルキ抜きにもなりますし、消毒にもなって菌の繁殖を抑える事が出来ますが、どうしても手間と時間がかかってしまいます。

また、菌が繁殖しやすくなる原因に茶葉があります。

お茶を淹れてカテキンの抜けた茶葉は、殺菌作用が失われ、残ったたんぱく質の影響もあり、腐敗しやすくなります

なので水出ししたボトルなどに茶葉をずっと入れて置くと、傷むのが早くなります。

水出しでしたら好みによりますが、冷蔵庫で2~6時間ほど浸出すればできますので、できたらすぐに茶葉を取り出してください。

茶葉を放置するのが一番危険性が高くなります。

 

水道水とミネラルウォーター

緑茶に合う水は軟水と言われています。

日本の水道水はほとんどが軟水で緑茶を淹れるのに適しています。

しかし、水道水をそのまま使うと、水道水に含まれるカルキのせいでカルキ臭が気になったり、お茶の風味を損なってしまいます。

ミネラルウォーターでしたらそういったカルキ臭などはありませんが、軟水ばかりではありません。


硬水のものもあります。

硬水で淹れると、硬水に多く含まれていると言われる、カルシウムイオンやマグネシウムイオンが、お茶のカテキンやカフェインと結びつき、お茶の色が薄かったり、濁りが生じたり、香りも損なってしまうので注意しましょう。

また、水素イオン濃度は中性のものが良いようです。

酸性のものですと、酸味が強く出てしまい、アルカリ性のものですと苦みが強く出てしまうそうです。

水道水で作る場合は、そのまま使うと心配な面もでてしまい、安全性を高めるためには手間と時間がかかりますし、地域によっては硬度が高すぎる場合もあります。

ミネラルウォーターでしたら緑茶に合う水質の物を選べばより手軽で安全に、美味しい水出しだし緑茶を楽しめます。

そういった理由から、水出し緑茶にはミネラルウォーターの方が適していると言えるのではないでしょうか。


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腹痛や下痢は?

緑茶はカフェインが豊富なので、飲みすぎると過剰摂取で下痢になりやすかったりしますし、茶葉を放置すると腐敗して、腹痛を引き起こしやすいですね。

水出しとお湯だしの違い

次に、お湯だしと水出しの違いですが、抽出される成分に違いがでてきます。

緑茶と言えばカテキンが多く含まれている事で有名ですが、カテキンにはいくつかの種類があります。

お湯だししたものには、エピガロカテキンガレート(EGCG)という成分が多く抽出されます

このEGGCというカテキンは、強い苦みと渋みを持っており、抗炎症作用があります。

また、カテキン以外にも、お湯だしの場合はカフェインも多く抽出されます。

カフェインには興奮や覚醒を引き起こす効果があります。

水出ししたものでは、このEGGCやカフェインがあまり抽出されません

しかし、うまみ成分であるアミノ酸やエピガロカテキン(EGC)はお湯だしの物とほぼ変わらず抽出されます。

EGCは、EGGCと比べ、苦みや渋みが少ないため、うまみを感じやすいお茶になります。

EGCにはマイクロファージと呼ばれる、体内に侵入した有害な細菌などの異物を食べる働きをする細胞の働きを強め、免疫力を高めると言われています。

しかし、EGGCは逆にこのマイクロファージの働きを抑えてしまうので、お湯だしより水出しの方が免疫力をアップさせる効果が高いと言えます。

さらに、うまみ成分であるアミノ酸のテアニンには社会心理的ストレスを軽減させる効果が報告されていますが、EGGCやカフェインが多いと、この効果も弱められてしまうと言われています。

そのため、このEGCやテアニンの効果をより発揮させたい場合は、できるだけ冷たい水で淹れるのがお勧めです。

 

水出し緑茶の作り方や日持ち、注意点

水1Lに対し、茶葉15gほどを目安にしてお茶用パック等に入れ、ポットやボトルなどで抽出します。

パックに入れずにそのまま茶葉を入れても問題ありませんが、茶葉を取り出す際に少し手間がかかります。

お茶が好みの濃さになったら茶葉はすぐに取り出してください。

また、ボトルなどの容器は、プラスチックのものより、ガラスなどの傷が付きにくく、洗いやすい形状のものがお勧めです。

 

出来上がったお茶は2~3日ほどで飲み切る様にしましょう。

急須などで少量淹れる場合は、スプーン3杯ほど、お湯だしより多めの茶葉を入れ、冷水を注いで冷蔵庫で1時間程度置いて淹れてください。

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水出し緑茶の効果

緑茶には様々な効果があります。

カテキンには、抗酸化作用、抗菌・抗ウィルス作用、血中コレステロールの低下、体脂肪の低下などの効果があり、悪玉コレステロールの増加を抑え、善玉コレステロールを増やす、血圧の上昇を抑えるなど効果があります。

カフェインには、中枢神経を興奮させ、活動を活発にさせたり、眠気の防止にもなりますし、強心、利尿、代謝促進の効果もあります。

テアニンには逆に、脳の興奮を抑えてリラックスさせる効果があります。

サポニンには抗菌、抗喘息の作用があり、胃壁の保護などにもなります。

煎茶に多く含まれるビタミンCには抗酸化、ビタミンCの欠乏で起こる壊血病の予防効果もあります。

 

まとめ

  • 水出し緑茶は作り方で危険性を減らす事ができます。
  • 水出し緑茶には軟水で水素イオン濃度中性のミネラルウォーターがお勧めです。
  • お茶ができたら茶葉は放置せずにすぐに取り出しましょう。
  • 水出しとお湯だしでは体への効果に違いがでてきます。
  • 保存期間は2~3日、なるべく早めに飲み切りましょう。
  • 緑茶には身体に良い効果が沢山あります。

 

美味しい緑茶で健康的な生活を送りましょう。


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